創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

知り合いの、ご自宅

2017年08月30日 | 日記

知り合いの依頼を受け、ご自宅の草刈りを行った。

毎週決まった曜日に金沢に出かけ、
出来る限りのお世話をさせて頂いている。

住宅街のご自宅、
草が生えたまま放置すると、町内会から苦情と共に、
草刈りをして下さいと、指導される。

先週、一緒にご自宅の点検を行ったところ、
高い気温と湿気で、草が一気に伸びていた。
あまりにも育ち過ぎた雑草、いくらなんでも放置できない。

どうしようと相談され、では私が再び刈りますと申し出た。
業者に頼む方法があるが、かゆいところまでの仕事は無理。
やはり、勝手知った者が徹底的にする方が良い、
お願いしますの言葉で草刈りを行った。

いつもなら、
ビニールひもを高速回転させて草刈りを行うが、
伸びすぎた雑草を見て、とてもではないがムリ、
円盤ノコギリと交換して、草刈りを行った。

さすがにステンレスの円盤ノコギリ、
危険だが、支障なく大きく伸びた草を刈り取ってくれた。

先日、3回目の我が家の敷地内の草刈りを終えたところ。
金沢のご自宅も、今回が3回目。

実のところ、刃を交換したので簡単に終わると思っていた。
ところが、そう簡単には問屋が卸さなかった。
雑草の高さは1m余り、そして茎が太い。
刈れど刈れど、中々進まなかった。

エンジン付きの草刈機、かなりの騒音が出る、
そして、ご自宅は住宅街、ご近所に迷惑を掛けられず、
月曜日あさから道具持参で金沢へ。

午後5時、まだ半分しか進まず、その日は止め。
夕方には皆さんが帰ってくるので止めた。
気温は34度。すっかり疲れて帰宅。

そして昨日、火曜日。
全部終えねば、できれば庭木も剪定しなくては、
その意気込みで再び道具持参でご自宅へ。

夕方5時前に草刈りと庭木の剪定を終えた。
昨日は更に気温が高く35度、そして湿気。
疲れが残るか心配したが大丈夫だった。

いつものように、水曜日は介護施設に出かける日、
草刈りと、庭木の剪定が終わった庭を見て頂くため、
今日は介助しながらご自宅まで。

キレイになったご自宅を見て、とても喜んで頂けた。
正直疲れたが、喜んで頂くことができ、
疲れも吹っ飛んだ。
残暑きびしい、晩夏のできごと。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネギ植え

2017年08月25日 | 日記

我が家の敷地内、実のなる野菜を植えてある畑、
フルーツトマト3種、ピーマン2種、京ナス、
サラダ菜、青シソが植わっている。
先日の台風で、丸く実るフルーツトマトが弱ってきた。

この前、実家の畑に行った時に見つけたネギ、
それを植えようと、この場所のトマト棚を取り外した。
 

小さな枝、落ちた実、葉っぱ、など、
キレイに片づけて、苦土石灰で消毒。
普通の消石灰を使ってもいいのだが、
次に植える作物まで約10日かかる。
苦土石灰なら、すぐ植えることができる。

たっぷりと苦土石灰をまき、
みつぐわ(刃が三つに分かれている)とクワで、
これでもかと、丁寧に何度も耕した。

昨日は気温も33度、湿気も多くビックリするほど汗がでた。
水2リットルは飲んだろうか、シャツも3度着替えた。
そして耕しが完了。

雑草の中で、ひっそりと生き延びていたネギ、
その株を痛まぬよう堀りあげ、我が家に運んできた。

そしてネギを植える準備開始。
土は苦土石灰で中和し終わったので、
すぐにネギを植えることができる。

モミがら、を溝にまいて、その上にネギを植えた。
植えた、と言うより、1本ずつ並べた。
ネギはこのようにして、しばらく置く。
朝から夕方まで掛かって終了。

12月に行う銀座個展作品の準備もしなくては、
野菜も作らねば、さてどうすると思っていたが、
作品は丁寧に一つひとつ仕上げていくことにし、
いまは季節を待ってくれない野菜作りを優先した。

いつも思っていることだが、
ささいなことでも焦っては事を仕損じる、
人間関係、作品の創作、自然相手の野菜作り、
すべてを丁寧に、心から大切にしていこうと思っている。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時代は移り行き

2017年08月20日 | 日記

私は熱心にする宗教は持ち合わせておらず、
かといって、先祖代々の墓にはいつも挨拶している。

お盆だから、節句だから参らねば、と決め付けず、
行けるとき、週に2~3回、手を合わせているのです。
時間の都合ができ、歩きの運動に行くときに寄るのです。

今年の夏、天気は良くないものの、高温と湿気の日が続き、
わずかの間に敷地内の草が急速に伸びてしまった。

そろそろ草刈りをしなくては、
そう思いつつ、お盆の時季になってしまった。
さすがにやかましい音を出す草刈機は使えず、
お盆も過ぎた頃合いを見計らって草刈りを行った。

