|
忘れな草 |
仙台の個展から戻って早や5日経過。
あれもこれも片付けねばと思いつつ、気ばかりが焦ってしまい、
すべての計画が空回り。
たった10日の留守だったのに、急に春めいてきたのか気温も随分と高くなって、
前庭の畑は別にして、他の地面は草ぼうぼう。
ありゃりゃ、と草の中を覗いてみると 忘れな草。
今年も沢山の花を咲かせている。 昨年の種が飛び散ったのか、かなりの株が成長している。
個展の後片付けを済ませたら、エンジン付きの草刈機で一気にキレイにしようと思っていたが、
忘れな草 は株ごと起こして、プランターか何かに植え替えしなくては。
でも、しかし タイツリ草 の姿がどこにも見当たらない。
去年はあんなに見事に咲いてくれたのに、一体どうしたのだろう。
その内にひょっこりと芽が伸びてくるのかも。 そう信じることにしよう。
|
憩いの森・クリン草 |
歩く運動をしなくてはならない私。 当初は義務感で行っていましたが、
慣れとはよくいったもので、歩かないと気持ちがスッキリしなくなってきている自分に驚いている。
仙台・藤崎個展のあいだは、全く歩きも運動も出来なかった、というより、しなかった。
ここ数日、とても良い天候に恵まれて、近くの堤防を歩いておりましたが、
久し振りに車で5分のところにある、憩いの森 に出かけてきました。
まだほんの若葉だった木々も、今では青葉が茂り、まばゆい光線に照らされてみずみずしい。
散歩コースの途中にあるクリン草が植わっている場所、程よい日陰になって美しい花を咲かせていた。
昨年の今頃の日記にはミズバショウの話題を取り上げましたが、
そのミズバショウはクリン草が植わっている場所のすぐ近く。
可愛いミスバショウは今ではその面影も無く、ウチワのような大葉をユサユサと風になびかせて。
世界情勢や、日本政府の不安定な経済政策、加えて生活の不安が渦巻いている昨今、
私達はそれらに右往左往していますが、こうして自然の中にすっぽりと包まれていますと
それらの事柄をほんの一時でも忘れさせてくれるような、そのような力が自然にはあるように
思ってしまいます。
一周30分コースを2周し、肺いっぱいにオゾンと英気を分けてもらい、
清々しい気分で帰って参りました。
さあ、これからは本腰を入れて個展の締めを行わなければと思います。