創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

時間配分

2014年01月30日 | 日記

何を優先すべきは当然理解しているつもりだ。
時間配分を考え、頭に浮かび上がってきたデザインを一気に画き溜め、
デザイン画をロクロの前に張り、ひとつふたつと確実に作品を創り上げている。

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   壷用耳作り


先日から作っていた壷、「 祈り 」の気持ちを表す作品の形、
一つのことにこだわらず、全てにおいて心穏やかに、静かに、そして平穏にと、
私の心の中を表現し、形に仕上げた。

この時季、急激に冷え込んだりして壷の水分が凍ってしまうことがある。
作品に損傷が出ないよう、夜分の冷え込み対策用にビニールなどでおおい、
時間を掛けて少しずつ水分を飛ばしてきた。

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   面取り


触っても大丈夫なくらいになった頃合に、削りを始めた。
当然ながら、削っているときにも万事上手くいくようにと祈りをこめ、
丁寧に、慎重に削り上げた。

本体は何とか祈りが通じたのか、無事に仕上がった。
次は品格を持たせるための耳作りを行わなくてはならない。
加えてデザインを決めたときと同じ形に仕上げなくてはならない。

デザインを決めた時点が、私の祈りの頂点である。
作っている最中に形を変更することは殆ど無い。
祈りが届くよう、耳作りも慎重に行った。

あと2作品にも耳をつけなくてはならない。
デザイン画通りに、寸法をきっちりと測って耳つくりを行わなくては。

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   まん丸トラちゃん


日中、工房の中で仕事をしていると、
トラちゃんが工房入り口でしきりに鳴いている。
「 私も中に入れて、ニャ~ン 」と鳴き続けている。

工房の、私が座っているロクロの横にはトラちゃんの寝床も設置してある。
甘えて入ってきてくれるのは可愛いが、いつでもトラちゃんが出られるよう入り口の
隙間を開ける必要がある。 もう20歳を越えているはずなのに、
中々家ネコになってくれない。

工房の中に入ってくると、自分の寝床に入って毛づくろいを始めたり、
私の仕事をジッと見つめていたり。 

視線を感じ、「 トラちゃん 」と声をかければ、「 ニャ~ン 」と必ず返事をくれる。
しばらくトラちゃんの様子を見、再び仕事取り掛かった。

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   工房で


ずいぶんと時間がたった頃、
ぐっすりと眠っていたトラちゃんが起き出してきて、早く家に入ろうよ、と催促。
時計を見やれば午後5時を回っている。

「 そうか、そうか、お腹がすいたのか、ちょっと待って 」と片付けを始めた。
その間、私の足元にまとわり付いて甘えてくる。
こんなに甘えてくるのに、家の中には入ってこない。
ネコの習性って、気持ちってなんだろうか?

家に入り、勝手口を開けるとトラちゃんが待っている。
でも、この頃のトラちゃんの目の様子が変。瞳孔が大きく開いている。
時々、S氏が仕事の手伝いで我が家に来ると子供をあやすように、
トラちゃんにご飯を与えてくれていたが、ここ一月以上、それが無い。

トラはS氏を探すような目つきで台所の中を覗き込み、
なんともいえない切ない声でS氏を呼んでいる。
「 大丈夫だよ、さあ、ご飯を食べて、」とトラちゃんをなだめ、背中をなでている私。
「 大丈夫だから、大丈夫だから、」と自身にも言い聞かせ。


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金沢望郷歌 .

2014年01月25日 | 日記

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   桜橋

金沢には男川の犀川、女川の浅野川が街中を流れている。
昨年末から二日に一度、金沢に向かっている。
雪の無い金沢は良い、運転も至極らくである。


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   北陸放送局


金沢慕情の歌詞の中に、

♪  桜橋から 大橋見れば 川の岸辺にかげろう揺れる  ♪

犀川に架かっている桜橋を渡り、少し行くと目の前に北陸放送局。
若いときからの知り合いのTさん、現役のときは昼夜問わず取材に飛び回っていた。
いま彼は71歳、「 堂前ちゃん、どうしている?行ってもいいか?」と声をかけて下さる。
我が家に来ると、2、3時間さまざまな話題で話しが弾む。

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   本多町通り


北陸放送局から数百メートル先に、金沢城跡の石積みが見える。
金沢は大変狭い町で、観光するにも最適である。
では私が観光するかといえば、殆どしない。

地元にいるからいつでも行ける、そんな考えがあり観光地なるものを殆ど回ったことが無い。
昨年1月、沖縄からお客様をお迎えし、何十年ぶりかで一緒に兼六園を散策した。
前日までは素晴らしく良い天気で、福井芦原温泉で蟹を堪能し、
酒を酌み交わした。

翌日兼六園にきたものの、雪ではなく雨降りですこし残念な気もした。
けれど徽軫灯籠(ことじとうろう)での記念写真は気に入っていただけた。
琴柱灯籠とばかり思っていたが、正式には徽軫灯籠(ことじとうろう)。
恥ずかしながら、日記を書いていて初めて知った。

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   兼六園下交差点


今回も病院に行くため、この交差点を右に曲がって坂道を登って行く。
雪の多い北陸、加えて観光地、道路には融雪装置が設置され水が出ている。
街中は融雪装置があって便利だが、チョッと外れるとドカッと雪。

早朝に家を出たためか、以外に人の姿も車の行き来も無い。
いつもなら、この交差点はいつも観光客であふれている。
雪の兼六園を楽しみにしていた観光客には申し訳ないが、
雪の無い、このように晴れた日は地元民は大歓迎。

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   兼六園坂


先日は雪が凍り付いて、皆慎重に運転していたが、
このたびの金沢兼六園坂は、カラッカラに乾いていた。

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   成巽閣(せいそんかく)


兼六園坂の途中、右側には石川県立美術館。
すぐの交差点を左に曲がれば、成巽閣。
成巽閣は加賀前田家の奥方御殿 成巽閣。

ずっと北陸に住んでいて、成巽閣を訪れたのはたった一度きり。
仙台からのお客様を案内し、成巽閣の中に入った。
手の込んだ素晴らしい美術工芸品が多く展示されていてビックリした。

はっきりと覚えていないが、その時季は2月か3月、
雛祭り、雛人形などが多数展示されていた。

そんなことを懐かしみながら、成巽閣のまえを通り過ぎ、右に回れば病院。
「 来てくれたんか 」と喜ぶ顔にホッとした。

心細いだろう、寂しいだろうと思うと胸が締め付けられるが、ぐっとこらえて、
「 散歩できるか?」と問えば、「 しんどくて寝ていたい、」言うので、
「 車椅子で回るから大丈夫、」そう言って看護師さんに了解を得て、
車椅子を押して外の見える窓辺までゆっくりと押していった。

「 病室にいると外の様子が分からなかったけど、天気がいいなあ。」
「 そうだよ、桜も見なくては、5月には仙台に個展で一緒に行くから元気でいなくちゃあ、」

一緒に外を眺め、あたたかいお日様を浴びた。
何となく疲れた様子を感じたので病室へ。横になってもらったら、すぐに寝てしまった。
寝顔を見ながら、神が仏がいるのなら、助けて欲しいと心の中で叫んだ。


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主治医へ要望提出

2014年01月20日 | 日記

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  霜焼けになった

   ホウレンソウ


健康維持のため、野菜を食べなくてはと、
いつもの逆の方向、梯川の上流に向かって歩いた。

梯川堤防までの道順は同じく、産業道路沿いを堤防まで。
普段は荒木田大橋手前の産業道路の下をくぐって堤防に出、
川下に歩くコース。

今回は雷の鳴っていない間に右に曲がって、堤防を上流に向かって歩いた。
昨年の洪水のとき、避難勧告が出、消防隊員や警察、そして町内の人と一緒に
水量を確かめていた鴨浦(かもうら)橋を越え、そこから数百メートル先の畑へ。

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   レタス


なんともはや、野菜たちはアラレや雪に降られ、無残な姿に。
特に菜っ葉類は殆ど全滅。 暮れには美しくまん丸の姿のレタス、
こぶし大の大きさになってしまい、やわらかい葉さえもが霜焼けで茶色に変色。

寒風吹きさらしの畑で植えているので仕方ないものの、
母が丹精こめて育て、もう食べられるという頃に大粒のアラレと雪に降られ、
中心のやわらかい葉までもがダメになってしまった。

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   ブロッコリー


例年なら暮れには大きくなるはずのブロッコリー、
今年度はどういう訳か成長が遅く、この頃になってようやく大きくなってきた。
けれど他の野菜たちと同じく凍傷になり、上部は黒くまだらに変色してしまった。

では食べられないか、と言えば、そんなことは無く、
熱湯で茹でれば美しい緑色になる。

大きさはメロンを大きくしたくらい。
これ以上痛まないように、変色した物を3個収穫。
家に帰ってサッとあらい、小口に切ってレンジで茹でた。

昨年末、25年間使ってきたレンジが壊れ、出力の大きいレンジを買って正解。
水を使わずに、あっという間にレンジで茹で上がった。当然栄養は流れず。

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   野水仙


空模様は怪しく、いつ雷が鳴り響くか分からないが、
野菜を少し収穫できたし、当分の間は新鮮な無農薬野菜を食べることが出来る。

では毎年観察している野水仙、今年はどんな状態だろうかと、
外に出たついでに自転車で群生地に向かった。

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   つぼみ


ああ、やはり今年も成長が悪い。
ほとんどと言っていいほど、つぼみが伸びていない。
この水仙は八重水仙で、とても芳醇な香りのする水仙である。
ほんの1、2本壷に挿しても、部屋中が良い香りに包まれる。

