8月17日夜11時半ころ、
何者かに襲われて瀕死の大怪我をおったトラばあちゃん。
14日目の今朝、8割がた回復、もう大丈夫。
切れていた部分も元のように。
呼吸も普通になった。
朝起きると、いつもの元気なトラちゃんの声で、
「おはよう、外に出して、ニャーン」。
だっこして外に出、隣の空き地におろすと、
一通り眺めて、私の顔を見る。
「大丈夫だから、おしっこして、」と言うと、
今朝は14日ぶりにウンチをしてくれた。
ほとんど食事らしいものをしていなかったが、
高栄養の流動食とやわらかい食事をちょっとだけ、
それが今朝、普通の便が出た。
トイレが終わると、中に入れてと。
きっと怖い目に遭ったことを覚えているのだろう。
抱っこして中に入り、食事を与えた。
やわらかい食事、
そして今まで食べて来たニャンコの食事。
まだ口が痛いのか、やわらかい物を食べた。
少し食べ、また寝床に入るトラ。
清潔を保つため、敷物は毎朝取り換えている。
元気なトラばあちゃんに戻れるまで、もう少し。
とんでもない大怪我をしたが、 本当に頑張ってくれた。
それにしても回復速度は人間と異なって早い。
2週間前は死ぬかと、あきらめもしたが、
獣医さんで受けた処置のおかげで、
元気になってくれた。
トラばあちゃんは20数歳の高齢。
老衰なら覚悟できるが、今回のような大ケガ、
ぜったいに死なすわけにはいかなかった。
治って良かった。本当に良かった。
もう少し、
あともう少しで、
いつものトラばあちゃんに戻る。