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新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

バイバイ~ん、交通科学博物館

2014-04-07 22:52:02 | ニュース

きょう、ネットで「大阪・交通科学博物館が閉館、1万人名残惜しむ」というニュースを見ました。

140407_1_01 そうか、昨日が最終日だったか…

ついに、こちらのリーフレット「お宝」化してしまいましたか…

140407_1_02 交通科学博物館が閉館することは、随分前から私の耳にも届いていまして、今年1月の大阪遠征の際、「最初で最後の交通科学博物館訪問」を旅程に組み込みました(この大阪遠征の旅程はこちら)。
JR弁天町駅から至近(っつうか真下)の交通科学博物館、この日(今年1月25日)閉館前に行ってみよかということなのか、家族連れで賑わっていました。

140407_1_03

ちょっと展示品を詰め込み過ぎ(敷地・建物が狭い)の感はありましたが、テーマパークっぽい鉄道博物館に比べていかにも「博物館」っぽくて、これまた良い雰囲気です。

例えば、架線に関する展示なんて、かなりマニアックで、私はホゲホゲでした。

140407_1_04

また、「展示用模型 蔵出し大公開展」コーナーは見所満載
天王寺駅のコンコースを飾っていたというつづれ織り「熊野詣」とか、

140407_1_05

二代目京都駅貴賓室にあったというシャンデリアとか、

140407_1_06

家畜運搬用「カ1500形貨車」の1/5スケール模型(大きい)とか、

140407_1_07

ときめきました

   

屋外の展示もナカナカで、復原された二代目京都駅駅舎の1番ホーム上家(うわや)は雰囲気満点です。

140407_1_08 さらに、プラットホーム上のこちらなんて、寝台列車がたくさん走っていた頃が甦ります。

140407_1_09の京都駅では、この洗面台がさぞや活躍したんでしょうなぁ…

また、こちらは、いかにも「交通科学博物館」らしい展示と言えるかもしれません。

140407_1_10

「給水栓」です。

蒸気機関車は、水蒸気の力で動くわけで、そのためには石炭と水が必要です。
そのを供給するための「水栓」です。

蒸気機関車が「企画もの」以外から姿を消した今、現役の「給水栓」を観ることはできないだろうな…

この「給水栓」を観ながら、大好き映画「ナチュラル」(蒸気機関車が給炭&給水するための停車中のできごとが大きな意味を持っています)を思い出した私でございました。

あと、こちらにはぐっと来ました

140407_1_11 寝台特急「日本海」のヘッドマーク

私にとって初めての関西旅行となったのは高校の修学旅行でして、帰りは大阪駅から寝台特急「日本海」に乗って秋田へ向かったのでしたっけ…
ちなみに往路昼間特急「白鳥」でした。
ひたすらトランプに興じていた気がするなぁ…

   

きのう閉館した交通科学博物館は、京都に移転して、「京都鉄道博物館」として再生するとのこと。

140407_1_12

あの「梅小蒸気機関車館」(訪問記こちら)と一体になったら、かなぁ~り 魅力的博物館になりそうデス

小さい頃から何度も「交通科学博物館」に出かけた方々にとって寂しいことかもしれませんけれど、2016年春を楽しみに待ちましょう

【追記】諸事情により、ちょいと追記します。

この「交通科学博物館」の展示は、その名のとおり、「鉄道」だけでなく、飛行機(下の写真はこちらの記事でも登場した「誉」エンジン)とか、

140407_1_13

(下の写真は、私も乗ったことのある青函連絡船・八甲田丸の模型)とか、

140407_1_14

クルマ(下の写真はダイハツ・ミゼット)も展示されていました。

140407_1_15

こうした展示物は、「京都鉄道博物館」に居場所を見つけられるのでしょうか?
これらの鉄道以外の展示物の多くが「鉄道博物館(旧・交通博物館)」の所有だっただけに気になるところです。 (2014/04/08 22:14)

