創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

初めての沖縄

2016年10月31日 | 日記

小松空港から那覇まで2時間半弱の飛行。
途中見えた火口、阿蘇か?

12度から31度の気温差の那覇、なぜか懐かしい感じがした。

ウチナーンチュの開催があり、
今回はフェースブックの友達のお誘いを受けての沖縄の旅。

空港までお迎えに来ていただき、恐縮してしまった。

友達の野中さん、初めてお目にかかった上原さん、
上原さんは沖縄そばのお店を経営されていられる。
お忙しいのに、私達のために時間をくださった。

同じく友達の日野さんも夜には合流して楽しい時を過ごした。

翌日、初めての沖縄で初めてのレンタカーで首里城まで。

ウチナーンチュ大会と重なった為か、観光客が多かった。

昼前、昨晩お目にかかった上原さんが来てくださり、
運転も変わって頂き、一路名護市のブセナ・テラスホテルへ。

沖縄サミットが行われた万国津梁館(ばんこくしんりょうかん)

昼食はホテルのテラスでゆっくりと。
沖縄に着いて懐かしく思ったのは、このホテルからも感じた。
三越個展が終わるたび、プーケットに出かけていた。
その時の感じと似通っていたためかもしれない。

昼食後、沖縄美ら海水族館(おきなわちゅらうみすいぞくかん)まで。

その後、沖縄市でライブ活動されている、
ロックンローラー、宮永さんのステージライブショー。

大音響でのステージは迫力があった。

今回出会った方々との会話、
それぞれ生き方は異なっているけれど、
真摯に前向きに、地にしっかりと立っていられ、
「生きざま」を見せて下さり、また感じさせて頂いた。

どのような旅になるかと思っていたが、誠に充実した旅だった。
改めて自身の生き方も確認できた旅だった。
 

帰路の飛行機、沖縄とは10度以上の気温差、
カゼを引かれないよう、体調管理をとアナウンス。
小松到着、なぜか体の芯が温かく寒さを感じなかった。
人生は旅、良き出合いを得ることができた旅だった。

 

 

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年貢の納め時

2016年10月25日 | 日記

 26~27歳の時、
工房を建てたくて、毎日小松市役所に通い続けた。
農業法があって、田畑を宅地には転換できない、
何度言われただろう。

しかし、周りを見渡してみると、
田が埋められ家が建ち始めていた。
なぜ許可が下りないのか、と何度も食い下がった。
その後いろいろあって、すべての建築許可が下りてきた。

ただ条件は、住まいをしている事実が必要と。
建てたくもない自宅を建てなくてはならなかった。
工房さえ建てられれば、いつの日にか自宅をと思っていた。
思いもよらぬ出費で、小さい自宅を建てるしかなかった。

37、8年経過した我が家、
家中が痛みはじめ、とうとう床の補強をする羽目になった。

応接室兼展示室を徹底的に片づけ、
いつでも作業ができる状態にした。
頼んであった大工さん2人が来られ、
作業が始まった。

私も手伝って、3人で絨毯をめくったりした。
さすが、75歳、76歳のベテラン大工さん、
きれいな仕事をして下さった。

応接室をほぼ終了し、玄関へと仕事は移っていった。

作業を見ていると、リホームのほうが手間がかかる。
新築だったら、決まったものを順々にこなしていけばよいが、
今あるものを保持しながら補強することは、難しいと分かった。

ほぼ1週間かけて応接室兼展示室と廊下が補強できた。
まだほかにも手直しすべき部屋があるが、
また機会をみてお願いしようと思う。


 

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2016年10月20日 | 日記

 ハッキリしない今年の秋の天気、
この頃急に冷え込んできた。窓辺のオオモミジ・マンゲツ、
気温低下とともに、少しづつ色づいてきた。

銀座での個展、そして帰ってからの片づけ、
それらに追われていて、畑仕事がおろそかになっていた。

ようやく個展後の片付けも目途が付き、畑に出かけた。
個展前に撒いた野菜の種たち、それぞれが芽を出していた。

正直、赤かぶを食べるかと言えば、それほど食べない。
漬物にすれば美味しそうだが、この頃減塩食も行っている。
もともと真っ白いご飯が好きな私、漬物を食べると
ご飯の量が増えてしまう。これではいけないと漬物は作らない。

