創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

第45回・白陶会展

2016年11月30日 | 日記

今年も白陶会展の時期がきて、
昨日無事に展覧会を終えることができました。

去年、一昨年と、コーヒーを飲もう、をテーマに、
2年続けて展示会を行ってきましたが、
今回は万・槃・盤・陶板展のテーマで行いました。

「ばん」に関する物なら何でもOK,として、
思い思いに作った作品を陳列いたしました。

45回も続けてきますと、
マンネリ化も発生し、それでも何とか皆様に見ていただきたい、
そう思い、毎年課題を設けて展示会を行ってきました。

どのような反響があるかと心配しましたが、
何とか無事に終えることができ、皆でホッと致しました。

中々上向きにならない日本経済、
陶芸作品は贅沢品と扱われてしまう傾向にあります。
でも私たちは陶芸で生計を立てている身、
どうにかしてよい作品を作り、お使い頂きたい、
そう願って展覧会を続けています。

会場の「いずみ」、静かな空間にピアノ。
訪れてくださる方々もホッとするひと時だったと思います。
来年は新たなテーマを設けて展示会を行います。

今回もお忙しい中、お越し下さいまして
誠にありがとうございました。

 

 

 

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玉ねぎ苗

2016年11月25日 | 日記

前庭の畑、今までトマトを植えていた場所を整地し、
来年梅雨前に収穫できる玉ねぎを植えることにした。

フルーツトマト・アイコを数年間、連作してきた。
石灰で中和してトマトを植えたが、残念ながら
今年はトマトピューレを作れるほど収穫できなかった。

来年は場所を変えて植えることにし、
トマトを植えてあったところに玉ねぎを植えることにした。

数か月、草取りをしなかったため、草が伸び放題。
草も肥料になると思い、いつものように穴を掘り、
草を投げ入れ、石灰をまき、また投げ入れ石灰をまき、
そのようにして玉ねぎを植える場所を整地した。

畑のおばちゃんたちが玉ねぎ苗を分けて下さり、
畑にも200本ほど植えた。来年から畑を使える保証はない。
そう思い、我が家の前庭の畑も有効に活用することに決めた。

サラダ用の紫玉ねぎを50本、早取り玉ねぎを50本、
普通の玉ねぎを100本、計200本植えた。
さて、冬を越してうまく育ってくれるか。

庭には、まだ余裕の地面がある。
そこも整地して、蔓野菜も植えようと計画している。
そこは今まで何も植えたことが無い場所、
何とかして有効に使いたいと思っている。

TPPではないが、自分の食べるものは、
できるだけ自分で作らねばと思っている。

穴を掘っている最中、こんなに寒い時季なのに忘れな草が。

 

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つつがなく

2016年11月20日 | 日記

 

するべきことが一緒になってしまったような昨今、
前回の日記の窯焚き準備、その作品も焼きあがった。

相変わらずハラハラドキドキで窯焚きをし、
そして窯の扉を開けた。

小品とはいえ、大きな作品を焼き上げることと過程は同じ。
失敗は許されない今回の窯焚き、ドキドキして扉を開け、ホッと。
釉薬も流れず、落ち着いた焼き上がりになった。

完全に温度が下がってから一つひとつ取り出した。
白磁鉢も美しく焼きあがったし、くみ出し碗も良い出来。
毎回このような結果ならば嬉しいが、中々順調にはいかない。

ここ数日の間にオオモミジ・マンゲツは散った。
代わって庭木の中には数種のモミジが色付き始めた。

完全に赤くはならないが、風情のある優しいモミジ、
サザンカの横でサザンカに負けないようにと赤く染まっている。

この黄色いモミジ、小さくかわいらしい葉っぱ、
紅葉というべきか、黄色く色づいてうつくしい。
我が家の庭、果たして何種類のモミジがあるだろう。
散りゆく前に調べてみましょうか。

 

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窯焚きの準備

2016年11月15日 | 日記

晩秋ともなると朝7時くらいにならないと明るくならない。
珍しく朝から快晴になった昨日、朝日が部屋に入ってきた。

ま東から少し南寄りの角度で朝日が昇ってきた。
窓辺のオオモミジ・マンゲツは更に赤みを増してきた。
できることならば少しでも長く紅葉を楽しみたい。

モミジの向こうには手水鉢。
夏場は蚊が発生するので蓋をしてあった。
暑い時期は過ぎ、蓋にしてあった瓦をよけた。
小さい手水鉢(石)だが、風情があっていいもんだ。

我慢に我慢をしてきた家の補修、
この前、町内の大工さんにお願いして床など仕上げて頂いた。
その後、気になる部分が出てきて、私なりに補修を続けてきた。
それもようやくメドがつき、作品を並べた。

これまでは絨毯を敷いてあったが、取り除き、
改めて床材を張り付けて頂いた。
シックな感じに仕上がった。

いつも使っているコンパクトデジタルカメラ、
焦点が合わなくなってきた。落とした訳でもないのに不思議。
長年大事に使ってきたが、寿命が来たのか。
何とか駆使して応接間の写真を撮った。

作品も貯まってきたことだしと、窯焚きの準備を始めた。
天気の良い昨日、仕事がはかどった。
これからの北陸、良い天気は殆どなくなる。
できるだけ良い天気の日に仕事を進めなくてはと思う。

 

 

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庭と工房

2016年11月10日 | 日記

気温が一気に下がって、
窓辺のオオモミジ・マンゲツも赤くなってきた。

あさカーテンを開けると最初に見えるのがモミジ。
秋も深くなったなぁ、日に日に色濃くなるモミジ、
モミジの色合いが、冬が近いことを教えてくれる。

オオモミジ・マンゲツは窓辺に植わっている。
強い風が通るとガラス窓に触れることもある。

垣根を背景に、美しい紅葉がさらにうつくしく見える。
あとどれくらいこの姿を見られるだろうか。
美しい紅葉(モミジ)長く楽しみたい。

しばらく家の修繕や補修で時間がとられてしまった。
作品の準備、窯焚きもしなくてはならない。
頭の切り替えが下手で、なかなか進まない。

仕事場に入ると、トラちゃんが私の座るべきところに。
トラちゃんがいつでも入れる様にと、ドアを少し開けてある。
寒くないようにと家も作ってあるが、まだ家には入らない。
トラちゃんお気に入りのこの場所、日差しを受けてウトウト。

 

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