創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

心配していた突然の電話。

2014年08月30日 | 日記

初めて個展開催させていただく小田急、藤沢店。
すべての準備も整い、作品を大箱に詰めるだけになった。

雨が降り続いていたが、ようやく曇り空になった。
いよいよ農作業の開始。

Photo

   スイカ畑


折角ネットを張ったのに、全く収穫が出来なかったスイカ畑。

Photo_2

   スイカ畑


ネットの中に入っても十分に歩ける高さにネットを張った。

Photo_3

   カラス除け


ネットを張った時点では沢山の実が付いていたが、
やはり異常気象か、大きくなっても甘くもなく赤くもなく。
蔓を確認すると収穫時期、が実際は成長していなかった。

母に、「 来年から作るのを止めよう、」と言うと、
「 年々スイカの成長が変だから、お前が止めるなら、」と。
「 来年からはスイカを買えばいい、」と言えば、
「 母ちゃんも来年は元気でいるか分からんもんね、」と。

母は87歳。 足腰、体中に支障を抱えているが畑が生きがい。
スイカが大好きと言うから、何とかして作ってきたが、
自然現象、天候異変には逆らえない。


Photo_4

   母


私がスイカ畑を整理している間、母はトマト棚を壊し始めた
「 それも俺が片づけるからほっといてくれ、」と言うが、
体を精一杯伸ばしてトマトの枝を整理している。
あぁ、きっと後で体が変、痛いと言うに違いない。


Photo_5

   トマトの残骸


母が取り壊したトマト、木曜日のゴミ出しに出す準備。
一抱えもあるトマトの枝、全部で5束になった。


Photo_6

   ワラ燃やし


母に、「 もういいからチョッと休んでいて、」と言うと、
しばらくミカンの木陰で休んでいてくれた。


Photo_7

   勢いよく


スイカ畑のネット外しも終わり、
次はスイカを保護するために敷いてあったワラを燃やした。


Photo_8

   風に流され


長雨で湿っていた敷ワラも、風の勢いで順調に燃え出した。


Photo_9

   ナス


休んでいるはずの母を見れば、
今度はナスの収穫を始めだした。
「 もっと休まんと、」と言えば、「 もう十分、」と。


Photo_10

   あお紫蘇


午前いっぱい掛かっての畑の整理、
何とか終わり、ホッとした。

個展作品もすべて準備が整ったし、
すべてがうまくいくように願った。

そしてあくる日の昨日、母、体が痛いと言いだした。
「 だから無理するなと言っただろ、」と言いつつ、
母の定期検診日と重なったので、整形外科にも受診させた。

昼近くになったので、回り寿司でもと思っていたら、
いつもミサ曲で一緒に出掛けていたAさんから電話。
「 堂前さん、また入院することになってしまった、」と。
「 えっ、病院はどこ?」と聞いたら「 前と同じ、」と電話が切れた。

母に「 知人から入院したと電話があったので、どうする?」
と聞けば、「 きっとお前に助けて、とのことだから、
昼食はいいから行って上げて、」と。

昨日、今日と時間調節をしながら金沢に出かけてきた。
看護師に状態と今後の予定を聞き少し安心。が今回の入院は長引く。
看護師に「 何かあったら、いつでも電話下さい、」と頼んだ。

Aさんにも、「 気長に頑張ろう、いつでも来るから」と話し、
Aさんも、何とか携帯電話を使えるので、電話しますと言ってくれた。

来月の個展期間中は藤沢に居るのでどうにもならないが、
病院に入っているので少しは安心だ。

月曜日は私の定期検診だが、終わったら病院に行かなくては。
今日病院に行き、Aさんには優しい会話が必要と感じた。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雲の向こうへ。

2014年08月25日 | 日記

もぉ~しつこい!!! と困り果てていた夏カゼ、
治り始めてきたら、一気に体調がよくなってきた。

Aa

   パソコンで


慣れないパソコンを駆使しながら、
どうにか作品リストと図録を作り上げた。

今まではすべて手書きで行なっていたが、
友人が見かねて、私が書き込める状態の表を作ってくれた。
仕上がったリストと図録、すべて小田急に発送し終えた。

Photo

   夕日


歩きの運動にも出かけられずにいたが、
普段の体調に戻りつつの状態になり、夕方歩いてきた。

時間は午後6時、厳しい太陽光線も和らいで風が心地よかった。
西の空、日本海に沈もうとしている夕日を眺めながら歩いた。
片道30分、6時半には夕日の姿も見えなくなった。

Photo_2

   鳳凰の姿にも


時折小松空港に直陸する飛行機が右手の後ろから高度を下げ、
ゆっくりと小松空港に着陸態勢を整えて飛んでいた。
夕方のこの時間、数分ごとに飛行機が下りてくる。
もう少し余裕があればなあ、と事故がないことを願った。

