創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

久しぶりのコンサート

2014年12月15日 | 日記

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工房の中、大音量で好きなピアノ曲を流しながら、
先日から続けて大物の壺を制作している。

程よい気温の季節なら壺作りも難なくこなせるが、
どっさりと雪が積もり、パタパタと音がするほどの工房の外は雪。
窓越しに時々外を見ながら、ほぼ裸状態で壺作りをしている。

肩まで壺の中に腕を入れるので、
シャツなどが回っている壺に引っかかってしまう。
テレビなどで見る「 作務衣 」などは、とてもじゃないけれど邪魔。

そして壺作りが一段落したら土練機の作動開始。

一週間に一度は作動させている土練機(どれんき)、
私の気持ちを嘲笑っているかのごとく、
いまだに問題が解決しない。

極々(ごくごく)ちっちゃな鉄粉がいまだに出てくる。
友人も色々と思案してくれているが不思議で仕方ない。

爪の先の黒い物が鉄粉。
こんなにちっちゃいのに、焼くと何十倍もの大きさになってしまう。
青磁、白磁は勿論の事、金結晶でも、この粘土は使えない。
良い季節になったら再度分解をしようと友人と話している。

このような私の毎日、友人がコンサートに誘ってくれた。
「 CDばかりではなく、生音を聴きに行こう、」と。

我が家から車で15分も走れば、鶴来総合文化会館クレイン。
雪降る中出かけてきた。友人は松任からやってきた。
公演の案内がロビーに出ていた。

青少年のためのレクチャーコンサート、
「 音楽の愉しみ」。

奏者は、ヴァイオリン・渡辺玲子、ピアノ・江口玲 の二人。
馴染みの曲を解説を交えての演奏、とても良かった。
青少年のため、のはずだったが、大人が多かった。

開演前にチェンバロの調律を行っていた。
私はチェンバロの弦がどのように張られているか分からない。
調律師は座ったままで調律をしていた。

横のピアノはすでに調律が終わっていて、開演まで丁寧に調律していた。
チェンバロの繊細な響き、ハンマーを回す手元が気になってしまった。
と言うより、調律にはハンマーは強すぎて使わないのでは・・・。

さすがに素晴らしいヴァイオリンとピアノ演奏、十分に満足できた。
出来れば調律師の名前も出してほしかった。

演奏が終わり、出口へと並んでいたら、
何人もの知り合いから声が掛かった。
皆さん聴きに来られていた。

誘い出してくれた友人に心から、「 ありがとう!」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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