創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

虹のかけはし

2010年01月30日 | 日記

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   ステンドグラス ・ 21


  煌めき展 (きらめきてん)


「 粉雪のように輝き、そして舞うステンドグラスの光たち 」
志賀町の、ヴィトレの丘マスター、西野さんから展示会のご案内が届いた。
27日は金沢21世紀美術館の会場にいられる、とのことで出かけた。

いくつかある会場の中で、ステンドグラス展の会場だけは照明を落とし、
展示してある作品の放つ、光の妖精たちの世界が広がっていた。
久し振りにお目にかかり、早速作品を鑑賞させていただいた。

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   仏塔のイメージか?


うっかり者の私、作者と題名を確認しないまま、18点あまりの個性豊かな作品を眺めていた。
ステンドグラスと言えば照明器具をすぐに連想してしまう。
確かにアンティークのステンドグラスも重厚さがあって良いが、
今回展示されている作品のそれぞれがとても魅力的で、かつ個性豊かで好感が持てた。

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   バラ?


さりげない空間に、優しさと夢、加えて安らぎを与えてくれる出品者の作品。
あれもこれもいいなあ、その前に家を何とかせねば、と
輝き舞う光に誘われて夢の世界に入って行った。

以前の日記に、ステンドグラスの光を見ると、何故だか寂しさがこみ上げてくると書いたが、
今回見せていただいた作品から感じる思いは、寂しさよりも夢が大きく膨らむものであった。

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   虹色の変化


題名を聞き忘れ感じたままに展示会の様子を書いたが、
この、あやしくも美しい曲線と、細かい一つ一つのグラスの織り成す光の世界、
十数秒毎に虹色のように光が変化して、まるで虹に溶け込むような錯覚を覚えた、
ヴィトレの丘・西野さんの作品。  お忙しい時間のなか、励まれた姿が垣間見えた。

21世紀美術館を出、カトリック金沢広坂教会の前を通り過ぎて帰宅。
その夜、悲しい知らせが飛び込んできた。
いつもミサ曲を作曲してくださる輪島教会の、ジュリアーノ神父がお亡くなりになられたとのこと。

私の恩人で、友人のベネディクト神父がいつも親しくされていたジュリアーノ神父。
数年前より病気気味とは聞いていたが、まだ82歳。
優しく、心そのものが表現された曲を作られる神父だった。

28日、カトリック金沢教会で、お通夜がしめやかに、かつ荘厳に行われ、
私達聖歌隊もジュリアーノ神父作曲のミサ曲を歌わせていただいた。

私が死んだらこの曲を、のお願いで、

~ Missa " Nimis amara" ~ の中から


  ・ Kyrie
  ・ Sanctus - Benedictus
  ・ Agnus Dei

を心込めて歌わせていただいた。

カトリックの通夜、葬儀の式次第に基づき、厳かにジュリアーノ神父の通夜が執り行われた。
カトリック金沢教会の司祭、クリストフォロー神父が最後にご挨拶され、
同年代の神父が召されたことを悲しみつつ、遠い昔を振り返られながら、
ジュリアーノ神父が生前語っていた話しをされた。

空に七色の美しい虹がかけはしを架ける頃、
私はその虹の光とともに、そっと天国に導かれて静かに消えてゆきたい、と。
クリストフォロー神父の話しは、ジュリアーノ神父を称えるとともに、
先に旅立った宣教師をいつくしむ、心打つ話しであった。

昨秋、ジュリアーノ神父が作曲された曲が私の手元に残っている。
かなり難しい曲で、次の機会に練習して歌おう、と言っていたミサ曲。

・・・・・ ~ Te Deum ~ ・・・・・ 感謝の歌

かなりの難曲だが、アルマンド神父はこの曲の練習をしたいと言うだろう。
私達が住む地球、様々な人々が住んでいるが、人の命に格差は無い。
どのような人も、命の重さは同じである。 せっかくこの世に生まれてきたこの命、
大切に、「 人 」の字が教えてくれているように、支えあって良い人生を送りたいものだ。
そして、美しい虹にいざなってもらい、天に召されたいものだ。

Photo

   虹に導かれ


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彫り込み

2010年01月25日 | 日記

なにかが変な天候のように、今年に入ってからの私の調子も変。
本格的に歯の治療を始めてから、すべての歯車が狂ったように毎日が過ぎていく。

1週間に一度、歯科医院に治療しに行く予約をしてあるが、その計画は殆ど無効。
1週間に2、3度歯科医院に出向いている。  なぜこうなる???
作陶の予定を決め、順々にこなしていくつもりだったが、すべて歯で、歯車が狂った。

そのような中、スッキリと晴れ渡り、久し振りにお日様が朝から夕方まで照ってくれた。
早く文様を入れなくてはと思っていた盃、一日に数個しか仕上がらないが、
温かい窓越しのお日様を浴びて作業を始めた。

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   道具


暮れまでに高坏には希望通りのシノギ文を入れることができた・・・7、8個は失敗したが。
今年になってから盃に少しずつ、ほんの数個ずつ文様を入れている。
もちろんその間も神経は歯の方に。  気にしないで仕事をと思うが、静かな工房の中、
いやおうなしに歯の痛みに神経が行ってしまう。  困ってしまうがどうしようもない。

いつまでも歯の事ばかりを書くわけにもいかず、
いま行っている作業を紹介いたします。

どの手仕事も同じと思うが、道具は自分自身で作らないと作業が順調に進まない。
いつだったか、木竹伝統工芸師が道具を説明しているテレビ番組を見たことがある。
小さな鉋(かんな)から大きい物まで、全部で百個以上もご自身で作られ、
見事にそれを使いこなして美しい工芸品を作っていられた。

テレビで見た時は私はまだ若く、あんなに沢山必要なのかなあ?と疑問に思ったが、
それを始め、創作を追求していくほど道具が大切な物となってくるのを実感している私。
すべての道具を写真で紹介できればいいのだが、いくつかはお見せできないのが残念。

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   盃


先日の日記で太陽光線の事を書いたが、
天気がよければこのように窓越しから燦燦とお日様が照ってくれる。
本来ならば、もうすでに文様入れの作業は終了し、ロクロで成形作業している予定だったが、
先の事情ですべてが遅れてしまい、いまだに文様入れを続けている有様。

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   ナデシコ文


山が好き、山野草が好き、高原を歩くことが大好きな私、
近くの山、車で数日かけて出かけられる山、はたまたヨーロッパのアルプスまで出かけ、
様々な山野草を観察している私。 これを、と思ったら徹底的にやらないと気がすまない性格。
いいのか悪いのかは分からないが、それでも今日まで作品を気に入って下さる方々に恵まれ、
試行錯誤しながら文様を彫りこんでいる。

このナデシコ文、花そのものを掘り込むのは至極簡単だが、それでは写しになってしまう。
ああでもない、こうでもないと図案を描き、これ、と決めたら後はひたすら彫り込むだけ。
ところが図案の段階で良し、と思っていても、いざ盃に下絵を描くと何となく不似合い。
結局また図案の描き直し。  そうして今二種類のナデシコ文を彫りこんでいる。

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   シノギ文


風わたる高原で凛と咲くナデシコの花、 美しく澄んだ白磁釉薬、青磁釉薬の中に浮かび上がらす予定。
それとは正反対に、凛とした、は同じ表現だが、威厳を持った凛としたシノギ文の盃も
同時進行で彫り込みを行っている。  これも白磁、青磁を施す予定。

余計な神経を使わずに、何とか早く次の創作に移りたいと願っているこの頃、
だが、今日もまた予定外に歯科に出かける羽目になってしまった。
ああ、ああ、と言ってもどうしようもないか。  たわごとと思って下さい。


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「 パスタ de パーティー 」

2010年01月21日 | 日記

ところで、貴方の平熱って何度くらいでしょうか?
私の体温は少し低く、35、7~8度が平熱。
人の体温の平均は36、8度と習ったけど、私の体温は35、7~8度。
加えて血圧も低く、上が110未満、下が60未満。

きっと冷たい人なんだろう、と思わないで下さい。
このような私ですが、あたたかい血が流れていると自負しているのです。
歯の治療が始まってからは、何度も37度、38度の熱が出、加えて痛くて大変。
平熱の低い私、37度以上の熱が出るとフラフラになるのです。
昨晩は日記を書く日でしたが、熱が出て早めに寝てしまい、いま日記を書いています。

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    アルマンド神父



   健康を祈って、乾杯!