そうこうしている内に折り返し地点に到着。
今度は上流、白山方面に向かって歩き始めた。

夕日に照らされた面白い姿の雲。
以前も同じような形の雲があったように思う。
確か日記にも載せたはず。 いつだったか思い出せず。


Photo_3

   美しい


遠く白山方面を見やれば大きな積乱雲。
この頃入道雲とは聞かなくなったように思う。
入道雲のほうが馴染みがあって良い。

暗くなり始めた東の空、夕日を受け、とても美しい。

この前のタンポポではないが、
綿毛につかまって入道雲の向こう側まで飛んでいきたいなあ、
などと、たわいもないことを思って歩いた。

それにしても美しい。


Photo_4

   整形外科受診


先月、役所から書類が届いており、
22日、整形外科の予約を入れてあり出かけた。
病院は近くのヤワタメディカル。

手術やリハビリで何度もお世話になった。
東京でのお客様のご主人さんが事務長だったご縁でもある。

主治医は現在院長、私より10歳はお若いか。
とても腕が良く、親切に診察してくださった。
書類が出来たら連絡を下さるとの事だった。

8月後半から急に天気が悪くなり、雨の日が多くなってきた。
個展準備は完了したし、早く実家の畑の整理をしなければ。

どこにも出かけられなかった夏、
また東尋坊、三国温泉に出かけたくなった。
この前は雨に降られてしまったが、ぜひとも夕日が見たい。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長すぎた夏風邪

2014年08月20日 | 日記

藤沢・小田急個展作品の選出をしなければ、
それぞれに区分けして、まとめなくては、と思いつつも
体が自分の思うようにならなく、焦りまくった日々を過ごした。

熱がある訳でもないのに、体がだるくて仕方なかった。
準備を進めていると、急にふらついてそのままベッドへ。
最長で一週間寝込んでしまった。

Photo

   玄関先に


まだ夏風邪が完全に治ったわけではないが、
時間ばかりが刻々と迫ってきて、無理を押して作品選出。
少し作業をしては横になる、そのような情けない毎日を過ごした。

いつの間にか「 てっぽうユリ 」が咲き出していた。
私が食事をとらなくてもトラちゃんには食事を与えなくては。
ふらつく体で玄関に出てみると、庭中に白ユリが咲き出した。

Photo_2

   作品整理


食欲は無いが、ほんの少しだけ食べて作品の選定開始。
一時間作業をして二時間休む、なんと無駄な時間配分だろうか。


Photo_3

   日常作品


主治医から風邪薬を処方してもらってあるが、
カゼをひいてしまったら栄養を摂って休む、これが原則。
でも、そんなことを言っていられない現実。
効かないだろうと思いつつ薬を飲んだ。


Photo_4

   花


きのうあたりから何となく調子が戻りつつのような気配。
出来るだけ無理せずに、と言っても迫りくる時間、
調子の良い時をねらって作業を開始した。


Photo_5

   アイコ


夏風邪が二十日あまりも長引いてしまい、
それなりの計画を立てていたことがすべてダメになった。
前庭のアイコも、急に元気がなくなり始めた。
今年はトマトピューレは諦めるしかないか。


Photo_6

   空たかく


そして今日夕方、ようやくすべての作品選定が終了した。
ホッとすると同時にドッと疲れが出てきた。
いくらなんでもカゼはもう大丈夫だろう。

急いで作品リストを作り上げ、小田急に発送しなくては。
それが終わったら作品梱包。 と同時に草刈もしなくては。
実家の畑の整理もしなくては。 ああ、中々休めそうにない夏。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

作品選出

2014年08月15日 | 日記

青磁を中心に、と銘打っての今回の小田急・藤沢での個展、
時間を気にしながら、ようやく壷類などの作品の選定は終わった。

初めて行わせていただく個展、
多くの方々にお越しいただき、ご覧頂きたい。
あれもこれもご覧頂きたい、と願いながら作品選びをしていたら、
あっと言う間に時間が経過してしまった。

迷いに迷って、ようやく主な作品を選出した。

Photo

   記録


1点づつ記録写真を撮り、ダンボールなどの仮箱に詰めた。
輸送中に不備があっては困るし、衝撃吸収剤などで作品を養生した。

予定では7割以上の作品選定が終わっているはずだったが、
うかつにも夏風邪をこじらせてしまい、寝込んでしまった。

小田急・藤沢から帰ってすぐの4日、定期検診で病院にでかけた。
朝からとても暑い日で、サービスのためか冷房がかなりきつく感じた。
小松市の検診も一緒に受ける事になっていて、いつもより時間が掛かった。

