このブログのカテゴリーの一つに「トイレからの脱出」というのがあります。
最近はこのカテゴリーの記事をほとんど書いていませんが、ブログを書き始めた初期には、ネタに苦しくなると、チビチビと、なんと2か月半にもわたって「トイレからの脱出」シリーズを書き綴ったものでした。
このシリーズは、私が日英2カ国を股にかけて体験してしまった「トイレ
に閉じこめられてしまったぁ~
事件」の顛末を記したものですが、こんな私にとって見逃せない記事がasahi.comに載っていました。
題して、「1人暮らし、都会の死角 自宅トイレに8日間、女性救出」
閉じ込められたのは○○△△さん(63)。11月4日午前1時ごろ、寝る前にトイレに入ったとき、ドアがひとりでに閉まった。驚いてドアを開けようとしたが、びくともしない。トイレ前の廊下に立てかけた「こたつセット」の段ボール箱が倒れ、ドアと壁の間にぴったりはまってしまったのだ。
ということで、この女性は、他の人に気づかれないまま、8日間もトイレに閉じこめられていたというのですよ。
飲み水とトイレには困らないとは言え、食料もないし、寒かっただろうし、それ以上に「不安」が厳しかったのではなかろうかと思います(経験者談)。
この記事によると、
自宅でトイレや風呂などに閉じ込められるケースは少なくない。どちらも1人で入り、携帯電話を持っていかない場所。倒れた物がドアをふさいだり、取っ手が取れて開けられなくなったりする例が多いという。
だそうな。
確かに、私の場合も、日本での体験は「倒れた物がドアをふさいだり」だし、イギリスでの体験は「取っ手が取れて開けられなくなったり」に近い(実際は取っ手が空回り)。
う~む、、、私だけではないのですなぁ~。
専門家の方は、「閉じ込め防止策として、そもそもトイレのドアは閉めない方がいい。不作法なようだが、どうせ一人暮らしなのだから」とおっしゃっていますが、こりゃちょっと、実行したら自堕落になりそうで難しいかも…
それにしても、記事で取り上げられたこの女性、救出されて良かったデス。
皆さんもお気をつけくださいませ。