一昨日の日曜日、いつもの帰宅路を逆にたどって、世田谷美術館に行ってきました。
後ろに見える煙突は、元祖「いつも赤信号な交差点」(最新の記事はこちら)の名前の由来になっている世田谷清掃工場のものです。
それはともかく、今、世田谷美術館では「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」が開催中です。
19世紀後半から20世紀初頭にかけて、西洋では浮世絵をはじめとする日本美術が大流行します。その大胆な構図と色使い、独特の装飾模様は西洋の美意識に根本的な変革をもたらし、ジャポニスムという現象が生まれました。
本展は、初期ジャポニスムを代表するクロード・モネの大作《ラ・ジャポネーズ》をはじめ、ボストン美術館の所蔵品より厳選された絵画、版画、素描、写真、工芸など約150点を紹介します。西洋の芸術家たちが日本の浮世絵や工芸と出会い、何を学び取り入れ、新たな美を創造したのか、さまざまな角度から検証していきます。
というこの展覧会、予想以上に楽しいものでした
前もって、こちらで予習して行ったのもよかったのかな…
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目玉の「ラ・ジャポネーズ」は、ホント、華やかでとにかくステキ
緋色が鮮やかだし、着物の柄(がら)の武士像が、まるで押し絵のようにモリモリと沸きたってくるし、とりわけ着物の刺繍に使われている金糸が輝きまくっています
そして、「どぉ?」と微笑むカミーユさん(モネの奥さん)がかわいらしい
会場の出口に、実物大(=カミーユさんの等身大)の顔ハメがありまして、
カミーユに挑戦!
あなたも小顔美人
なんて挑発的な看板が立っておりました。
そして、チラ見しておりますと、「カミーユに挑戦」するのは、相当な自信と覚悟が必要だと思いました
カミーユさんはかなりの小顔ですぞ
と、きょうはホンのイントロダクションということでご容赦を