パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

助けてくれる人

2013-07-25 12:36:14 | ちょっと寄り道=独り言=
 3年前、
岐阜の病院に5日間入院した時は、2人部屋でした。

最初の同室人とその家族は…、本当に最悪でした
・携帯電話使い放題。
・見舞の家族が、留守をしている私のベットに手荷物を置く。
・見舞の男共が、カーテン上のメッシュから私を覗く。
・病室でワイワイ歓談をする。
これが1日半続きましたが、手術当日に同室人が退院してくれたので、
術後の大変な時は、部屋には私一人でした。

手術から1日半後、
今度は、10歳くらい年上のお姉さんが新しく入院され、同室になりました。
この方は、とても感じの良い常識的な人でしたので、
サクッと身の上話をしたり、励ましあったりしました。
そして、この方が手術を受けた日に、私は退院となりました。


 今回の入院は、6人部屋でした。
当然ながら全員女性。
年齢層は、30代前半かな?
私から見たら“ムスメさん”ばかり。
お姉様…は、私だけで、雰囲気的にかなり浮いていました

 今まで考えた事が無かったのですが、
ムスメさん…って、一番良い世代ですよね…。
とにかく、見舞が多い…

昼間は、両親に義両親。そして親戚のおじさんおばさん。
夜には、夫と子供(2歳位の子ばかりだった)。
…コレが毎日毎日やって来る
休日には、職場の人や友達なんかも来たり。

親が健康で、世話を焼いてくれて、頼る事が出来る…って、
本当に羨ましいな…と思いました


 私は、旦那サン一人が頼りでした。
母は、十数年前に他界。
父は、ガサツで気の利かない昔の人。
義両親は遠方に住んでいる上に、不安定な病気持ち。
妹は、パートと子育てで、ネコの手も借りたい位の忙しさ。
…もう本当に、旦那サン一人しか、頼れる人はいません。

でも、
この旦那サンは、週に2回、病院に来てくれて、
洗濯物を持ち帰ってくれたり、差し入れをしてくれたり、
家の事も、いろいろ良くやってくれました
(会社に持って行くお弁当も、自分で作っていたらしい)

同室のムスメさん方が、チヤホヤ状態だった分、
自分達だけが、厳しい状態に置かれている気がしましたが、
若くても、見知らぬ土地で一人、頑張っている人もいますし、
夫婦で助け合うのは、普通の事ですよね?
周りから見たら、淋しい人…だったかもしれませんが、
自立とは、きっとそういうもの

 実際、
今回は、ムスメ部屋でしたが、
他の部屋だったら、話はまた違ったと思います。

昔、母も入院していた「おばさん部屋」では、
見舞客(おばさん友達)こそ沢山いましたが、
何人かは、コインランドリーを使い、自分で洗濯をされていました。

この世代ですと、ご主人がご健在だとしても、頼りにならないでしょうし、
所帯を持って出て行った子供たちは、子育てや仕事で忙しくしているでしょうし、、
親の世話に手が回らないのだろう事は、何となく想像出来てしまいます。
それに、「子供に迷惑を掛けたくない」…という親心も理解出来ます。

   おばさんって偉いですね…。
   これぞ、本当の“自立”。

おばさんを見習えば、   
私も、もう少し旦那サンに負担を掛けず、やっていけたかもしれません。

でもまぁ、たまにはドップリ助けて貰うのも、良いですよね?
…と言いつつ、療養中の今も、色々助けて貰っています。

親兄弟が元気でいてくれて、
たった一人でも助けてくれる人がいる…というのは、
考えてみれば、本当に有難い事ですね。


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