わが家の敷地内には狭いながらも畑がある。
夏野菜のトマトが11月になろうとしている現在も実り、
その横にはパプリカも元気で育っていて、実をつけている。
今日まで、種からキャベツを育てた経験が無く、
今年、初めて種まきからキャベツを育ててみた。
程よく芽が出、元気な苗を選んで前庭にも植えた。
この土は、畑の土を運んで盛り土にした畑である。
約15センチ余り嵩上げ(かさあげ)し、畑と同様にした。
母が長年に渡って守って来た農薬も何も混ざっていない土、
わが家で復活してくれればと、畑から運んだ。
わが家の庭には木々が沢山植わっているが、花があまりない。
季節ごと、小さな花鉢を買ってきて家の中で咲かせている。
花が終わって半分しおれかけていた花鉢、
捨ててしまうのが忍びがたく、庭木の陰に置いていた。
季節はめぐって忘れかけていた花鉢、
夏から秋、そして晩秋の今、再び元気を取り戻してきた。
もう一度咲かせましょ、と小春日和のお日様を浴びさせた。
生き生きとした肉厚の葉、そして元気いっぱいの小さな花芽、
これからの雪の季節に、もう一度愛らしい花を見せてと声かけた。