今回買ったテレビ(PanasonicのTH42-PZ800)は「アクトビラ(http://actvila.jp/)」の「ビデオ・フル」対応の機種でして(この点が機種選定の最後の決め手でした)、しかも、3月末までの期限付きながら3,000円+tax分の視聴権がついてきた(http://panasonic.jp/actvila/)ものですから、さっそく試してみました。
ちなみに、宅内LANには、ブルーレイ・レコーダーを買った時に導入した無線LAN子機を通じてつなげました。
で、まずは回線スピードチェック。全然問題ありませんでした。「ビデオ・フル」は「実効速度12Mbps程度を想定」だそうで、NTTからの伝送距離が近ければADSLでもなんとかなるかもしれません。
次に、住所・氏名とかクレジットカードを登録。セキュリティが個人的に「?」なので、普段は滅多につかわないカードで登録しました。さらに、「アクトビラお試しキャンペーン」を申し込み。この際、「キャンペーン専用コード」の入力を求められて、「いったい何、これ?」と思ったのですが、対象商品(TV or レコーダー)を購入⇒Webから愛用者登録⇒「キャンペーン専用コード」が記されたメールが届く、という手順を踏むんですね。愛用者登録はさっさと済ませていたので、メールをチェックすると、確かにPanaさんからメールが届いていました。よかった、よかった…。
さて、何を観るか、と、アクトビラのホーム画面を探ってみると…、なんと探しづらい。初めて行く店で商品を探すようなものなのでしょうけれど、それにしても、タイトル一覧が見られるようにしたり、検索機能をつけないと使いづらくてしようがありません。
そんなこんなで、記念すべき最初のオンデマンドビデオ視聴の対象に選んだのが、NHKオンデマンドから「映像の世紀パック」でした。傑作「映像の世紀」全11集のうち、第1集~第6集を、2週間いつでも観られて1,500円+taxというもの(単品なら300円+tax)。
「映像の世紀」は10年以上も前に初回放送された番組で、私は初回放送を何本か欠けながらもなんとか観て感動に打ち震えました。そして、数年前の再放送は全編をHi-8で録画し、その後、DVD-Rにダビングして、大事なコレクションとして保管&視聴しています。大事なコレクションと言いながらも、ダビングの経緯から画質はひどいし、ところどころ絵や音は飛ぶしで、なんとも寂しい状況でした。かといって、DVDソフトを買おうにも、半端じゃなく高価!
![]() |
NHKスペシャル 映像の世紀 SPECIAL BOX [DVD] 価格:¥ 81,900(税込) 発売日:2005-11-25 |
「映像の世紀」そのものについては稿を改めるとして、初めてのアクトビラ&NHKオンデマンド、満足しました。時代がここまで来たことに感嘆しつつ、ビデオ・オン・デマンドの明るい未来を感じました。
頻繁に利用することは無いだろうと思いますが、ライブラリーがもっと充実して、作品を選びやすくなればお世話になることもあるでしょう。