日本株は売られたら買い。
株式投資の基本は売られたら買い。新NISAがスタートは、日本株の夜明けだからです。
近隣のレストランは値上げラッシュ。近隣のレストランの値上がりが著しいです。今まで1000円だったカレーうどんが1350円に、インド料理屋さんも20%ぐらい値上がり。
コストプッシュインフレが進んでいます。現金もっていても実質価値が下がるばかりです。
新NISAを機に株式投資を始める方が増えることが予想されます。株式はインフレに強い資産だからです。
日米主要株価指のイールド・スプレッド推移(%)
・イールド・スプレッドから見た日本株
ここでいうイールド・スプレッドとは、10年国債利回りから益利回り(PERの逆数)を引いた値を差します。図は日米主要指数のイールド・スプレッドの推移です。マイナス幅が大きいほど株式が割安です。日米指数のスプレッドは米国ダウがマイナス0.48%、S&P500がマイナス0.41%、日経平均がマイナス3.97%、TOPIXはマイナス5.94%です。
米国10年国債利回りが上昇したため、米国市場では株が割高にあることを示唆しています。一方、日本市場は10年国債利回りが落ち着いているため株式市場に割安感があります。
・何に投資する
純資産倍率(PBR)1倍割れで、配当利回りの高い企業に投資しましょう。
図はPBR1倍割れ企業の一部銘柄とそれらの配当利回りの推移です。
PBR1倍割れ企業の例
配当利回り推移(%)
・米国
米国では企業決算が本格化しています。個人的に気になっているPCARが好決算
発表し、株価は先週2.1%上昇しました。31日にはキャタピラーが決算を発表します。
予想EPSが4.63ドル、調整後のEPSは4.76ドル、売上予想は16.113BLNです。
PCARとキャタピラーは連動性が強いので個人的に決算に期待しています。
キャタピラーの株価は先週4.2%下落しています。31日が楽しみです。
株価推移(先週比、昨年末=100)
四半期ベースの売上高推移(円)
純利益率推移(%)
・トルコ
トルコ政策金利を35%(に引き上げましが通貨は若干下落しています。インフレ率が61.5%と高止まりしているためです。インフレ率の低下が鮮明になればトルコリラが反転するでしょう。
トルコの政策金利とCPI(%)
・インド
センセックス、Nifty50指数ともに2.5%程度下落。
HDFC銀行は年初来安値を更新しました。
インド株(ADR)と指数の推移
証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)
国際公認投資アナリスト(CIIA)
AFP
藤井理
データ:Bloomberg