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明日はJRのダイヤ改正

2014-03-14 23:30:50 | ニュース

明日、3月15日、JRのダイヤ改正が行われます。
JR東日本の場合、今年の改正の目玉は、

秋田新幹線「こまち」の320km/h 運転開始
○長野新幹線に新型車両E7系導入
○高崎線特急の車両置き換えに伴う輸送体系見直しと新たな通勤着席サービス開始
○常磐線(各駅停車)のデータイム増発に伴う武蔵野線との接続利便性向上
○東京メガループの利便性向上
  ・南武線、朝通勤時間帯の増発と快速運転の拡大

だそうで、この中では、私にとって関係ありそうなのは、最初の「秋田新幹線『こまち』の320km/h 運転開始」くらいのものです。
秋田新幹線「こまち」の車両が、すべてE6系に置き換わって、スピードアップするというわけですが(下の写真は去年4月に私が初めて乗ったE6系@大宮駅。記事はこちら)、

140314_1_01

一方、初代「こまち」E3系秋田新幹線から引退です

140314_1_02

140314_1_03

上の写真は、今年1月の帰省Uターンで私が最後に乗った「E3系こまち」です(記事はこちら)。

秋田新幹線からは引退したE3系ですが、山形新幹線東北新幹線では走り続けるようですから、まだしばらくはお目にかかれそうです。

   

もう一つ、今年のダイヤ改正で感慨深いのは、寝台特急「あけぼの」レギュラー引退

140314_1_04 今夜のNHK「ニュースウォッチ9」では、下りラストランの出発の模様を上野駅から生中継するは、上りラストランの秋田駅(途中駅)での到着・出発を生中継するはで、この取り扱いの大きさは何だ って感じでした。

私が初めて上京したのは高校生のときで、その交通手段が寝台特急「あけぼの」

生まれて初めて乗る寝台特急(ブルートレイン)の走行中の振動や、発車時の衝撃(客車ですから…)が印象的でしたっけ…
そして、それ以上に印象的だったのが、夜が明けて上野が近づいたときの車窓の風景
恐らく、蕨~川口付近の風景かと思うのですが、巨大なマンションが立っていて、各戸の入口のドアが同じ形でズラリと並んでいました。
自分の家を間違ったりしないのだろうか と思った記憶があります。

数年前の年末、たまにはブルートレインで帰省してみようか と思い立って、寝台特急「あけぼの」の下りのきっぷを申し込んだことがありました(ブルートレインのきっぷえきねっとでは予約できません)。
発売日の昼休み、どきどきしながら東京駅のみどりの窓口に行くと、「ハズレの予約番号」が張り出されていまして、数個しかないその「ハズレの予約番号」の中に私の予約番号が入っていました…

   

私が最後に寝台列車に乗ったのは12年前、中国の瀋陽⇒北京です。
瀋陽を夜に発って、翌朝には北京に着きますから、ちょうど秋田⇒上野と同じような距離なのかもしれません。

その寝台(硬臥)というのが、凄かった

140314_1_05

3段式というのは、私が最初に乗った「あけぼの」もそうでしたから、高さがないのは似たようなもの
問題は、落下を防止するベルトも、ベッドを囲むカーテンもないこと

おいおい、こんな状況で眠れというのか と思ったら、9時か10時になると、車内のすべての照明バホッと消されて、真っ暗

確かに、これならカーテンは不要です…
それにしても、よくベッドから落ちなかったものですな。
それと、毛布がなんだか湿っているような感じで、ちょっと… でした。

   

話を寝台特急「あけぼの」に戻すと、レギュラー引退の理由は、利用者の減少車両の老朽化だそうです。
何度か「あけぼの」「北斗星」を見かけたことがありますが、車両の外観は確かにかなり老朽化していて、ちょっと痛々しいほどでした。

収入とコストを天秤にかけると、普通のブルートレインにはお金をかけられないのだろうな…と納得です。

やはり、今の日本では、寝台特急が生き残る道は「カシオペア」や「ななつ星」のような豪華寝台列車しかないのだろうと思います。
いつかは豪華寝台列車で旅行してみたいと思ってはいるのですが、それは実現できるのはいつのことなのでしょうかねぇ…

