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おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日はIT活用の原稿執筆と午後は神奈川県小田原の中小企業のコンサルティングをします。
今日は会社の命令を聞かない従業員についてです。
中小企業の現場でコンサルする際に、社内会議に参加するというコンサルティングもあります。社長と従業員、そして私です。
以前は、社長が「では今後は○○しよう」と発言すると、腑に落ちない点があってもその場では「分かりました」と言う従業員が多かったのものです。
それが最近では「私は○○したくありません」と発言する従業員が増えています。おそらく社長と2人で対面した場合にはこのような発言はしないのかもしれませんが、外部のコンサルタントがいるからこそ、実情を分かって欲しいという意味から社長の言葉に反論するのかもしれません。
意見と命令は異なります。すべての命令の責任は社長にあります。社長はその覚悟で命令を組織にするのです。命令に従うことができないのであれば、会社にもその従業員にもよい結果はもたらしませんから、労働契約を解除するべきでしょう。命令に従わなくても解雇されない、と誤解している従業員もいるようです。
ただし、社長命令に従わない従業員の多くは、実は「寂しさ」が背景にあるものです。自分が会社に認められていない。努力を社長が褒めてくれない、自分だけが頑張っている…、等です。
中小企業経営者の皆さん、従業員が指示に従わないと嘆く前に、自らが従業員の考えや心理状態を理解しているかを自問してみましょう。従業員の心理に着目するのです。
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2008年4月2日(水)14:25 TBSラジオ「いきいき企業応援隊」に竹内幸次が出演します!
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