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壷の仕上げ |
今月いっぱいは作品作りをと思いながら過ごしてきたが、、
意に反して様々な出来事があり、計画通りに事が進まなかった。
秋10月8日から始まる、仙台・藤崎デパートの個展、
大変な経済状況の中、せめて作品だけは良い物を、そう願って製作を続けている。
時間が押してきたので、頭の中で描いた図案を立体にしなくてはならない。
伝統を踏まえつつロクロ技術を生かし、優しい雰囲気をかもし出す作品が欲しくて
耳付き壷の仕上げに入った。 これも一品しか作らない。
焼いてうまく仕上がればいいし、万一仕上がりが気に入らなければ出品しない、
そうならないよう細心の注意で仕上げを行っている。
作品を仕上げるまで、耳を付ける位置を試行錯誤。
図案では耳を付ける位置を決めていたが、実際に付けようとすると何かが変。
壷の形、耳の形は図案通りに作ったが、耳の取り付け位置で趣が随分と変化する。
このような迷った時は一呼吸おいて、庭に出ることにした。
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セイジ ・ つぼみ |
アルマンド神父から分けてもらったハーブも根付き、
それぞれが元気よく育っている。
10日ほど前のセイジの蕾、小指の先ほどのふくらみだったが、
今はこの通り。
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セイジ ・ 花 |
ふくらみの中から花芽が伸びてきて、
美しい花を付け、楽しませてくれています。
5本の花が伸びてきていて、1本を小壷に生けてみようかと思いましたが、
せっかく元気に咲いている花、今年は庭で楽しむことにしております。
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小花 |
そろそろ 「 忘れな草 」も終わりに近づき、
その後から可愛いピンクの花があちらこちらで咲き出してきました。
何処からともなく種が飛んできて、居心地がいいのか我が庭で咲いてくれています。
ハーブのある庭、花のある庭、こころ休まります。
次はどのような花が咲き出すでしょうか。