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まだあったか、ダイヤルQ2

2014-03-03 21:45:46 | ニュース

先日、日経電子版に、


140303_1_01 「ダイヤルQ2、25年の歴史に幕」という記事が載っていました。


NTT東日本と西日本が提供する有料情報の料金回収代行サービス「ダイヤルQ2」が28日、約25年の歴史にひっそりと幕を閉じる。最盛期には8500番組まで増え、高額請求や売買春目的の利用は社会問題にもなった。インターネットの普及で利用者も番組も激減したが、一部の番組提供者からは惜しむ声も上がる。


だそうで、一時期、「ダイヤルQ2」を利用していた私としましては、しみじみしてしまいます…


って、もちろん、「売買春目的の利用ではありませんゾ
私、競馬の予想に際しては、長いこと、競馬データベースソフト傑作「TARGET  frontier JV」を愛用しています。


140303_1_02


現在は、JRA-VANが提供するデータ(定額・有料)を、インターネットを介して、この「TARGET  frontier JV」に組み込んでいますが、以前は、ダイヤルQ2からデータをダウンロードしていました。もちろん、モデム&電話回線を使って…。
毎週末、ダイヤルQ2に接続して、ピー ガー ガー グゥウョー…とネ。


普段の開催なら、データのダウンロードは1分くらいで済んだと記憶していますが、やっかいなのは、GIの開催週でした。
とにかく、ダウンロード時間がかかる


時間がかかっても、1回でダウンロードできればしめたもので、ヘタすると回線が切断されてしまい、もう一度最初からやり直し…


「ダイヤルQ2」は、データ量に応じた課金ではなく、通信時間に応じて課金されましたから、たまったものではありません


JRA-VANはどれだけ望外の収入を得たことでしょうかねぇ~
結構アコギな商売だったりして…


   


この日経の記事に、こんな記述があります。


若者らが長時間利用して高額な情報料を請求されるケースが相次いだほか、男女2人が会話する「ツーショットダイヤル」が売買春目的で使われるなどして問題になった。東京都品川区の男性会社員(42)は「高校時代に自宅に10万円を超える請求があり、父に激怒された」と振り返る


こんな経験を持つ「男性会社員(42)」を、日経どうやって見つけ出したのでしょうか?
「街頭で道行く中年男性をとっ捕まえてインタビューした…」なんてことはあり得ないでしょう


ねつ造? いやいや、それは記者の良心に反する
想像するに、記事を書いた記者の周辺、あるいは、記者本人体験っぽいなぁ…


それはともかく、日本のIT史上に名を残した「ダイヤルQ2」お別れの乾杯をします。

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東名・港北PAから出られなかった話2題

2014-02-20 23:49:34 | ニュース

まず、先週火曜日(2月18日)のETC利用実績をご覧ください。


140220_1_01_2


東名高速東京料金所を通過したのが6:57と、珍しいほど早い時刻だったのに、横浜町田ICを出たのは9:08


ノンストップならば10分、いつものように港北PA朝・昼食を買った場合でも20分弱で通過できる区間だというのに、この朝の所要時間はなんと2時間11分


この間、私は何をしていたのかといいますと、ほとんどの時間、港北PAから本線に出る車列の中にいました


この日、2月18日は、先週末の大雪の後、先々週の教訓(こちらの記事に書きました)から職場の駐車場雪だらけで使えないだろうと予想して電車で通勤し(私の読みは当たっていました)、「もう大丈夫だろう」と自動車通勤を再開した日です。


140220_1_04 港北PAの手前までは至極順調で、港北PAで買い物した時刻は7:08でした。
これならば、通常は7:15頃には横浜町田ICを抜けられたはずだったのですけれど…


自宅を出発する前に道路交通情報を見たところ、東名高速海老名付近渋滞の表示が出ていましたし、クルマナビVICS情報でも、その渋滞が港北PAの辺りまで伸びていましたので、横浜青葉ICR246に降りようかとも考えました。

ですが、VICS情報によればR246の下りにも渋滞の表示が出ていましたし、前日、同僚がR246大渋滞にハマって酷い目に遭ったことを聞いていたこと、そして何よりも、トイレに行きたかったもので、東名を走り続けることにしました。


