日中の気温も上がってきて、
玄関わきに植わっているドウダンツツジの蕾もふくらんできた。
大きなドウダンツツジ、離れて見ると花が咲いたような感じがする。
いつの頃からか、敷地内のいたるところで勿忘草が根付いた。
勿忘草(わすれなぐさ)、実は1月からすでに咲いていた。
雪が降ったり積もったりしていたが、なぜか咲いていた。
こんなに早く咲かなくてもと思っていた、勿忘草、
4月はすぐそこに、という時季になったので写真を撮った。
ゴマ粒みたいにちっちゃい花だが、誠に美しい色をしている。
ロクロ場の真ん前、
ガラス窓越しに見えるドウダンツツジ、そして勿忘草、
粘土を揉んでいるとドッと疲れが襲ってくるが、
これ等の植物を眺めていると元気が出てくる。
以前みたいに、一気に沢山の粘土を揉めなくなったので、
小分けして均一に粘土を揉んだ。そして作品制作。
かなり大きな作品に挑戦した。
慎重に、ゆっくりとロクロを回して作り上げた。
こんどは心地良い疲れがフッと襲ってきて、ロクロから離れた。
泥が付いた手や腕を洗って外に出た。Tシャツでも十分にあたたかい。
敷地入口には、これまた大株に育ったユキヤナギ。
この前までは固い蕾だったけど、二、三日の気温で咲き出した。
この雪柳(ゆきやなぎ)、咲き始めると一気に花開く。
きっと早く散るのだな、そう思って写真に収めた。
前庭には狭い畑、キャベツが順調に育ち始め、
その傍らには勿忘草、ここにも沢山咲いている。
けっして忘れてはいないよ、と可愛い花を観察した。