群生地を探し回って、ようやく蕾(つぼみ)を見つけた。
沢山咲いているのなら採取しようと思ったが、たった1本では可哀そう。
今回は写真に収めるだけにして、降りだす前に急いで帰ってきた。

全世界で起きている異常気象、身近の植物の状態を観察しても危険を感じる。

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   19日朝


そして昨日あさ、なんだかとても静か。
もしや、とカーテンを開けると太陽光線とは異なった白い光線が飛び込んできた。

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   積雪10センチ


今年の冬で一番多い降雪かも。 でもたったの10センチあまり。
これくらいでジタバタしていては雪国では暮らせない。
見る分には美しく風情を感じるが、この地で生活を営むとなると雪は邪魔者。

一月はこのような積雪だが、二月から三月にかけてドカッと降るから厄介である。
お願いだから降らないで欲しい、と願っても自然には逆らえず。

たまたま18日土曜日のテレビを見ていたら、
日本海上空で無害の何かを放出して、陸地に到達する前に雪雲を減らす、
そのような実験をして、数年後には実用化になるかもと。
我々雪国に住む者にとって、雪の無い冬はどれほどありがたいことか。
ぜひぜひ早く実現可能になって欲しいと、テレビを見ていた。

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   アイスバーン状態の

      兼六園坂


そして今朝早くに金沢へ。
主治医に、臥せっているS氏の心身状態と要望をレポートに書いて提出。
味覚を取り戻すための口腔外科へ、車椅子を押して付き添ったり、
S氏を励ましたりして午後1時半、病院を出た。

帰りに、別の病院に入院しているA氏の今後の生活についての相談を受け、
家に戻ったのは午後5時頃。 何とか良い方向にと、ひたすら願うのみである。
 

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検査の付き添いの合間に

2014年01月15日 | 日記

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   玄関脇


  ドウダンツツジ


今のところ、幸いなことに積雪は無い。
昨年の1月の連休も珍しく雪が降らず、とても良い天気だった。
沖縄からのお客様をお迎えし、芦原温泉、東尋坊、越前海岸を巡った。

連休で2泊3日の初めての北陸の旅、小松空港から我が家、そして福井。
テレビでしか見たことのない景色に感激した、と言っていただき、嬉しかった。
沖縄に帰られてからは毎日忙しく、患者さんを診られている。

そして今年の私、年末から今日まで病院通いが続いている。
あわただしく行われている検査、不安も感じるかと毎回立ち会っている。
とりあえず昨日で痛い検査は終了。

私自身、手術の経験が何度もあり、そのつど痛い思いをしてきた。
いかに痛みを感じさせずに検査するか、受けた本人が一番分かっている。
担当の主治医にそのように申し込み、私の指示通りにしていただいた。

医師はプライドがあり、素人の私の出る幕ではない、そのように返答が返ったが、
理由も無く物申しているわけでなく、自分の経験からお願いしているのであって、
あなたが患者の立場なら、そしてそのような検査など実際受けたことは?と聞くと、
ありませんと。 ならば私の言う通りの方法で苦痛を与えず処置して欲しいと要求した。

検査に立会い、終わった後、「 痛みは感じなかったか?」と聞くと、
「 全然痛くなかった、」と。「 先生、さすがですね、次もこのように頼みます、」といえば、
「ほんとに?良かった。じゃあ次からこの方法でしましょう、」と。

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   筒作り


作品作りをと焦りつつも、苦しんでいる知人をそのままにしておくわけにいかず、
すべてのスケジュールの一覧表をもらい、そのつど兼六園のすぐ近くの病院へ直行。
「 来てくれたんか、」とうつらうつらしている。

医師のミスで重篤の病に倒れたとき、毎週休みのたび励ましに来ていただいた。
40歳前、二年間に渡って5回入院と3回の手術、そして長期のICUは誠に辛かった。
励ましを頂いたことで、どれほど生きる力が湧いたことか。

その後も大きな手術を2回、そのたび病室に来て下さり、色々話して下さった。
私が入院していた総合病院は、我が家からは車でたったの5分弱で行けるが、
見舞いに来る人は大変。 とても交通の便の悪い所に病院が建っている。

