本日は隅田川の花火大会と町内会の盆踊り大会の日です。盆踊りは20時まで、花火の帰りによってください。
・トルコ株が史上高値更新
思惑通りにトルコ株が買われてきました。指数は史上高値を更新。私が投資しているタークセルもトルコ市場では史上最高値をつけました。
まだまだ、インフレ率と政策金利のギャップが大きいのでまだまだ株価は上昇する可能性が高いと言えます。仮に金利差が縮小すると通貨高が期待できます。
・日本株
日銀が10年債の上限金利を0.5%から1.0%に引き上げました。債券市場は冷静に受け止めています。急激が金利上昇はないでしょう。株式市場では銀行株が金利上昇にともなう収益改善期待から買われました。
米国が利上げを開始した2022年2月からの米国銀行株の動きをみると利上げ直前に上昇したもののその後は低迷しています。深追いはしない方がよさそうです。
銀行株よりも、PBR1倍割れの大型出遅れ株に投資妙味があります。例えば、鉄鋼銘柄があげられます。鉄鋼銘柄のPBRとPERは鉄が0.7倍、7.8倍、JFEが0.61倍、7.26倍、
神戸鋼が0.65倍と6.7倍です。
日本株は来年から本格的な上昇が期待できます。仕込むなら今のうちです。
個人は短期売買より、長期投資で値幅を取りましょう。
・中国
中国不動産救済策期待で、不動産銘柄が急騰しました。投機筋が中心で、年金などは
中国株投資に消極的なので一時的な上昇となりそうです。
どんな政策が打ち出されるか?現状の経済政策では景気回復まで10年以上必要でしょう。
藤井 理
データ:Bloomberg