急ぎ足の湘南行きと東京国立博物館などの鑑賞。
疲れもあったのか、病院から帰ってから何となく体がだるく感じた。
まさかカゼを引くとは思わずに過ごしていた。 それが甘かった。

病院の待合室にはカゼを引いている方々が何人も診察に来られていた。
夏にカゼとは大変だなあ、と思っていた私がカゼを引いてしまった。

壷類のあとは茶道具類、酒器類の選定を行う予定でいた。
それが終わったら日常品の食器類の選定をと、計画を立てていた。
が、調子が戻らない。私の体質か、カゼを引くと何故だか長引いてしまう。
参ったなあ、と思いながら保管してある風邪薬を飲んでいる。

Photo_2

   仮箱


ビタミンを摂らねばと、畑に出かけた。
つい先日まで蔓で一杯だったスイカ、無残な姿になっていた。

Photo_3

   枯れたスイカ


かなりの蔓で囲いの中は足の踏み場も無いくらいだったのに、
その面影も見られない。こんなに早くスイカが枯れてしまう事は珍しい。
隣近所の畑を見渡してもスイカは無い。 やはり異常気象か。

先日、食べごろのスイカを数個採取したが全く甘くなかった。
でも蔓を見ると収穫時期が来ていたのだ。
毎年スイカの出来が悪くなってきている。

Photo_4

   無残な姿


台風の直撃は避けられたものの、畑の野菜類がだめになるのは堪らない。
台風直撃を受けた地域の農家の方々、丹精込めて作られていた農作物や
ハウスなどが壊れて多大な損害が発生。

特に稲は水に浸かると茎が折れてしまい、収穫間際の稲穂から芽が出る。
芽が出てしまった米は収穫しても売り物にはならず。 当然食べられず。

世界各地で発生している異常気象、いつどうなるか分からない現在、
自分達の食べる食物位は自国で生産しなくては、確保しなくてはと思う。

無残なスイカを見ながら様々な事を思い、
肉厚のパプリカと青じそを収穫してきた。
ゴーヤと一緒にジュースをつくり、早く体調を整え、
個展準備を続けなくては。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

藤沢・小田急個展

2014年08月10日 | 日記

10日、台風11号が接近している現在、
午前中は風もなく雨も小雨程度だったが、
午後から庭木が揺れるほどの風が吹き出した。
その風も午後5時過ぎには落ち着いてきた。

日本海を通過との予報で、かなりの風が吹くのかと心配し、
家の周りなど、補強できるものはすべて行ない片づけた。
大したこともなく台風は足早に過ぎ去って行った。
被害に遭われた方々には心からお見舞い申し上げます。

Photo

   DM発送


小田急デパート、藤沢にての個展のお話を頂き、
東京、鎌倉、藤沢と、急きょ出かけてきたのはつい先日の事。
すべてが慌ただしく進んで、ようやく案内状の発送が出来た。

Photo_2

   作品整理


正式な返答がない状態での準備で不安もあったが、
小田急に出かけてマネージャーさんと打ち合わせなどし、
これで個展準備を進められると安心して帰宅した。

小田急、藤沢のホームページを確認したら、
9月の催事イベントに私の個展案内が載っていた。
確認できたので、私のホームページにもご案内を載せました。

催しのページをご覧ください。


Photo_3

   ゴーヤ


雨の少なかった梅雨と強烈な太陽光線で、
実家の畑も我が家の畑の野菜も一気に成長してきた。
あんなに小さかったゴーヤ、かなり大きく育ってぶらりぶらり。


Photo_4

   アイコ


特にフルーツトマトアイコは水分を吸収すると割れてしまう。
台風が来る前に急いで収穫した。

バナナ1本、ゴーヤ1本、フルーツトマトアイコ、低脂肪牛乳、
それらをミキサーで細かくし、栄養たっぷりのジュースを作った。
「 スムージ 」と言うより「 野菜ジュース 」と言うほうが良い。
流行語のように、テレビでは相変わらず「 スムージ 」と言っている。

美しい日本語、すべてにおいて大切にしたいものだ。


Photo_5

   サルスベリ


風がやんだ間に庭木の中のサルスベリを観察。
雨にぬれ、まるで氷水のようにフワフワしていた。

毎年の事だが、氷水を食べたいと思う頃にはすでに秋。
小豆と抹茶がたっぷりと掛かった氷水が大好きな私。
さて今年はいつになったら食べたいと思うか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

A_2

   更新ボタン


催しのページでご案内が見られない場合は、
画面左上の、赤丸で囲ってあるところを左クリックしてください。
ページが更新されてご覧頂けると思います。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする