創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

金澤画廊個展

2015年05月30日 | 日記

第11回、金澤画廊個展が始まった。
27日に始まり、今日30日で4日目。

個展11回の内、休日を挟んだのは今回で二度目。
季節も良いし加賀百万石祭りの行列も6日に行われる。
この時季に個展をするのは初めての事。

立派な御祝い花も頂戴し、恐縮至極でおります。
お花が素晴らしすぎて作品がかすみそうな感じです。

個展前日、作品陳列作業を行い、
時間が出来たので久しぶりに川向うに出かけてみました。

金澤画廊前には梅の橋。

 

ここを通って行けば、すぐ東茶屋街。

平日と言うのに物凄い観光客。
写真を撮るのに一生懸命の方々ばかり。
そういう私も写真を撮っていた。

ただ、ある国の方々は横一列になって写真を撮っていて、
中々横に移ってくれない。
他の観光客たちはその左右の隅を通って行き来していた。
これはいただけないなあ、としばし様子を見ていた。

この写真だけでは分からないが、本当に沢山の観光客。
大型バスから一気に人が降りて来て、狭い道が満杯状態。

観光客の会話を聞いていると、殆ど隣国の言葉。
多くの方々が訪れてくれるのは有難いが、
マナーが必要ではないかと思った。

私も移動するときは隅っこを歩いていた。
うまい具合に提灯がぶら下がっていて写真に収めた。
加賀百万石祭りの宣伝だろうか、百万石の字が見えた。

そして個展4日目、
毎日不思議なくらいの好天が続いた。

お客様も久しぶりの個展を待っていて下さり、
なつかしくお話をさせて頂いたりしています。
あす日曜日は開店、あさって月曜日、画廊は休日。

6月2日から後半の個展です。
清らかな青磁、星々がきらめく窯変鉄燿、
そしてルビー色の辰砂、等々の作品。
ぜひご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

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搬入

2015年05月25日 | 日記

今日は石川の伝統工芸展の搬入日。
受付係りを引き受けて夕方まで作業を行った。
団体になると必ずと言っていいほど時間を守らない人がいる。
午後4時まで、とお知らせしてあるのに来ない。何故、なぜ、何故。

ここしばらく良い天気が続いており、
先日久しぶりに畑に出かけて様子を見た。

去年はひとつ、ふたつ、みっつ、と数えるほどしか実らなかったのに、
今年はもミカンの木が白い花で覆われている。
母が今年も健在なら、どれほど喜んだろう。

母が暮れに種を撒いてくれた豆類。
千葉三越個展から帰って、すべてに支柱を立てた。

スナップエンドウは茹でるとサヤまで全部食べられる美味しい豆。
程よい大きさに成長してきたので採取してレンジで加熱。
熱を加えるとビックリするくらいに甘くなるから不思議。

ソラマメのサヤは、普通のマメ科と異なって、
サヤが上の方を向いて成長する、これも植えているから分かる事。

ついこの前まで茎だった玉ねぎ、
好天に恵まれて立派に大きくなってきた。

これ以上成長はしないだろうと思われる玉ねぎ、
幾つか採取して水を加えずに圧力鍋で炊いた。
ビックリするくらい甘くなった。

母が生きていれば毎日でも来ているはずの畑。
今はもう母はいない。私は自宅の畑で野菜を植えている。

夕方、太陽光線も和らぎ歩きの運動に出かけた。
白山神社の上の方に大きな飛行機雲。
どこから来たのか向かうのか。

神社を眺め、梯川を上ってくる大きな魚の泳ぐ姿を観察し、
堤防に咲く野菊など、花の形を目に焼き付けて歩いた。

夕方6時前から歩きはじめて帰宅は7時。
途中、夕日が沈む瞬間を待っていた。
鉄塔とのシルエットが美しい。

さあ明日は金澤画廊個展の作品搬入。
時間が足らなくなって焦ったが間に合った。
持参する作品、小物、すべて完璧に準備が整った。
ゆっくりご覧頂けるよう、明日はスタッフと陳列作業を行おう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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金澤画廊個展・図録制作

2015年05月20日 | 日記

時間がない! 完全に焦り始めてきた。金澤画廊個展まで数日。
図録作りと並行して、作品リストを作らなくてはならない。
図録はなんとか出来上がったのでリストを作らなくても、
図録とリストを兼用にすれば良いと図録印刷を始めた。

今まで使っていたキャノン製のプリンター、
インクが詰まって修理を依頼したが部品が無いので出来ないと。
困った。どうしようと思っていたところに、
NTTのポイントが溜まったのでとメール。

