創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

仙台・藤崎個展に向けて

2016年05月30日 | 日記

随分前から準備を進めて来た藤崎個展の作品。
ようやく全てが揃った。

5月30日、今朝は霧雨が降り肌寒さを感じた。
昨日までの気温が高すぎたためだろう、気温変動が激しい。

窓辺の大モミジ・マンゲツ、大きな露が(つゆ)が美しい。
霧雨でも長時間で雨粒のようになるのが不思議な現象。

コツコツと作品を仕上げて来て、全ての作品が揃った。
合格点を付けられない作品も大量にあった。
全部に合格を付けたいが無理な話し。

壺類、茶道具類、酒器類、食器類と分け、
それぞれバランス良く選び出した。

健康のために出来るだけ歩かなくては、
そう思い、久しぶりに憩いの森に出かけて来た。
今年になって初めて出かけた加賀八幡の憩いの森、
緑も濃くなって目に優しい森となっていた。

木陰にひっそりと咲いているキンラン、
憩いの森は自然豊かに、様々な植物が植わっている。
キンランも絶滅になりそうだが、ここでは美しく咲いている。

久しく来なかった憩いの森、
植物を観察しながら、約1時間の歩きを終えた。

夕方からパソコンに取り込んだ作品写真の整理。
そして出品作品の一覧表作り開始。

明日で今月も終わる。
明日からは案内状を書かなくては。
大丈夫、間に合うを自身に言い聞かせながら。

 

 

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第57回 石川の伝統工芸展

2016年05月25日 | 日記

石川の伝統工芸展・6月1日「水」~6日「月」
金沢めいてつ・エムザ8階催事場にて

23日月曜日は搬入。
朝から金沢へ。出品作品を持参した。

石川の伝統工芸展に併設して、小品展も行われる。
前もって、出品申込用紙に3点を出品する旨、記入した。

石川県は工芸王国とも言われている。
九谷焼、加賀友禅、輪島塗、山中漆器、等々。

小品展には、どの様な作品が並ぶか、楽しみでもある。

そして昨日24日。
入選、落選を決める日。

事務担当から鑑査の手伝いをと頼まれ、
昨日は昼12時集合で、鑑査会場へ。

23日に受け付けられた仮箱入りの作品、
そのすべてを箱から取り出して、鑑査会場に並べた。

一時鑑査、二時鑑査が終わるころ、
再び鑑査会場に行き、先ほど出した作品を箱に戻す作業。
作品を出すときも片づけるときも気を遣う。

一生懸命に作られた作品たち、
万が一が無いように、丁寧に扱った。

それらの作業を無事に終え、
帰宅したのは夕方7時前。
私の作品は入選した。

 

 

 

 

 

 

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畑仕事・夏野菜植え

2016年05月20日 | 日記

こまつの美も無事に終了。
多くの方々にご覧頂き、感想も頂戴致しました。

今回の私の作品、口周りをグッとしぼり、
細い線文を彫り込み、アクセントとして焼き上げました。
見慣れた形の皿、鉢ではなく、重厚さを感じて良かった、等々。
うれしいお言葉でした。

九谷焼産地の中心地、小松。
上絵ではなく、釉薬だけで作品作りをしているのは私くらい。
口を絞った鉢ゆえに、照明が複雑に交差して青磁の発色が良かった。

次は、6月1日から始まる「石川の伝統工芸展」
出品する作品は決めてあり、何んとか入選をと願っている。
同時に、小品展も併設して行われ、3点の小壺も出展する。

この時季にきて、畑の仕事も一気に行わなくてはならない。
作品作りと並行して夏野菜苗を買って来て畑に植えた。

ジャガイモも大きくなり、うねに土を盛り上げる作業も行った。
このウネの中で、ジャガイモは大きく育つ、はずである。

畑で仕事をしていたら、
ご近所のオバちゃんが、「フキ、食べんか」と。
フキは殆ど食べる事はないが、喜んで頂いた。

まな板に塩を振り、
そのうえでフキをゴロゴロすれば簡単にスジが取れる。
けれど、1本づつスジをむいて下処理を行った。
指先が黒くなったけど、きっとおいしくなる、
そう願いつつ、フキのスジを取り去った。

昆布とカツオのダシを加えて、コトコトと煮詰めた。
出来るだけ塩分を取らないようにと調理した。
ある程度やわらかくなったところで火を止め、
蓋をして一晩寝かせた。

翌日、ふたたび煮直して味見。かなりの上出来。
小分けして冷凍もしたし、今年は沢山食べられる。
畑では皆さんが本当に気遣って下さる。
ありがたい。

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こまつの美

2016年05月15日 | 日記

天気に恵まれた「こまつの美」。
沢山のお客さんが会場にお越し下さった。

ご案内をさせて頂いた皆さんも展示会に来て下さり、
作品をご覧頂いた感想も御寄せ下さった。

これまでにないような、深くて静かな青磁、
まるで、満々と水をたたえているようにも感じ、
引き込まれました、と嬉しいお声を頂きました。

会場内ではチャリティー入札も行われています。
今回、窯変鉄燿ぐい呑みを出品いたしました。
珍しい作品、落札して頂ければ嬉しいです。

こまつの美、展覧会は18日、水曜日までです。
ぜひ、お越し下さいますよう、ご案内申し上げます。

このあいだから気になっていた敷地内の草。
ようやく時間が取れ、一気に草刈を行った。
午前中で終わるかと思っていたが甘かった。

昼食後もギラギラ照り続ける太陽を真上に、
隅々までキレイさっぱりと刈り上げた。

草刈りを始めたのが朝の9時過ぎ、
昼食後は午後2時から夕方5時半まで掛かった。
昼には汗ビッショリになったシャツを着替える始末。
大変だったけどスッキリしたし、キャベツも嬉しそう。

 

 

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こまつの美

2016年05月10日 | 日記

明日から「こまつの美」が始まる。
この美術展は、小松美術作家協会・会員の展覧会。
小松駅東口、サイエンスヒルズ・こまつ、にて行われる。

全ての分野の会員が、それぞれ作品を出品する。
私は「青磁鉢」を出品した。今日午前、搬入してきた。
明日が初日で、開場式が行われる。

仙台・藤崎個展が来月16日から始まる。
何回か窯焚きを行い、再び窯焚きの準備を始めた。
今回の作品は、日常お使い頂く小品の数々。
うまく焼き上がってと願いながらの準備。

仕事の合間に工房前へ。
つい先日まで満開だったドウダンツツジ、
いまは花も散り、緑あざやかに生い茂っている。
ドウダンツツジの後ろにはヤマボウシが花を咲かせている。

このモワっとした木、秋でもないのに葉が赤くなる。
通称かもしれないが、「あかば」と呼んでいる。
手入れしないので、大きく成長してしまった。

敷地入口には今が盛りとツツジが美しく咲いている。
こんもりと大きいツツジ、すべての蕾が開いたら、
みごとに美しくなる。

まだ時間があると思っていたが、
次第に時間とニラメッコしながらの作品作り。
いつものように、絶対できる! 間に合う!
自身に言い聞かせて作業をしている毎日。

 

 

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