ほんの少し、渡り来る風にも秋の気配を感じ始めたこの頃、
仕事が一段落した夕方に堤防を歩くことが楽しみになってきた。
川面を渡る風に背丈を伸ばし始めたススキの穂がユラリユラリ。
西の空に沈み行く夕日は真夏のそれとは異なって、ハッとするくらいに赤く美しく、そして大きい。
この頃の日の入りは6時半頃だろうか、夕日が私の歩く速度よりも速く西の空のかなたへと沈んでいく。
傍らにはやわらかい花びらをつけた月見草、それぞれが夕日を受けて赤く染まったようにも見える。
夕日のてっぺんがスッと西のかなたに沈んだ頃、歩きの折り返し地点に到着。
Uターンして白山を望みながら再び上流へ。
今度はお月さんの出番である。 茜色に染まった白山の右横にはうっすらとまん丸のお月さん。
夕日同様に、月も大きく見える。 天文のことは良く分からないが、光の屈折の関係か地軸の為か、
なぜか両方とも大きく見える、と同時に美しい。
1時間の歩きを終え、シャワーを浴びて気分も爽快。
先日知り合いの方が送ってくださった梨でデザートを作ってみようと思いたった。
作り方は誠に簡単で、かつ美味しい仕上がりのデザートである。
梨一個を半分に切り、それぞれを約5ミリ厚さに切りそろえておく。
切りそろえた半個を器に並べ、ラップをしてレンジで加熱。3分ほどでやわらかくなる。
次に残りの半個を少し深めの器に並べ、赤ワインをひヒタヒタになる位に注ぎ入れ、ラップして加熱。
果物は不思議なもので、熱を加えることによって思いもよらずに甘みが増してくる。
私の作り方は一切の甘味料を使わない。 梨の持つ甘みで充分すぎるほどに甘く変化する。
こうして下ごしらえしたものを冷まし、アイスクリームと共に盛り付け。
食べ物は中心をほんの気持ち盛り上げた方が見た目も美味しく感じる。
ワイン色に染まった梨とそのままの梨をアイスクリームに添って交互に盛り付けていく。
形が整ったところでペパーミントの緑を添えて、さあ出来上がり。
コンポートは夕食後に頂くことにして少しの間チルドで冷やしておこう。
ついこの前まではクーラーをつけっぱなしだったが、網戸から流れ来る夜風は誠に心地良い。
夏前の大きな台風襲来で大変心配をしていたが、温かいお心で慈しまれ育て上げられた梨、
みずみずしい生そのままを味わうとともに、少し手を加えてシャレたデザートとしていただいております。
仕事が一段落した夕方に堤防を歩くことが楽しみになってきた。
川面を渡る風に背丈を伸ばし始めたススキの穂がユラリユラリ。
西の空に沈み行く夕日は真夏のそれとは異なって、ハッとするくらいに赤く美しく、そして大きい。
この頃の日の入りは6時半頃だろうか、夕日が私の歩く速度よりも速く西の空のかなたへと沈んでいく。
傍らにはやわらかい花びらをつけた月見草、それぞれが夕日を受けて赤く染まったようにも見える。
夕日のてっぺんがスッと西のかなたに沈んだ頃、歩きの折り返し地点に到着。
Uターンして白山を望みながら再び上流へ。
今度はお月さんの出番である。 茜色に染まった白山の右横にはうっすらとまん丸のお月さん。
夕日同様に、月も大きく見える。 天文のことは良く分からないが、光の屈折の関係か地軸の為か、
なぜか両方とも大きく見える、と同時に美しい。
1時間の歩きを終え、シャワーを浴びて気分も爽快。
先日知り合いの方が送ってくださった梨でデザートを作ってみようと思いたった。
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・ 青磁コンポート 径 15cm 高 9cm |
作り方は誠に簡単で、かつ美味しい仕上がりのデザートである。
梨一個を半分に切り、それぞれを約5ミリ厚さに切りそろえておく。
切りそろえた半個を器に並べ、ラップをしてレンジで加熱。3分ほどでやわらかくなる。
次に残りの半個を少し深めの器に並べ、赤ワインをひヒタヒタになる位に注ぎ入れ、ラップして加熱。
果物は不思議なもので、熱を加えることによって思いもよらずに甘みが増してくる。
私の作り方は一切の甘味料を使わない。 梨の持つ甘みで充分すぎるほどに甘く変化する。
こうして下ごしらえしたものを冷まし、アイスクリームと共に盛り付け。
食べ物は中心をほんの気持ち盛り上げた方が見た目も美味しく感じる。
ワイン色に染まった梨とそのままの梨をアイスクリームに添って交互に盛り付けていく。
形が整ったところでペパーミントの緑を添えて、さあ出来上がり。
コンポートは夕食後に頂くことにして少しの間チルドで冷やしておこう。
ついこの前まではクーラーをつけっぱなしだったが、網戸から流れ来る夜風は誠に心地良い。
夏前の大きな台風襲来で大変心配をしていたが、温かいお心で慈しまれ育て上げられた梨、
みずみずしい生そのままを味わうとともに、少し手を加えてシャレたデザートとしていただいております。