新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

春ですなぁ~の六本木に行ってきた

2015-03-28 21:25:46 | 美術館・博物館・アート/タウンウォッチング

「この春は楽しみな美術展が密集」で挙げた、この春に観たい5つの展覧会の先頭を切って、会期末が一番近い「若冲と蕪村」が開催中のサントリー美術館に行ってきました。

私がサントリー美術館に着いたのはちょうど昼食どきで、展覧会を観る前に昼食を摂ろうと、サントリー美術館のある東京ミッドタウンガレリアをウロウロしてみました。

窓越しのミッドタウン・ガーデンきれい

サクラがボチボチと咲いていて、芝生のと共に、いかにも咲き初めらしいピンクが目に飛び込んできます。

気分よく昼食場所を探し始めたのですが、、、ガレリアのレストランはどこもかしこも混んでいるか、ド高いか、ド高いのに混んでいるのいずれかで、適当な場所が見つかりません

ガレリアをウロウロするうち、あれは何だ

もしかして、「サモトラケのニケ」?

近づいて見ても、やはり「サモトラケのニケ」です

やはり

「サモトラケのニケ」といえば、私が一度だけ訪れたルーヴル美術館で、一番「お持ち帰りしたいと思った作品です

ちなみにルーヴル美術館から「お持ち帰りしたい」と思った作品の第2位フェルメールの「レースを編む女」極めて小さな作品で、物理的にはお持ち帰り可能でした)、第3位は名前のないトルソでした。

それはともかく、「サモトラケのニケ」が、どうして東京ミッドタウンにあるのでしょうか?

説明板によりますと、

ルーヴル美術館が所蔵するギリシャ彫刻の至宝、サモトラケのニケは、2013年から修復が施され、2014年7月、大理石本来の輝きを取り戻し、ルーヴル美術館の元の展示スペースに戻りました。日本テレビではこの修復作業を支援してまいりました。
このニケ像は、日本テレビとルーヴル美術館のパートナーシップの象徴です。
日本テレビとルーヴル美術館は、長期的な展望にたった協力関係を築き、2034年までの20年間にわたり、6回のルーヴル美術館展を日本で開催いたします。

だとさ。

なるほど、東京ミッドタウンからほど近い国立新美術館で開催中の「ルーヴル美術館展 日常を描く―風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄」の広報活動の一環なんですな。

確かに、8年半前の段階でも「サモトラケのニケ」ちょっと汚れておりますな(今、改めて写真を見てそう思うだけで、当時は気になりませんでした)。

どうでも良いことですが、下の写真は、きょう、私が着ていったブルゾン「ツレヅレタバコのNIKEです

そうだ、そうだ、「サモトラケのニケ」翼の「外側」は、本物もこんなに「質素な造り」なのでしょうか?

  

結局、東京ミッドタウンで昼食を摂ることを断念した私、一旦、東京ミッドタウンから外に出て、近くのラーメン店昼食をいただきました。
まぁ、味はそこそこって感じでしょうか・・・

そして、サントリー美術館に向かうにあたりましては、せっかくですので、ちょっと前にガレリアの内側から見てとてもきれいだった、ミッドタウン・ガーデンを散策してみました。

見頃までもう一息って感じですな(プリウスのタクシーが余計だった)。
もう一枚

ガレリアのガラスに映ったサクラウルウルで面白かった

そして、ようやく「若冲と蕪村」展に向かったのですが、こちらのお話は稿を改めます

つづき:2015/03/29 「若冲と蕪村」展のこと

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