ところが、トイレトと買い物を済ませて本線に戻ろうとすると、本線に向かってPA内に車列ができていました


しかも、この車列が動かない


海老名から先(どうして厚木ICから先」ではなかったのか、かなり疑問)が「除雪作業のため通行止」ということは知っていたのですが、それにしても車列が動かない

渋滞の先頭車両ほか多くの車両が、通行止めの解除を待っているとしか思えないほど、びたぁ~~と停まって、なかなか動きません


結局、私のクルマが本線に出られたのは8:55頃のことでした。


つまり、2時間近く港北PA閉じこめられていたわけです。

もう1日、電車通勤にすればよかった…と思ったのでありました。


   


実は、その前の週も、私は港北PAに閉じこめられました、


140220_1_02_2


2月13日(木)のこと、東名を走る途中、ヘリコプターが飛んでいるし、妙にパトカーが多いなと思いながら、例によって港北PAに入ると、駐車スペースは妙に空いているし、何台もの警察車両が停まっているし、PAのあちこちに普通の制服のお巡りさんがウロウロしています。
大捕物
でもあるのかと思わせる一方で、その割には、空気が緩い


何事なのだろうかと考えつつも、この日の朝・昼食を仕入れてクルマに戻り、走りだそうとすると、一人のお巡りさんが近づいてきました。
そしてお巡りさん曰く、


すみません。7:35頃までPAを出られません。


ですと

なぜ出られないのかを聞きたい気持ちもありましたが、それを聞くのもヤボな気がして、20分ほど港北PA通行再開を待つことにしました。

時間がもったいないですから、レストランで朝食を摂り、それでもまだ時間がありましたので、喫煙所で一服していると、先に一服していたおじさん曰く、


天皇陛下が通るらしいですよ


だとさ。


なるほど

それならこの状況は合点がいきます。


そして、喫煙所からは本線の様子が見えますから、この際、天皇陛下車列を見ておこうと思ったのでした。


そして数分後、東名高速下り線から一般のクルマが姿を消し、ちょっとすると、白バイ隊が通過し、そして、アンテナが林立する黒塗りのクラウン(いかにも公安車両)数台が通過していきました。

どのクルマ本命なのか判りませんでした…


この朝、いったい、天皇陛下はどこへお出ましだったのでしょうか?


宮内庁のHPで当日のご予定を見ると、、、、


140220_1_05


あれ 御所?

話が違う…


ちょいと調べると、こちらの新聞記事を見つけました。


皇太子さまは13日、静岡県沼津市などに位置する徳倉(とくら)山(256メートル)、鷲頭山(392メートル)、大平山(356メートル)の通称「沼津アルプス」を縦走した。宮内庁によると、皇太子さまが学習院時代に遠泳した駿河湾の遊泳場から見えるため、以前から登山を希望していたという。


だそうです。

ということは、あの車列「一人登山」に向かわれる皇太子殿下の車列だったということですか?
あの通勤時間帯、「ご公務」ならともかくも。「一人登山」だったとはねぇ~


もう随分前のことになりますが、夜の大手町で、「皇太子殿下のクルマが通られます」ということで、横断歩道を渡るのをしばらく待たされたことがありましたっけ…
まぁ、いろいろなことがある、っつうことで…

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記録的大雪って!

2014-02-15 06:51:30 | ニュース

昨夜は、


明日は、昼頃までには雪がだいぶ溶けて、何事もなかったように横浜に出撃できる気がしています(希望的観測かもしれませんナ


と高をくくっていた今回の降雪「先週のような大雪にはならないでしょう」という週半ばの予報と違って、首都圏では先週並み、一部地域では「記録的大雪」だそうです
交通機関は、首都圏の高速道路は軒並み通行止めだし(下図は2月15日 6:00時点)、


140215_1_01


電車も始発時点では運転見合わせ続出しています。


東横線は、元住吉駅追突事故が発生して、


2014年02月15日 06時32分 現在
0時30分頃、東横線は衝突事故の影響により、渋谷駅~菊名駅間目黒線武蔵小杉駅~日吉駅間運転を見合わせています。振替輸送を実施しています。運転再開見込みは、たっておりません。


