クリスマス寒波、思ったほど大したことも無く、このまま大晦日を迎えると思っていたら大雪。
ま、それでも15センチ余りの積雪、私達北陸に住む人々にとっては驚くほどでもない。
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積雪 |
クリスマスの朝は5センチほどだったが、
今回は車に真綿の布団をかぶせたような新雪。
これがババロアだったり、クリームだったらどれほど嬉しいだろう。
が、残念ながら軟らかくふわふわに見えていても、これは立派な雪。
まだ真冬ではないので、残雪になるほどでもなく、
車道はすでに消えていて、運転には支障をきたすほどでもない。
ただ困るのは堤防や農道を歩くことができない。 歩くとなれば長靴が必要となる。
昨年、雪が積もり歩道を歩けなくなったとき、長靴を履いて雪の中を歩いていたが、
その長靴、わずかの間にやぶれてしまい、水が浸み込んできてしまった。
さて、この冬はどうしたものか。 新しく長靴を買わなくてはならない状態である。
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開き始めた、侘び助 |
10日ほど前に蕾を膨らませた、庭の侘び助、
かなり雪も消えたことだし、と思って庭木の中をのぞいてみた。
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侘び助 |
美しく濃い桃色の花びらを膨らませて、庭木の中でひっそりと佇んでいた。
それにしても近年にないくらい、やさしく、かつ鮮やかな桃色の花びら。
椿は潔い(いさぎよい)とはいうものの、せめて一週間くらい同じ状態を保ってほしい。
そうすれば青磁壷、白磁壷に生けて楽しむことが出来るのに。
残念ながら、美しい姿でいてくれるのは、ほんの2~3日しかない。
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ゆく年に・・・。 |
美しい侘び助の姿も観察できたことだし、
少し雪もとけてきたので長靴をはいて堤防に出かけてきた。
でも空には雷雲が西の方角からこちらに向かってきている。
ほんの一瞬雲間から太陽が顔を出し、川面を照らし始めた。
数本残っていたススキ、今年の名残を惜しむかのように、輝き始めた。
来年こそはきっと良い年になるよ、そう言ってくれているように感じた。
あなた様にとって、来る年は幸せ一杯でありますよう、
心よりお祈り申し上げます。
ありがとうございました。