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個展作品整理 |
いよいよ個展が近づいてきた。
来週の日曜日は作品搬入と陳列を行う。
そして今日、個展用作品の最終窯焚きを行っている。
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データーの選び出し |
窯焚きと同時に、先日撮影した作品の整理を行っている。
窯焚きは昨日も行い、工房の中はガマンできないくらいの温度になっている。
天井近くに設置してある大型換気扇は間断なく換気しているが、それでも温度は下がらず。
大小と二基の窯のある工房内、昨日は大窯で作品を焼き上げた。
火を落として数時間の休憩を取り、すぐ小の窯に火を入れた。
今日も強い陽ざしだったが、湿気も少なく、このような日は青磁や白磁を焼くには最適。
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窯変紅彩壷(辰砂) |
とにかく今日は気ぜわしい一日となった。
作品整理、選び抜いての作品の撮影、そして小窯の状態をたえず観察。
加えて朝からパソコンの電源を入れっぱなしにして、プリンターで印刷。
四種に分けてある作品群、その三群まで作品が揃い、それらをパソコンに取り入れて整理。
あれもこれもご覧いただきたいが、全部と言うわけにはいかず、データーを出したり入れたり。
二年ぶりに行う金澤画廊での個展、来て下さるお客様方に心から満足していただけるよう、
心こめて作品を焼き、整理を行っております。
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バーナー付近 |
そうこうしている内に窯の温度も上がってきた。
窯の温度は1、100度を超えている。 そろそろ工房に入り、
最後の微調整をしなくてはならない。
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還元炎 |
煙道からは還元炎がキレイに立ちのぼっている。
この還元の強弱を見間違えると、美しい作品が焼き上がらない。
この小窯には、先日作った平皿が入っている。 美しい青磁釉薬が線文に溜まり、
希望通りの文様が浮かび上がることを願い、今から工房に入ろうと思います。