27日朝、小松を発って羽田に到着。羽田ー横浜ー鎌倉と電車を乗り継いで、鎌倉に到着。
はるか昔、修学旅行で訪れているはずの鎌倉、駅を降り立ったがその時の記憶が蘇らない。
もちろん当時とは趣も環境も変化しているとは思うが、何もかもが初めての地、そう感じた。
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鎌倉駅 |
記憶の断片、
確かに訪れているはずなのに、すべての記憶のページをめくっても鎌倉そのものが出てこない。
わずかひとつの記憶が、鎌倉大仏の前で記念写真を撮った、それだけが思い出として残っている。
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江ノ電 |
尾崎左永子先生、そして先生のお仕事のアシスタントをされていられる平塚恵子様のお世話で
宿泊ホテルをご用意いただき、由比ヶ浜のダイヤモンドホテル鎌倉別邸ソサエティーに向かった。
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江ノ電、中吊り |
鎌倉市を上げての鎌倉芸術祭、鎌倉駅、市内はもちろんのこと、
江ノ電の中吊りにも芸術祭の案内が載っていた。
写真の尾崎先生の写真に添えて、歌書と陶磁器展のご案内がされていた。
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鎌倉駅の前、50メートル先 カトレヤビル前の看板 |
28日、第三回鎌倉芸術祭・歌書と陶磁器展が始まった。
展示会が始まる前まで先生とは作品の打ち合わせ等、いっさい行っていなかったが、
先生のご配慮か、とても格調高く展示でき、内心ホッとしたのも事実。
初日は鎌倉ケーブルTVの取材も入り、期間中放映されるとのこと。
先生との出会いや、青磁に取り組んだいきさつなどを話させていただいた。
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ギャラリー内 |
さすがに鎌倉、加えて芸術祭とあって観光客や地元の方々で道があふれている。
初日より多くの方々にお越しいただき、歌書と陶磁器展をご覧いただいております。
今年は、源氏物語1000年紀、と言うことで、先生は毎日のようにびっしりと詰まったスケジュール。
初日は一日会場に居られましたが、帰ってから深夜まで執筆をなさった、とは翌日のお話し。
ご高齢なのに夜遅くまでの原稿書きで、睡眠も充分に取られていられないとのこと。
お体が心配だが、書かずにいられない、書きたいものが沢山あって、とおっしゃる。
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ギャラリー内 |
初日、二日、そして今日、遠くは金沢、千葉県、東京近辺、横浜市、鎌倉市、
そして金沢から名古屋に戻られた新聞社のお客様が訪ねてくださった。
私のホームページをご覧頂き、休日を待たれてお越しくださったとのこと。
皆様の温かいお心に幸せを感じております。
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尾崎先生のお作 めつむれば またあふれくる 夕光の(ゆうかげの) さくら さながら 桜の浄土 |
今晩は東京からおこし頂きましたお客さまも鎌倉別邸ソサエティーに宿泊されるとのことで、
つい先ほどまでホテル内の静かなレストランで盃を交わさせて頂き、有意義なお話しを伺いました。
大学でのご指導を終えられても、現代に通ずる江戸時代からの歴史にご興味をもたれ、
その経済の仕組みを紐解かれていられるとのこと。
尾崎先生、そして今晩ご一緒させていただきました先生、
その勉学に対する情熱に感服し、私も更なる精進をと、改めて肝に銘じております。
始まったばかりの、第三回鎌倉芸術祭、歌書と陶磁器展、
ぜひのおこしをお待ち申し上げております。