ビッグイベントは京都迎賓館参観でした。書き忘れましたが、賓客の歓迎だけに使うのももったいないということで参観できるほか、さらには使用目的などのチェック後、使用許可が下りれば一般でも使えるという説明がありました。何の予定もありませんが一応知識として。
利用日数 3日間(設営、本番、撤去 各1日)
利用時間 午前10時~午後6時
利用料金 約1,700万円
利用日数 3日間(設営、本番、撤去 各1日)
利用時間 午前10時~午後6時
利用料金 約1,700万円
晴天の鷹ヶ峯
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/70/6f3ed9794e1e369ecf9a730391401b39.jpg?1682478390)
霧雨にけむる鷹ヶ峰
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/05/1eac92957fb3cf03b87882e141a03411.jpg?1682438435)
4月第一週に京都への旅を企画して、ハイシーズンなのでホテルがとれません。ようやく取れたホテルが、洛北(京都市北西)にある鷹ヶ峯というところで、私は行ったことがありません。知らないところに行くので興味津々でした。ホテルに入ると正面にこどもが書いたような山容を見せた山が嫌がおうにも目に入ります。
この山が鷹ヶ峯。ちょうど名残の桜、霧島つつじでしょうか紫色の群れもちらほら。一服の絵のような風情を見せていました。
今回は尋ねることができませんでしたが光悦寺も近く江戸時代にはここ一帯はアートビレッジだったようです。
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このホテルは、高低差のある場所に二つの建物が建っていて、その連絡のためにケーブルカーが設置されています。なんだか遠足みたいです。窓の外はまさに春の遠足。花桃と菜の花のきれいなこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/4c/5ffb8d47b8826e90f8683f74a24750fc.jpg?1682437139)
もう一つ情報が。花札に「山の上に満月」という斬新なデザインの正式名称「芒に月」通称「坊主」といわれる札があります。そうなのです。この鷹ヶ峯がモデル。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/2b/9478f67bb7dd63a5e36b24a768b1fffa.jpg?1682437139)
山は真っ黒に刷り上げられていて、なぜ芒というのか調べてみたら、芒が細い線なのでつぶされてしまって一面黒になったのだとか。
鷹ヶ峯の隣にある山は鷲ヶ峰というのです。全然知らなかったこんなミニ情報も現地で聞けばうれしいものですね。
鷹ヶ峯の隣にある山は鷲ヶ峰というのです。全然知らなかったこんなミニ情報も現地で聞けばうれしいものですね。
これなら歩きにくい妹さんでも大丈夫だろうと、上演中の劇団四季「ノートルダムの鐘」のチケットをゲット。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/44/ef85f53b382d47576eb055098d3a3532.jpg?1682681185)
撮影不可ですから、劇団四季のHPを貼っておきます。
これが大変良かったのです。終演後、アンコールは何度も繰り返され、客席からはスタンディングオベーション。
物語性も深く俳優さんたちの力量も素晴らしく、予想を超える感動でした。
物語性も深く俳優さんたちの力量も素晴らしく、予想を超える感動でした。
京都文化博物館にも行ってみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/6c/0dfb0ace2ab7dc75b92bf336245ee129.jpg?1682437999)
会場入り口の紫式部像
原派は有職故実の正確な描写を家業とした画家の流れ。まったく知らない世界でしたが、その正確な細かい描写には驚かされました。大行列の記録画で衣装の文様、官位による衣装の決まり事まで精密に描き分けてあったのにはビックリでした。目的は写真を写すように正確に記録することですから、自然描写も細密でした。描かれた様子と現在の様子を重ねてみられる工夫もしてあり興味深く見せていただきました。撮影不可…
休憩室。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/2a/ed66b3802f911aa13327c3a09e7274cc.jpg?1682438284)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/4d/12ac967883020e7390e7f72107829d22.jpg?1682438124)
友人が長く勤め、現在はボランティアをしている京都府立総合社会福祉会館。全国有数の老人大学を持っているのですって!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/ba/465eda032b4d650012f3b89281620a3c.jpg?1682467753)
帰る日の午後、友人ごひいきの北大路に面したカフェギャラリーでゆったりと大人のお茶時間を楽しみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/d7/2d33b0619723f475063449e826c1345c.jpg?1682438667)
さりげなく出してくださったのがシンプルなマイセンのカップ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/64/6a93a255c5e8f8d9067d417fc3d1f8d8.jpg?1682438549)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/64/6a93a255c5e8f8d9067d417fc3d1f8d8.jpg?1682438549)
おしゃれというか、細かいところまでオーナーの心配りができているお店で、心地よく長居をさせていただきました。
バスで二つ三つ先に目的の大徳寺がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/62/6df55c91529170ed25447a8cef7c5a15.jpg?1682438763)
拝観時間は過ぎていますから、かえって境内を楽しむ気持ちになって、それはそれでよい時間を過ごすことができました。
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この道を歩いている時一陣の風が吹き抜けました。思わず友人と同時に「松籟」と呟き顔を見合わせて、同じ言葉が浮かんだことに感動してしまいました。
大徳寺に行きたかったのは、私が住んでいる伊東市に、大徳寺聚光院伊東別院があるので、一度は聚光院(利休居士のお墓があるお寺です)にお参りしたかったのですが、時間が間に合いませんでしたから、これは再訪しなくては!と誓いました。
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すぐ隣に大徳寺庫裡がありました。正確にいえば「大徳寺の隣に聚光院がある」でしょうね。
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この道標に沿って小堀遠州ゆかりの弧篷庵まで歩きました。
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弧篷庵は少し離れたところにありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/53/a362444161de060ea400f42951590474.jpg?1682440011)
閉門後なのに掃除が行き届いていて、気持ちが正されるようでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/0c/69427cfa1ad1cbeb8657fb1117f0dd9b.jpg?1682440011)
大徳寺境内を出ると今宮神社。数年前に京都の友人が「あぶり餅を食べよう」と連れて行ってくれました。その時はお餅だけを食べてすぐ帰ったので、大徳寺とこんなにも近いなんて思っても見ませんでした。先達が違えば旅も違ってきます。
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右を向けば、比叡山が。
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短い時間でしたが、洛北大徳寺…伺ってよかったです。もちろんまた行くことを心の中に刻み込みました。
そして市バスに乗って京都駅まで。
普段使うところとまったく違うところに着きましたが、なんとなく方向がわかって特別のトラブルにはなりませんでした。現地踏査の体験と駅構内図でゲットする情報は、月とスッポン。種々の情報はあるに越したことはありませんが、それはあくまでも単なる知識。自分の体験をベースにした情報は消えがたく、生活の知恵になってくれます。
隣のイキシア。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/f7/47eee5162c4196b0da2b461a94d65270.jpg)
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