7500ポイントに手持ちの1000ポイントを加え、
新しいプリンターが数日前に届いた。

機械音痴の私、友人に設定をお願いし、
これまで使っていたPCと新しいPCの両方を使えるようにしてもらった。

あさ、いつものように新聞を取り入れようと玄関を見たら、
早くもトラが玄関で私が起きてくるのを待っていてくれた。

廊下を歩く足音に気が付き、おはよう、ニャ~ンと呼んでいる。
私もおはようトラと言い、玄関の戸を開けた。

トラが足にまとわりついて甘えてくる。
何のことはない、早くご飯ちょうだい!と言っているのだ。
トラに朝ごはんを与えて、私の朝食の準備開始。

朝はいたって簡単なものを食べている。
が健康の事を考えて、トマトジュースを欠かさず飲むことにした。
この季節はまだ寒いので、レンジでジュースを温めた。

さて今日行う作業はと言えば、図録を印刷すること。
食後、パソコンを立ち上げて準備に取り掛かった。
画廊と私が一部ずつ持てば大変便利。
そう思って印刷開始。

1ページ目は順調に印刷完了。
2ページ目に移ってページを指定してOKを押した。
出てきた印刷は、1ページ目のもの。

あれ~、何でだろう? 再度ページを指定して印刷開始。
またもや1ページが出てきた。何度繰り返しても2ページが出ない。

新しいプリンターなのに、どうしてか?と悩んだ。
悩んだって時間だけが進むのみ。

こりゃあいかん!と結局手書きで作品リストを書く羽目に。
時間ギリギリに書き終え、金沢に行く準備をした。
玄関に出てみると、トラが朝日を浴びて寝ていた。

どんなに忙しくても、
ネコの手は借りられないのか。

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金澤画廊個展

2015年05月15日 | 日記

金澤画廊個展が今月27日から始まる。
自営業だから、は理由にならないが連休があることを忘れていた。
土曜日曜、そして祭日は全く関係ない生活をしている私。
個展DMはまだ十分に間に合うと思っていた。

先月末、いつもお世話になっている印刷会社の担当者に電話した。
「長い連休なので厳しいけれど、何んとか組み入れます」の返答。

参ったなぁと思いつつ作業を進めてきた。
そして昨日、ようやく案内状が刷り上がってきた。

すぐに金澤画廊に必要枚数を発送し、まず作品選出を始めた。
けれど時間が足らない。先にすべきことは、と予定変更。

台帳を確認しながら案内状を書き始めた。
皆さんにぜひとも来ていただきたい、その思いを込め
一枚一枚丁寧に書き続けている。

目の前には作品選出したての画面が開いている。
案内状を書きつつ、視線をパソコン画面に移したりしているが、
何だかとても焦ってきた。

いつものごとく、大丈夫!絶対に間に合う!出来る!
そのように自分に言い聞かせ、作業を進めている。

案内状、パソコン画面とニラメッコしていると目が疲れてきた。
ショボショボし始めて来たので手を休め庭に出てみた。

友人のアルマンド神父が挿し木にと分けてくれたローズマリー。
年々大きく成長し、可愛い花をつけ楽しませてくれる。

その傍らには香草のセージが植わっている。
この2種類の香草、かなり強い香りがするが肉料理には欠かせない。
皆が皆好きではないと思う香草だが、私はこの香りが好きだ。

細かく刻んで肉料理の下ごしらえの時にすり込んでいる。
もちろんニンニクも使うが、香草を加えることで確実に風味が増す。

わが家の庭にはレモンバームも植わっていて、
ローズマリー、セージ、レノンバームを摘み、
熱いお湯を注いでハーブティーとして楽しんでもいる。

この3種を加えることは正しい事かは分からないが、
強い香りが精神を安らげてくれるように感じている。
でも正直、あまり美味しくない。香りが強すぎる。
不思議なもので、何度か口に含んでいると
香りを楽しめる余裕も出てくる。

個展の準備を進めながら、
のんびりとハーブティーを味わっている。
間に合う、出来る、大丈夫を唱えながら。

 

 

 

 

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小松美術作家協会展、終了

2015年05月10日 | 日記

「 こまつの美~第55回小松美術展~」

4月30日(木)~5月10日(日)
この展示期間中、子供歌舞伎で有名な「お旅祭り」が行われた。

美術展には、お客様、そして友人と数度会場に出かけた。
ここでの展示は数回、いつも気になるのは照明、明るさだ。
LEDを使っている会場、作品が太陽光の下で見るのと同じように見え、
作品を生かすも殺すも照明が大切と思った。

私の作品は青色が美しい青磁、照明で色合いがガラッと変わる。

以前の日記にも書いたが、県立美術館の照明は暗く自然光ではない。
加えて蛍光灯を使ってある。これが不思議でならないのだ。
もっと照明に工夫が出来ないのかと疑問を感じている。

作品は焼き物ばかりではない、絵画もあれば着物だってある。
照明によって痛みが進む、これもよく理解できる。
それならば何んとか工夫を考えるべきでは。

小松美術展が始まってから数日後、
垣根のところに植わっているエビネが咲き出した。

まったく手入れをしていないエビネ、
25年以上前に輪島の知人から株分けして頂き、
その時から毎年花が咲き、楽しませて頂いている。

ここで写真を撮ると、わが家の住人になった白ちゃんを思い出す。
散歩途中に出逢い、子猫だったが必死になって後を付いてきた。
その姿が愛おしくて、我が家の一員として暮らし始めた。

数年後、どうしたのか姿が見えなくなった。
20数匹居たノラネコ、白ちゃんだけが家に入ってきた。
わが家で暮らしたことが良かったのか悪かったのか。

そして夏野菜を植える時期になってしまった。
前庭の畑の整地は完了している。数種類の苗を買ってきた。

ことしも植えることにしたフルーツトマト・アイコ。
このトマトは絶対に欠かせない。今年は4本だけ植えることにした。

実家の畑は広いので、どこでも好きなように植えられるが、
わが家の畑はたったの8坪ほど。作付場所を決めなくてはならない。

石灰で中和してあるのでトマトは去年と同じ場所に植えた。
3年連続の連作だが、大丈夫と信じて苗を植えた。

ロクロを回す仕事はできなかったけれど、
畑仕事、自然に触れること、これも創作の一つとして
計画通りに作業を終えた。

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