新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

「新書版」と言っても判型が違ったりもする

2010-06-08 06:31:20 | 本と雑誌

きのうの朝、出がけに、先日購入した新書版「暦に見る日本人の知恵」を電車の中で読もうと、だいぶ前に買っていたブックカバーを掛けようとしました。


暦に見る日本人の知恵 (生活人新書) 暦に見る日本人の知恵 (生活人新書)
価格:¥ 735(税込)
発売日:2008-03

ブックカバーは、去年5月に2度目の「国宝 阿修羅展」に行った時(記事はこちら)に買ってきた「手織麻布 新書版ブックカバー」です。


100608_1_1


最初に「国宝 阿修羅展」に行った際(記事はこちら)に購入した文庫本用のブックカバーがかなり気に入っていたもので、「いつ使うか判らないけれど、とりあえず新書版用のブックカバーも買っておこう」と購入したもの。
それから約1年も経って、初めてその出番が訪れたという次第です。


   


ところが、デス暦に見る日本人の知恵」に「阿修羅グッズ」のブックカバーを掛けようとしたところ、本がでかくてカバーに入らない

高さはちょっと気になるほど余裕があるのに、幅が足りない


100608_1_2


これでは本を閉じることができませぬ
文庫本用のブックカバーは、厚さが違っても大丈夫なような造りになっていましたが、新書版用のブックカバーは単一サイズになっています。
確かに、文庫本に比べれば、新書版の厚さはごく一部の本を除いて似たような厚さです。
それなのに、どうしてカバーに入りきらない?

結局、今朝はこのブックカバーを使うのをあきらめて、本屋さんからかけてもらった紙のカバー(書皮というらしい)をかけて、出かけました


   


そして帰宅すると、「このカバーは不良品じゃないのか?」と、蔵書から別の新書版シリーズを取り出して試してみました。

まずは岩波新書(カバーなしの古いバージョン)。これはすんなり入りました。

まぁ、岩波新書は薄いしな」と、次に取り出したのは、集英社新書。こちらはカバー付きです。


樋口一葉「いやだ!」と云ふ (集英社新書) 樋口一葉「いやだ!」と云ふ (集英社新書)
価格:¥ 756(税込)
発売日:2004-07-16

ところが、こちらもすんなり入るではありませんか

いったいどういうことだ?

講談社ブルーバックスは明らかに幅広なんですが、NHK出版 生活人新書の「暦に見る日本人の知恵」には、そんな違和感はありません。
でも、試しに集英社新書の「樋口一葉『いやだ!』と云ふ」と並べてみました。


すると、、、、


100608_1_3


わぉ 5mmほど生活人新書幅広だぁ
「わずか5mm」とは言っても、カバーの幅は1cm余分に必要になります。普通の新書版よりも1cmも厚い新書版なんてそうそうあるものではありません(実際にありますけれど…)。


普通と違う判型を使っている生活人新書もどうかと思いますが、これほど幅だけぴっちぴち(縦はかなぁ~り余裕あり)のブックカバーってどうなんでしょうか


ちょっと…な出来事でした。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 検索ワードっておもしろい | トップ | Paris !!! »

コメントを投稿

本と雑誌」カテゴリの最新記事