夏前、ホウレンソウの種をまいたが、
どういうわけか、1本も芽が出なかった。
個展で上京する前に撒いた種、たくさん芽が出ている。
このまま育てば、大好きなホウレンソウを食べられる。

今回初めて撒いた菜の種、さて何という名前だったか。
いずれにしてもこれからの季節に食べられるのが嬉しい。

「来年春3月から畑はできない」と兄から言われ、
迷っていたら、町内の方々が植えればいいと言って下さった。
国土交通省が「かけはし川」の堤防を拡張するために、
地権者から畑を買い上げる、その時期が来年3月とのこと。

畑は兄名義、ほとんどの方々は
まだ下流の堤防も整備されていないのに、
上流のこの辺りまでは手を付けることはないだろう、
また国土交通省の係にも野菜を作らせてくれと話した、と。

どうなるか分からないが、皆さんのアドバイスで、
普通のニンニク、無臭ニンニクの2種を植えた。

加えて、玉ねぎをいつでも植えられるようにと、
畝も作ってきた。さあ、来年はどうなるか。
母が守ってきた畑、何とか続けたい。

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青磁・掛け花入れ

2016年10月15日 | 日記

銀座での個展が終わった翌日、
長年お世話になった千葉三越へご挨拶に出向いた。
千葉三越は来年3月20日付で閉店となる。
私の個展は3月29日からと決まっていた。
残念だがどうすることもできない。

新宿三越から千葉三越へと個展会場が移り、
二年ごとに千葉に行くことが習慣となり、
皆様に会えることが楽しみだった。

千葉三越もこれで見納めかな、
と思うと、様々なことが浮かんできた。
お客様のパーティーにご招待されてご挨拶したこと、
悩み事を相談いただき、私なりにお答えさせて頂いたたこと。
何よりも、皆様から作品を高く評価頂いたことが嬉しかった。

ちょっぴりさみしく複雑な気分で東京から帰り、
すでに半月も過ぎようとしている。

個展の片づけもようやく済ませ、
前庭を観察する余裕も出てきた。
上京前に植えた白菜、根付いている。
紫色は初めて植えた。うまく育つか。

その横には庭木の陰で侘助が咲きだしていた。
気温は低いが、霜が降るほどでもなく、美しい。

程よい大きさの侘助を選び、掛け花入れに生けてみた。
フェースブックにも記事を載せたら、多くの方々がご覧になり、
コメントもいただきました。

青磁は優しい色合いの焼き物、
特に花を選ばずとも、みごとに調和してくれる。
片付いたばかりの展示場兼応接間が心持ち明るく見えた。

 

 

 

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第41回 九谷と花・選抜出合い展

2016年10月10日 | 日記

今年も九谷と花・出合い展が始まった。
7日~11日まで。明日が最終日。
搬入は約ひと月前。

今回は草月流の先生が生けてくださった。

どなたがどんな生け方をして下さるのか楽しみでもあった。
7日のオープニングには出られなかったが、
午後から会場へ出かけてきた。

想像していた花とは違っていて、
少し戸惑いを感じた。

それでも来客の方々は生け花を楽しんでいられた。

7日夜、オープニングパーティーが行われ、
会場のホテルに出かけた。

空いている席はほとんどなく、
受付担当の人から渡された席番号はBしかなかった。
席について互いに挨拶を交わしていると、
偶然にもお花の先生が真向かいに。

お年を召した品のいいご婦人であった。
花の生け方もお聞きし、花材集めにもご苦労されたとお聞きした。

言葉で説明するより、百聞は一見に如かず。
まず、生け花と青磁壺をご覧いただきたい。
明日への希望が見えてくる生け花である。

 

 


 

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