草刈りの最中、何かが素早く動いた。
エンジンを切って、そっと覗いてみたら、
可愛い、生まれて間もないヤモリの子供。

      

           ヤモリの子供

飛んでくる害虫などを獲って食べてくれるヤモリ、
いつの間にか、かわいい子供が生まれたみたい。
とても愛くるしい顔をしていて、かわいい。

草刈機で傷つけたら大変、
そっと、庭のコケの上に戻してやった。
何が起きたのかと、随分と長い間、動かずにいた。
まだ親ヤモリたちが頑張ってくれているが、
そのうちに代替わりするだろう。

半日以上かけての草刈りも済み、
管理していた実家の畑の様子を見に出かけた。

7月いっぱいで使えない、いや11月まで使える、
などと皆さんが話していたが、いつの間にか草ぼうぼうに。
ところどころ、ブルドーザーが歩いた形跡もあった。

何十年も、物心ついた子供のころから手伝ってきた畑、
堤防拡張のため、いよいよ何も作れなくなってしまう。
冬瓜も植えたが、ブルドーザーに踏まれてしまった。

しばらくその場に立って、茫然としていたら、
これまでの事が一気に思い出され、
涙がこぼれてしまった。

            百日草

立っているそばに、雑草の中にかわいい花。
母の友達のおばちゃんが植えてくださった百日草。
これが見納めと、母の遺影に供えるため、数本持ち帰った。

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サルスベリ

2017年08月15日 | 日記

我が家の、夏の庭木と言えば「サルスベリ」。

梅雨が明けてから天気が良くなく、
数日前の晴天の時にサルスベリを撮った。
午前中の雲の動きが遅い時間を狙って庭に出た。

画面の左側が真東方面。
ななめ左上の角、その向こうが白山方面。
そのまた向こうに関東方面と続く。

雲が無いと、さすがに夏本番の太陽光線。
ジリジリと肌を刺す光が痛く感じる。
この日も真夏日。

数回前の日記では赤のサルスベリしか写していなかったが、
この時期になって白色のサルスベリも咲き始めた。

赤色のサルスベリと異なって、
青空に映える白色サルスベリは格別に美しい。

今年は咲かないのでは、と心配していたが、
次第に蕾が膨らんで来て、一輪二輪と咲いてくれた。

私がここに居を構えてから約40年、
赤色、白色のサルスベリも40歳近くになる。
でも不思議。同じ時に植えたが赤色だけ大きく育った。

白色サルスベリは環境に弱いのだろうか。
何年も咲かない時があって、もうダメかと思った年も。

去年晩秋、思い切って白色サルスベリの枝を剪定した。
きっと今年は咲かないだろうと思っていたが、
満開の美しい花を見せてくれた。

サルスベリを植えてある場所は庭でも離れた場所、
いろいろ角度を変えて眺めてみたり、
赤を見たり白を見たり。

そうこうしている内に雲が出てきた。
朝、真っ青な空で、一日快晴かと思っていたが、
昼前から雲におおわれ、夕方には小雨までも降ってきた。

やはり天候不順な今年の夏である。

          キュウリ、ゴーヤ

カンカン照りの日が続くと弱ってしまう野菜。
我が家の敷地内には二か所に畑を設けてあり、
その一か所にはキュウリ、ゴーヤが植わっている。

交互に変化する天気で、野菜は大豊作。
毎日、新鮮野菜には事欠かない。

しかし、ぜいたくだけど、毎食は.....。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たたき揉み、菊もみ。

2017年08月10日 | 日記

すべきことが沢山あるのに、なぜか順調に進まない昨今。
ようやく次の作品の形が脳裏に浮かんできたので、
忘れないうちに一気にデザインを描きあげた。

まだ土練機(どれんき)は分解されたままで使えず。
手で揉むために、粘土の調合を行った。


            たたき揉み

数種類の粘土が均一に混ざるように、最初はたたき揉みから。
この「たたき揉み」、上半身の体重を掛けながら揉むので、
それほどの疲れも感じなく、空気も抜けた状態で揉めた。

たたき揉みが終わった段階で、すこし休憩。
次に行う「菊揉み=きくもみ」、これが少しやっかい。
この菊揉みを上手に行えないと作品は作れない。

呼吸を止めて、一気に50回以上、リズムを取りながら揉む、
ひたすらに均一にせっせ、せっせと揉む。

             菊揉み

たたき揉みの段階で空気も抜けているので、
菊揉みでは更に慎重に揉んだ。

作品を作り上げる分量の粘土、必要分を小分けにし、
いくつかのかたまりを揉んで、一つにまとめる、
この作業を続けた。

若い時と異なって、粘土を揉むのは大変疲れる。
菊揉みは息をしていたら調子が狂うので、
呼吸を止めての粘土もみ。

揉み終わるたび、横にいるトラちゃんに声を掛けた。
ようやく揉み終わり、作品作りの開始。
私の横にはトラばあちゃんも座り。

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする