もうすぐ春なのに、なぜかこの頃になって冬らしくなってきた北陸。
昨日はかなりの寒さと猛烈な北風。
粉雪、ぼたん雪、そしてアラレと目まぐるしく空は変化していた。
そんな中、夕方から金沢へ。
いつも何かと気遣ってくださる方の写真クラブ作品展をみてきた。
「早春」 森の木立の根元の雪が丸く消え、常緑樹が春の近いことを感じさせてくれた作品であった。
新雪とは異なり少し汚れの混じった雪なのに、なぜか温かさと名残さえも思わせる雪、
厳しかった冬から芽吹きの春へと希望を持たせてくれる作品に、心がなごみました。
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デュオ・コシカワ 石川県立音楽堂にて |
写真展を鑑賞したあと、お誘いを頂き、金沢駅前の音楽堂へ。
いつもミサ曲の練習でピアノを弾いてくださっている方とお嬢さんのデュオ・コンサート。
~ 「夢」 「春」 「歌」 を紡ぎます ~
・・・・・ 厳しい冬から春につなぐ美しい曲を選びました。
一足早く温かいひとときをお楽しみください ・・・・・
母、娘のほほえましく息の合った愛情あふれる素晴らしいコンサートでした。
お嬢さんは8歳からチェロを勉強され、現在は東京芸大音楽部器楽科に在学中。
演奏の間のお母さんのお話し、「小さい頃からこうしてデュオを楽しんできました」。
お嬢さんの旋律を包みこむような母のピアノのタッチ。
その母の懐からあふれんばかりの情熱でチェロの響きを奏でるお嬢さん。
バッハ・G線上のアリアから始まり、12曲。 そしてアンコール曲。
体中が温かい掌に包まれているような、そのようにも感じた幸せなひとときでした。
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春まちわびる、ツクシ |
幸せな気分に浸った昨日、
その余韻か、いつもは早くに目覚めるのに今朝はゆっくりとしてしまった。
早く朝ごはんを、トラとシロの呼ぶ声で目がさめた。
先日からトラとシロは同じ寝床に入って寝ている。 トラはシロを家族と認めてくれたのだ。
ヤレヤレ、これで一安心。
寒い夜も一緒に寝ていれば互いの体温で寒くはなかろう。
そーっと寝床を見やれば、トラに抱かれるようにシロは寝ている。
母親にしてやれなかったトラ、可愛い娘が出来たと思ってシロを可愛がってと
起こさないようにドアを閉めた。