創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

前庭

2015年10月30日 | 日記

わが家の敷地内には狭いながらも畑がある。
夏野菜のトマトが11月になろうとしている現在も実り、
その横にはパプリカも元気で育っていて、実をつけている。

今日まで、種からキャベツを育てた経験が無く、
今年、初めて種まきからキャベツを育ててみた。
程よく芽が出、元気な苗を選んで前庭にも植えた。

この土は、畑の土を運んで盛り土にした畑である。
約15センチ余り嵩上げ(かさあげ)し、畑と同様にした。
母が長年に渡って守って来た農薬も何も混ざっていない土、
わが家で復活してくれればと、畑から運んだ。

わが家の庭には木々が沢山植わっているが、花があまりない。
季節ごと、小さな花鉢を買ってきて家の中で咲かせている。

花が終わって半分しおれかけていた花鉢、
捨ててしまうのが忍びがたく、庭木の陰に置いていた。

季節はめぐって忘れかけていた花鉢、
夏から秋、そして晩秋の今、再び元気を取り戻してきた。

もう一度咲かせましょ、と小春日和のお日様を浴びさせた。
生き生きとした肉厚の葉、そして元気いっぱいの小さな花芽、
これからの雪の季節に、もう一度愛らしい花を見せてと声かけた。

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土作り

2015年10月25日 | 日記

作品のデザインを考えつつ、青磁用粘土作りを続けている。
土練機が順調ならば何の問題も無いのだが、
修理に出してから更に悪くなった。

絶対に出てはならない鉄粉が機械のどこからか出てくる。
専門修理工場は手を挙げてしまったのでどうしようもならない。
鉄粉が混ざってはいけない青磁用粘土、きついけど手で揉んでいる。

首や肩にかなりの負担を感じつつも、やらざるをえない。
そんな私を気遣ってか、トラちゃんが工房入口に来て甘えてくれた。
土揉みは大変きつく、手を休めてトラちゃんの相手をした。

トラが気持ち良くお日様に当たりながら寝ていた。
菊もみ最中の形が何となくトラが丸まっているように見えた。

畑もそのままになっていて、土作りもしなくてはならない。
ご近所の中田さんご夫婦も畑に出られていて、
ホウレンソウを欲しいだけ持って行くようにと。

私が撒いた玉ねぎ、全く芽が出てこず、
この玉ねぎ苗も必要な分だけ上げるからと言って頂いた。
「ワシら、堂前さんのお母さんに教えてもらったんや」と。

玉ねぎ苗を植え付ける時期が来ていて、
先ずは土作りから、植え付ける場所の草むしりを行った。

70坪ほどもある畑、次から次と雑草が生えてくる。
畑仕事の多くが、草むしりから始めなくてはならない。
時間が掛かってしょうがないので、大きな穴を掘り、
草の表面をスコップですくい、穴に入れて行った。

作品の土作り、畑の土作り、どちらも大変な作業。
いつかは出来ると自身に言い聞かせて、
半々で土作りを行っている昨今。

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前庭の畑

2015年10月20日 | 日記

垣根の横にウメモドキ。
晩秋のこの頃、小さな実がいっぱい連なって美しい。
このウメモドキ、小鳥たちが食べている姿を一度も見たことは無い。
うまいのか、まずいのか、どちらなんだろう。

前庭の畑にはゴーヤ、キューリ、ナス、パプリカ、トマトを植えた。
キューリは秋風が流れて来た頃に蔓が枯れてしまった。
ゴーヤは9月末まで実っていて楽しんだ。
ナスは昨日、掘り上げた。

現在、フルーツトマト・アイコ、そして従来のトマトは元気。
めっきり冷え込んできたが、それぞれが沢山実を付けている。
当分の間、新鮮なトマトを食べられることが出来、嬉しい。

パプリカもまだ青々として、沢山の実をぶら下げている。
このパプリカ、かなり寒くなっても十分に育つから不思議。
当分の間、トマト、パプリカには不自由しなくて済みそうだ。

夏前から始めた実家の畑。
それまでの土づくりが出来ていなくて、かんばしくない。
母が亡くなったのは3月、7月頃まで手を付けられなかった。
私が管理することになって、ようやく草むしりから始めた。