だとか
ハード&ソフト両面で保安対策がしっかりしているはずの大手私鉄追突事故なんて、ちょっと信じられません。
こりゃ復旧には時間がかかりそうです


他の在来線も、今のところは運転見合わせ区間だらけの状況JR東日本の運行情報
まぁ、そのうち、間引きしながらも動き出すでしょうけれど…


一方、新幹線は、東海道新幹線「東京駅~三島駅間の上下線で、雪のため、通常より速度を落として運転を行います」ですが、雪には強いはず東北・山形・秋田・上越・長野新幹線が、「雪の影響で、上下線で運転を見合わせています」
なんとも困った状況です


140215_1_02 きょうは電車が動き出したら、ルートは複数ありますから、臨機応変に選択しながら、早めに新横浜に向けて出発することにしましょう。


「MISIA星空のライヴVII -15th Celebration- Hoshizora Symphony Orchestra」横浜公演に遠征してくる皆さんは大変だなぁ…

Good Luck としか書けないのがもどかしい


【追記】用事があって最寄り駅周辺へ外出してきました。

道路状況、とりわけ歩道の状況は、先週より酷い

短靴しか持っていない私は、いつものテニスシューズを履いて出かけたのですが、自宅を出て数メートルグシャグシャ


よく「シャーベット状の雪」といいますが、まさにフラペチーノ状態で、交差点では深さ10cm近く冠水している状態でした。

ありゃ長靴じゃないと大変です。


でも、フラペチーノの中を歩いている時こそ冷たいのですが、雪の上を歩いている分にはさほど冷たさを感じませんでした。慣れとは恐ろしいものです

でも、横浜に向けて出発するまでに状況が好転する可能性はかなり低そうで、これだと替えの靴と靴下を持っていかなければならないかも…。

替えの靴と靴下に加えて、靴下の上からポリ袋を履けば、冷たさは若干緩和されるかな?なんて考えたりもして。


先日のTVニュースで、ホームセンターではスノースコップや長靴が入荷するするなり売れている様子(いわゆる“sell like hotcakes” ってヤツ)を報じていましたので、ダメモトで、開店時刻を待って近所のホームセンターに行ってみました。


140215_1_03 すると、売っていました、長靴


コレさえ履けば、「雨に唄えば」で雨の中で楽しく踊りまくるジーン・ケリーのように、シャーベットだろうがフラペチーノだろうが、ドカドカと踏み込んでいけます


長靴を履いてコンサートに行くなんて、無粋ではありますが、背に腹はかえられません


ところで、電車が徐々に動き出しました。


私のルートでは、湘南新宿ラインは相変わらず運転見合わせですが、埼京線・京浜東北線・東海道線横浜市営地下鉄東海道新幹線は動いていますし、横浜線「東神奈川~小机駅間は運転を再開」になっていますので、横浜アリーナまでの複数ルートを確保できました。。


でも、不通区間は多いし、飛行機は散々だし、高速道路も全然ダメだし、ヤキモキしている人が多いことでしょう


気を長く持って、落ち着いて、そして余裕を持って行動してくださいネ。(2014/02/15 11:38)

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カーリングに見入ってしまった

2014-02-12 22:14:59 | ニュース

ソチオリンピックが始まっていますが、時差が極端で、平日には翌日のことを考えるととても生で観戦する気が起きなくて、朝起きて結果を知る毎日です。
ライヴでは、せいぜい各種目の予選を見られるくらい…


…だったんですが、きょう帰宅してTVのスイッチを入れると、女子カーリング日本vsロシアを放送していました


ホントは、「忘れた頃に年末の愛知旅行記を再開(その4)」の続きを書くつもりだったのですが、女子カーリング日本vsロシアに見入ってしまって、、、、


いやはや、カーリングって面白い
「氷上のチェス」と言われるとおり、先の先まで読む思考力に加えて、それを実現するスキルも必要なスポーツで、やっている人たちも楽しいだろうし、見ている方も楽しめます


さらに、日本vsロシア戦の場合、選手選考にはビジュアル面も要素に入っているのではないかと思えるほどで…


そんなわけで、「忘れた頃に年末の愛知旅行記を再開(その4)」の続きはまた後日

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かなり降った割にはあっさりと溶けた

2014-02-09 15:39:47 | ニュース

きのうの、なんでも東京都心でも20cm以上も積もる20年ぶりの大雪だそうで、自宅付近でもかなり降りました。


140209_2_01


こりゃ数日は電車通勤かな… と思ったら、きょうの暖かさで雪がグングンと溶けたし、駐車場の除雪もできたし(さっき給油してきました)、明日はクルマで通勤できそうです。


よかったよかった…


つづきのようなもの:2014/02/11 大雪のあとの通勤

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明日は大雪?

2014-02-07 22:48:12 | ニュース

天気予報によれば、明日の西日本~東日本の太平洋側大雪のようです。


140207_1_01


なんでも、去年の「成人の日」(記事はこちら)どころではなく、「20年に一度の大雪とか…


まぁ、うまい具合に週末なので、明日は自宅にこもって(食糧は充分)、ブログを書きまくろうと思っていますが、問題は、あさって日曜日、が上がった後、駐車場をうまく雪かきできるかということ

が柔らかいうちに寄せておかないと、そのままになって、その後一週間はカッチンカッチンになっているのは確実ですから


首都圏では明日の早朝からあさっての朝にかけてが降り続くそうで、あさって日曜日の朝の時点でどれだけ積もっているのか、かなり気にしています。


   


もう随分昔の話になりますが、私、による大規模停電を体験しました。


その時は、湿った雪電線に付着して、それが強い風にあおられて回転して、結局、電線が雪だるま状になった雪の重さに耐えかねて切れたり送電鉄塔までもが、一ヶ所で電線が切れた反動で次々と倒れてしまいました。
あの日、街のあちこちで見た、地面近くまで垂れ下がった電線は忘れられません


また、私は停電を知ってすぐに近所のコンビニに行ってローソクを買ってきましたが、友人コンビニに行ったときには既にローソクが売り切れていた、、なんて話もありましたっけ…


この体験と、3・11後の計画停電の体験(記事はこちら)を生かして、トイレ用の水と、LEDランタンの準備をしておくことにします


みなさんも準備を怠りなく

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「個人名」ではなく「ユニット名」?

2014-02-05 22:44:32 | ニュース

ビックリするニュースでした。


140205_1_01


NHKニュースから引用しますと、


耳が聞こえない障害を乗り越えて作曲しているとして、CDが異例の売り上げとなっている、佐村河内守さん(50)が、代表作の交響曲などを別の作曲家に作ってもらっていたことを、5日未明、弁護士を通じて発表しました。


というもの。
(個人的には)「前代未聞できごとデス


その後名乗り出た、佐村河内守(さむらごうち まもる)さん「さむら かわちのかみ」ではありません)に曲を作ってあげていたという方(新垣隆さん)によれば、


この度は世間をお騒がせしまして誠に申し訳ございません。私は佐村河内守氏のゴーストライターを18年間にわたってやっておりました。その件につきまして、皆さまの前でお詫び申し上げたいと思い、記者会見を開かせていただきます。


なんだそうな。
18年間にわたって「ゴーストライターをしていたとは…


の世界では、政治家本とかアイドル本ゴーストライターによって書かれているとか、政官財界のお偉いさんの演説・挨拶がスピーチライターによって書かれていることは、まぁ常識と言って良いかと思いますが(実は、私もスピーチライターみたいなことをしたことがあります)、クラシック音楽でこんなことがあったなんて、唖然とするしかありません。


さらに、この件に関しては、私、「佐村河内 守:作曲 交響曲第1番 HIROSHIMA」CDを買いましたから(CDを探したけれど行方不明)、結構感じるものがあります。


ゴーストライター」とは、いわば「落ち武者」、、、、いや、「影武者」
ドラマ「あまちゃん」での鈴鹿ひろ美(佐村河内守さん)に対する天野春子(新垣隆さん)のような関係っつうことですか…


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「あまちゃん」のシチュエーションと違うのは、「あまちゃん」では春子さんが鈴鹿さんの「影武者だったのは、大ヒット曲「潮騒のメモリー」1曲で、その後、秘密は守られながらも鈴鹿さんは大女優になったのに対して、こちらは、「影武者をし続けて十数年たってから、「代作」が大ブレークしてしまったこと。
いわば、「あまちゃん」一度きりの嘘を隠し通したのに対して、こちらは「嘘に嘘を重ねた」ということかもしれません


   


NHKニュースによれば、佐村河内さんは、


作曲家(新垣さん)に、曲の構成や楽器の編成、曲調のイメージを伝え、作曲をしてもらう形で作品を発表し、報酬を渡していた


のだそうで、もしこれが真実ならば、5年前の記事「ディック・フランシスと佐伯祐三」で書いたディック・フランシスと彼の奥さん、佐伯祐三と奥さんとの関係に近いかもしれません。

その弁でいえば、「ディック・フランシスと佐伯祐三」で、


佐伯祐三夫妻のユニット名が「佐伯祐三」だったと考えればよいのではなかろうかと…。


と書いたように、「佐村河内守」は、「構想:佐村河内守、作曲:新垣隆」ユニット名と捉えるべきかもしれません。


ただ厄介なのは、佐村河内さんの作品が、聴覚障害者が作曲したもの、「交響曲第1番 HIROSHIMA」被爆2世たる佐村河内さんが広島の鎮魂のために作曲したものとして、世の中の注目を集めたこと。
この点では、佐伯祐三夫妻のケースよりも、「『元騎手で女王陛下の持ち馬にも乗った』キャリアを持った競馬ミステリーの名手」ディック・フランシスと彼の奥さんの「ユニット」に近いかもしれません。


   


この「佐村河内 守:作曲 交響曲第1番 HIROSHIMA」、きょうの帰宅時、クルマのHDDにMISIAの新曲「僕はペガサス 君はポラリス」を入れた後、久しぶりに聴いてきました。

帰路の途中から聴き始めて、しかも、道が空いていたもので、自宅に帰り着いたときは、まだ第2楽章でした。


実は、私、「交響曲第1番 HIROSHIMA」を通して聴いたのはホンの2~3回です。


正直言って、この曲を通して聴くのには、結構厳しいものがあります。

まず、曲が長いし、ひたすら陰鬱だし、そして何よりも、キャッチーな旋律がほとんどない


確かに和声はキレイなんですが(どことなくショスタコーヴィチ風の響き)、聴覚障害者が作曲したもの」あるいは被爆2世たる佐村河内さんが広島の鎮魂のために作曲したもの」という前提がない状況で、この曲を何度も聴き返すのは、よほどハマった人以外には難しいのではないかと、改めて思った次第です。


佐村河内さんCD絶版コンサート中止になるようです。

佐村河内さん、そして、「落ち武者」、、じゃなく、「影武者」だった新垣さんの今後はどうなるのか、「興味津々というほどではないにしろ、気になるところです。


【追記】この話を書くのを忘れていました

毎日新聞のサイトに載っていたこちらのコメント、


「HIROSHIMA」のCDブックレットに解説を寄せた音楽評論家の長木誠司さんは「強引な『ストーリー』をまとわせないと、無名の作曲家を世に出すことは難しい時代。発売後の過熱ぶりには、私もへきえきした」と明かす。「私たちは肥大化した『ストーリー』に、踊り、踊らされてしまった。誰もが『音楽ではないもの』を聴いていたとも言え、実に現代的な事件」とみる。


「恥の上塗り」っぽい…

それにひきかえ、こちら清々しさを感じます


同CD録音時に指揮を務めた大友直人さんの関係者は「楽譜を見て素晴らしい作品と思ったので演奏した。別人の作でも、楽譜に記されたことは変わらない」と話す。


(2014/02/05 23:42)

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「人間国宝展」@東博は凄い

2014-02-02 10:52:37 | ニュース

きのう、東京国立博物館(東博)に出かけ、特別展2本、「クリーブランド美術館展-名画でたどる日本の美」「人間国宝展―生み出された美、伝えゆくわざ―」を観てきました。

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きょう2月2日のNHK日曜美術館アートシーンで、この二つの展覧会が紹介されるようなので、混む前に観てこようという次第です。
通常、平成館を会場に開催される特別展では、左側のエスカレーター前にモギリが置かれて、右側のエスカレーターは下りに使われるのですが、今回は、モギリがそれぞれの展覧会場入口に置かれて、エレベーターは右が昇りで、左が下りでした。

