私のところにはスパムメールはほとんど届きません。
不特定多数の人たちの目の届くところにはメアドを書かないようにしているからなのか、プロバイダーさんががんばっているからなのかよく判りませんが、とにかくもありがたいことです。
それでも、たまぁ~にスパムメールが届くことがあります。
ヘッダーを見ると、現在おおっぴらに使っているアドレス「****@nifty.com」宛てではなく、「****@nifty.ne.jp」宛てに送られてきていることからして、ずいぶん前に流出したアドレスを使ってスパムメールを送っているようです。
そんなわけで、たまぁ~にスパムメールが届くと、しげしげと読んでしまったりもします。
で、今朝、こんなスパムメールが届いていました。
◇腕時計、財布、バッグのS品‥等の大安い売り→☆特売特典!!
だそうで(「大安い売り」はイイ)、
◇品質を最大限本物と同等とする為に相応の材質にて製作している為です。
(当社の最高級商品はブランド品と同じ材質の材料を使って製造しております、
◇私の会社の商品は現在取引において信用は良好で、数多くのお客様に安心して、商品の購入をしていたたいております。
と、ちょっと日本語に不自由なご様子。
やはり自分たちの日本語だと怪しまれると思ったのか、メールの終盤には、
本店の経営者は日本人でございますが、ご安心で商品を購入してください、
快適にご購入するため、登録してからご注文くださいますようにお願いします。
と書かれています。
でも、「日本人ではございますが」と「ご安心で商品を購入してください」では意味が通じないなぁ。やぶ蛇だと思いますが…
さて、この記事のタイトル「『S品』って何だ?」ですが、私、寡聞にして「S品」なる言葉を今朝まで知りませんでした。
さっそく調べてみますと、「S品」の他に「A品」「N品」というのもあるそうで、とあるネット販売サイトでは、
と、同じブランド商品で「A品」「S品」「N品」ごとに価格を変えて販売されています。
どうやら偽ブランド品の等級を示す符牒のようなものらしい。
そのランクは、「A品<S品<N品」という見方もあれば、「A品<S品=N品」という見方もあるようです。「A」「S」「N」が理由のあるネーミング(頭文字とか)なのか、その由来は皆目判りませんが、少なくとも、どれも偽ブランド品(百歩譲ってコピー商品)で、販売・転売を目的に所持していると商標法違反で罰せられますし(5年以下の懲役若しくは500万円以下の罰金)、海外から持ち込もうとした場合は、本人が本物だと信じて購入したものであっても税関で没収されます。
ご注意くだされ
ちなみ私、偽・本物を問わず、ブランド品にはほとんど興味がありません。
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