様々な秋冬用の野菜苗を植えたが、何んともみじめな姿。
昨日も出かけて草むしりをしてきたが、まだかなり残っている。
今回もまた、皆さんが野菜を分けて下さった。

私が植えた大根は全滅。葉っぱ類も同じく全滅。
立派な大根、キャベツ、ブロッコリーを頂いた。

今日の夕方には、
小松菜、サラダ菜を我が家まで持ってきて下さった。有難い。

わが家の畑、ナスなどを整理した部分が空いている。
一月前に種から育てたキャベツ苗が成長してくれた。
これを前庭の畑に植えてみようと思う。
これは初めてのこと。どうなるか。

夕暮れは早く、あっという間に太陽が沈んでいく。
午後4時半、デジカメ持参で堤防に出かけた。
帰り道、西の彼方に陽が沈み始めた。

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第40回 九谷と花選抜出合い展

2015年10月15日 | 日記

主催・ご挨拶

展覧会テーマは、伝統工芸と花の調和を求め、
既存にとらわれない九谷焼と生け花の花の世界を追求し、
新しい美を創造しようとするものであります。

ことしは昨年の同展にご出品いただいた陶芸、華道作品の中から、
特に優れた40人をそれぞれ選抜致しました。

この展示会出品依頼が届いたのはひと月以上も前の夏、
作品出品は9月11日だった。

どの方が私の作品に花を生けて下さるのか、楽しみだった。
抽選で小原流の大島さんが生けられることになり、
お電話が掛かって来た。

「 どの様なお花がご希望ですか?」
「 どの様な花も選びませんので、お好きに生けて下さい。」

このような会話をして、今回の出合い展となった。

生けられた花を観て、この壺にピッタリ合っていると思った。

伝統花でとおっしゃっていられていたが、
躍動感ある、とてもステキな生け花だった。

余計な飾り物、一切なしだが、
凛として気品高く生けて下さった。
会場には40点の生け花があったが、
もしかしたら1番品が良かったように思った。

沢山の方々が展覧会にお越しになっていて、
中々写真を撮れなかったが、ようやく3枚写してきた。

そして今日15日、第40回九谷と花選抜出合い展は終了。
夕方、会場のサイエンスヒルズこまつに搬出に出かけた。

青磁壺、かなり大きな青磁壺、
会場では華やかな九谷作家の作品の中で、どっしりとして見えた。

会場に来られている方々の会話を聞いていたら、
「 立派な壺、すごく勢いのある生け方だね、」等々。
この青磁壺を出品して良かったと思った展示会だった。

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東京・画廊へのご挨拶

2015年10月10日 | 日記

来年9月後半の個展が決定いたしました。
5日小松を発ち、8日まで東京に滞在致しました。

東京滞在は秋葉原駅のホテルに泊まるのが常、
今回も旅行会社に手配をお願いしました。何んと宿泊代金が倍に!
旅行会社の人に何んとかならんのか?と聞いたら、どこも高いと。

銀座、みゆき通りの画廊へご挨拶に伺いました。

ご挨拶し、打ち合わせも順調に進みました。
詳細につきましては又お知らせいたします。

青山の友人のお店、マ・バイ・ソ・シ・テ、に伺いました。
半年ぶりにお会いし、楽しいひとときを過ごしました。

翌日、

多摩市在住のお客様、Sさんと待ち合わせ。
日本橋をグルっと歩きました。

せっかくだからと、東京駅もご案内頂きました。

テレビで見ていましたが、やはり実際に見ると迫力あります。

滞在中は晴天続き、
最終日は上野美術館巡りを致しました。


これもいつものこと。台風か、ギンナンが落ちていました。

今回は1便早い飛行機で羽田を発ちました。

午後8時前に自宅に帰りつきました。
あさ起きて玄関を開けると、

町内の、母のお友達がカボチャ食べて、と優しいお心。
充実した東京、そしてお友達の優しいお心、
疲れは何もありませんでした!

..............今回の文章、なんだかなぁ、チョッとなぁ..............

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