新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

なんてステキなジャポニスム (前編)

2014-07-15 23:26:26 | 美術館・博物館・アート

一昨日の日曜日、いつもの帰宅路を逆にたどって、世田谷美術館に行ってきました。

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後ろに見える煙突は、元祖「いつも赤信号な交差点」(最新の記事はこちら)の名前の由来になっている世田谷清掃工場のものです。

140715_1_04 それはともかく、今、世田谷美術館では「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」が開催中です。

19世紀後半から20世紀初頭にかけて、西洋では浮世絵をはじめとする日本美術が大流行します。その大胆な構図と色使い、独特の装飾模様は西洋の美意識に根本的な変革をもたらし、ジャポニスムという現象が生まれました。
本展は、初期ジャポニスムを代表するクロード・モネの大作《ラ・ジャポネーズ》をはじめ、ボストン美術館の所蔵品より厳選された絵画、版画、素描、写真、工芸など約150点を紹介します。西洋の芸術家たちが日本の浮世絵や工芸と出会い、何を学び取り入れ、新たな美を創造したのか、さまざまな角度から検証していきます。

というこの展覧会、予想以上に楽しいものでした
前もって、こちらで予習して行ったのもよかったのかな…

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目玉の「ラ・ジャポネーズ」は、ホント、華やかでとにかくステキ

緋色が鮮やかだし、着物の柄(がら)の武士像が、まるで押し絵のようにモリモリと沸きたってくるし、とりわけ着物の刺繍に使われている金糸が輝きまくっています
そして、「どぉ?」と微笑むカミーユさん(モネの奥さん)かわいらしい

会場の出口に、実物大(=カミーユさんの等身大)の顔ハメがありまして、

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カミーユに挑戦!

あなたも小顔美人

なんて挑発的な看板が立っておりました。
そして、チラ見しておりますと、「カミーユに挑戦」するのは、相当な自信と覚悟が必要だと思いました
カミーユさんはかなりの小顔ですぞ

と、きょうはホンのイントロダクションということでご容赦を

コメント
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