ところで、1月12日の記事「今年も“美術館に初もうで”(後編)」に書いたように、「日本美術家の祭典」と題して、この東博の特別展2東京都美術館で開催中の「世紀の日本画」展コラボしています。

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お得なセット入場券が発売されたり(販売終了)、相互割引スタンプラリーが行われたりしています。

  • 展をめぐって、スタンプをすべて集めたら、展覧会会場の特設ショップレジ係員にお見せ下さい。
  • 各展のポストカードのうち指定された2種類の絵柄(3展あるので合計6種類)から、お好きなポストカードを1枚さし上げます。どの絵柄から選べるかはお楽しみ。

というスタンプラリー、東博では、「クリーブランド美術館展」の出口「人間国宝展」の入口の間にある「特設ショップ」の前に台紙スタンプ(エンボッサー)が置かれていました。

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私、既に「世紀の日本画」展前後期セット前売り券販売終了)を購入しておりますデス

   

さて、2つの展覧会、私としては「人間国宝展」の方に圧倒されました

「クリーブランド美術館展」も、宗達工房の作品と思われる「雷神図屏風」雷神のポーズはおなじみ宗達の雷神図と同じだけど顔つきが全然違う)とか、雪舟等楊筆と伝えられる「花鳥図」(柔らかい筆致)とか、大胆極まりない「薄図屏風」「青天七十二芙蓉図」(上半分が金地で下半分が銀地)とか惹かれる作品もありましたが、特別出品のアンリ・ルソートラとバッファローの戦い」、ベルト・モリゾ「読書」パブロ・ピカソ「画家の妹ローラ」(ピカソ18歳の頃の作品の方にうぉぉとなってしまったのは、う~む…でした。

一方の「人間国宝展」は、お持ち帰りしたい作品てんこ盛り
染織、陶芸、金工、漆芸、木工、竹工、日本刀、戴金、そして人形、、、、と、広い分野にわたって最高峰の工芸品が、目が眩むほど展示されていました

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なんと精緻で、完璧な仕事

ス・ゴ・イ…としか言えない、いや、口がぽかんと開いたままになってしまうような作品群を眺めながら思ったのは、こうした超一流の工人たちを支えるには何が必要なのだろうかということ。

チャップリンの「ライムライト」にこんな名セリフがあります。

Yes, life can be wonderful, if you're not afraid of it.
All it needs is courage,imagination, and a little dough.

人生は素晴らしいものになる。人生を怖がっちゃいけない。
必要なものは、勇気と想像力と、そして、ちょっとしたお金…。

人間国宝ほどの人でも、高い志センス、そして技能を持っているだけではダメ
生きて、作品を制作し続けるためには「お金が必要です。
それに加えて、良き理解者も必要なのだろうなと思います。
つまり、アーティストを物心両面でサポートする人が必要です。

これは、サポーター(パトロン)は権力者・富豪・一般大衆とさまざまでしょうけれど、古今東西・分野を問いません
お金持ちの方々には、是非、がんばっていただきたいものです

こんなことを考えたのは、最近、エキセントリックな某市長非文化政策に関するニュースを耳にしたからかもしれません。

それはさておき、ホント、この展覧会は来ました

実は、一番気に入った作品は、「人間国宝展」会場外にありました。

平成館1階の企画展示室総合文化展=平常展の入場券で観覧可能)で特集陳列「人間国宝の現在(いま)」が開催されていまして、そこで観たこちらの香炉

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桂盛仁さんの打ち出し香爐「森閑」です。
図録から引用しますと、

丸い赤銅製の爐を鍛金で打ち出し、大胆な曲線で縁取りされた中に霞の立ち込めた森林を金銀の銷象嵌(けしぞうがん)で表わす。蓋は四分一製で、摘みの木菟(みみずく)は高肉打ち出しによる。

とあります(専門用語が多すぎてよく判らなかったりして…)。

東山魁夷の作品を彷彿とさせる木々の佇まい、それを囲む漆黒、木々のシルエットに切り込まれた蓋、そしてモダンなミミズク

森の静寂を破って、ひやぁ~ と、叫びたくなるほど素晴らしい作品でした。

「人間国宝展」へお出かけの際には、特集陳列「人間国宝の現在(いま)」お忘れなく

コメント (3)
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