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   口作り


不便にもかかわらず、本持参で病室のソファーに座り面会時間一杯いて下さり、
世間話しをしたり、なんだかんだと本当にお世話になった。

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   口仕上げ


いま私に出来ること、出来る限り時間を作って病院へ出かけ、
あるときは車椅子を押して検査室まで行ったり、一緒に検査報告を聞いたり、
本人の体の調子が思わしくないときは変わりに検査結果を聞いたり。
何の恩返しも出来ないのが悔しく、せめてもの出来ることはしようと思っている。

とにかく苦痛を与えないで欲しい、そればかりを訴えた。
医師に、あなたが同じ方法でそれをやったら、飛び上がるほど痛いぞ、と。
「 ならば、経験者の話しを良く聞け!」と強引に要求した。
結果、患者は殆ど痛みは感じなかった。

検査結果説明をするにしても、
尊厳を傷つけるような軽はずみな言い方をするな、失礼だ!と言うと、
軽く考えていて、すみませんでした、と。

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   全体像


医師になる難しい勉強していたとき、医師国家試験を受けるとき、
病者の真理など、勉強しないのだろうか、テストには出題が無いのか?

臨床検査、その結果だけを集めているように思えてならない。
それは医師として成長するために必要不可欠と思うが、
いま目の前に伏している病者がいる。

持ちうる限りの、最大限の知識、経験で対処してくれないと困る。
もし最悪の結果となったら、「 主治医、あなたの敗北だ 」。


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歩きの運動

2014年01月10日 | 日記

年末から年始と心痛むことの連続で、病院を駆け回っていた。
けれど私自身の健康のため、何とか歩く時間を確保しようと思っていて、
ようやく晴れ間が出た先日、梯(かけはし)川の堤防を歩いてきた。

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   河口より


積雪は無く、せいぜい5センチほどが降っては消えした毎日、
ただ雷が非常に近くでゴロゴロ、ドーンと鳴り渡っていた。
万一雷が落ちたら大変、何とか晴れ間が出て歩くことが出来た。

河口から7、6キロ、私は河口に向かって歩いていた。
折り返し地点までの半分の距離。

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   堤防補強


昨年の夏前、洪水で避難勧告が発令され、
皆で見守っていた梯川、対岸の堤防が弱いのか補強工事がされていた。

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   鳥


こんなに冷たい風が吹き付けるのに、小鳥たちは平気なのか?
川面には渡り鳥たちが浮かんでいるが、どのような仕組みで寒さに耐えるのか、
いつも不思議に思いながら鳥たちを眺めている。

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   巣


すっかり葉が落ちた堤防の斜面の木、鳥の巣がキレイな形で残っている。
かなり大きいので、きっとカラスの巣だろう。 暖かくなれば巣作りが始まるのだろう。

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   金沢城・白鳥路


大切な、心から信頼している知人が入院している病院、
心配で胸が痛んで、どうしようもない。

昨日必要なものを買い、暗くなる前に金沢に向かった。
今回は金沢城横の白鳥路を通って病院に向かった。

どうすることも出来ず、ただ見守るだけ。寝ているので、そっと肩をたたいた。
「 来てくれたんか、」と起き上がろうとするので、そのままそのままと言って、
ベッドの横に座って少しずつ話しをした。

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   兼六園坂


面会時間は午後7時半まで。
うつらうつらしているので、「 時間が来たから帰るよ、」と言うと、
「 今度いつ来てくれる?」と聞くので、「 土曜日に又来るから、」と答え、
病院を後にした。

雪がチラチラと降り始め、
兼六園坂は静かに、ひっそりと佇んでいた。

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   山茶花


帰り道は、いつもの産業道路。
雪が急に大降りになり、道路はあっという間に真っ白に。

12月、新品のスタッドレスタイヤに交換したばかり。
雪をシッカリと食い込んでいるのがハンドルから伝わってきた。
でも事故を起こしては何にもならない。

前の車から距離を置いて、ゆっくりと運転した。
家に帰り着くまで、2台の車が道路からはずれ警察も来ていた。
雪道の運転は慎重に、ブレーキは急に踏まず、エンジンブレーキをかけること。

毎回毎回見る車の事故や路肩に乗り上げている車、
自分の運転は当然のこと、他の車の運転にも注意を払うことが必要である。

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   雪柳


事故も無く、我が家に着いたのは午後9時前。
雪の無い季節ならば、時間がかかっても45~50分で到着する距離。
面会制限時間ぎりぎりに病院を出たから、1時間15分あまりかかった。

車のライトに照らされた山茶花と雪柳、
叶うならば、すべてが良い方向にと真っ白い雪を眺めた。


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