先日夜、カトリック金沢教会で、クリスマスのミサ曲を歌った人達にお礼を、と
「 パスタ de パーティー」が行われ、ご招待を頂き出かけてきた。
アルマンド神父の挨拶と乾杯で、楽しいパーティーが始まった。

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   心づくしの料理


雪降る夜、このパーティーには温かい雰囲気があふれ、
美味しい料理と楽しい会話が飛び交い、幸せな時間を過ごさせていただいた。

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    バジルソースのペンネ


   トマトソーススパゲッティー


   チキン、ポテトのオーブン焼き


近況を話し合ったり、ミサ曲について話し合ったり、
はたまたアルマンド神父から、イタリアの正月の過ごし方を聞いたり。

私の隣には越川さゆりさんが座っていられ、お嬢さんの和音さんのご活躍の様子をお聞きしたり。
4月2日、金沢アートホールで和音さん所属のカルテットコンサート予定をお聞きしたり。
私の誕生日の数日前のコンサート、楽しみに聴かせていただきます、とお約束。

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   デザート



   カナッペ



    チーズ


アルマンド神父が菜園で育てたバジル、それを使った濃厚なバジルソースのペンネ、
同じく菜園で育てられたイタリアントマトを使った、風味豊かなスパゲティー。
またオルガ二ストの山崎さんが作られた焼きスイートポテトのデザートも頂き満足。

さて、教会でパーティーが行われると、最後にいつものゲームが始まる。
イタリアのビンゴ。 横一列に1~100までの数字が5個並ぶとビンゴ!上がり!

このゲーム、私は苦手、というより当たったためしが無いのである。
あと一つ数字が合えばビンゴ!と言えるのに、必ずどなたかが先にビンゴ!と景品を確保。
で、私は惜しくも次の数合わせ。  それにも当たらず、とうとう景品は何も頂くことは出来ずに。
う~ん、今回も運が回ってこなかった、と溜息をついていたら、
越川さんがコーヒーを分けてくださり、またリーダーの堀さんがどうぞと、ボジョレーを下さった。

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  キリマンジャロ ・ コーヒー


     ボジョレヌーボ


楽しい会話と美味しい料理の数々、そして今回も私に恵みが回って来なかった楽しいビンゴ、
それでも皆さんから優しくして頂き幸せなひと時を過ごした、「 パスタ de パーティー」も無事終了。
皆さんとお目にかかれるのは次のミサ曲をお手伝いさせていただく時。

凍てついた加賀産業道路をゆっくりしたスピードで帰宅。
途中、何台もの車が中央分離帯にぶつかったり、はたまた吹き溜まりに突っ込んでいたり。
普段なら40分で帰れるけれど、雪道はそうもいかず、ゆるゆると1時間かけて無事帰宅。
次の教会の行事、アルマンド神父はどのような曲を選曲するのだろう、
またお手伝いさせていただこう。


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カボチャ の 「 ぜんざい 」

2010年01月15日 | 日記

残念ながら、まだ歯の痛みとアゴの腫れが残っている13日朝、
私が歯科医なら、大事をとってもう少し様子を見、痛みが無くなってから治療をと思いつつ、
13日あさ9時半からの予約の為、ヤワタメディカル内のやわたデンタルクリニックに出かけた。

思った通り、やはりもう少し様子を見てから治療をとのことで、
痛み止め、抗生剤を処方してもらって13日は治療無しで帰ってきた。
次回は明日16日午後から。 まだ完全に口を開けられないが、痛みは随分ひいてきた。
さて、明日はどうなるか・・・。

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   我が家の玄関


   降り積もった雪


歯の治療を受けずに帰った13日の夜から、強い寒気が日本海を流れてきて、
14日朝には30センチあまりの積雪。 特に雪除けをするほどでもなく、
手を抜くことにして車庫から車を出し、玄関先から道路までの25~30メートルあまりを
前進後進を繰り返して雪を踏み固め歩けるようにした。
ガソリンが無駄になると分かっていたが、手っ取り早く歩けるようにするには、この方法が一番。

雪の季節になると朝一番に行う仕事は雪除け。 これを1、2時間しなければ道路に出られない。
汗だくになって腕も腰も疲れてしまい、とてもロクロを回す気になれない。

汗をかくだけでも相当量の運動で健康にはいいと思うが、使う筋肉の部位は限られている。
いずれにしても雪はもうこりごり。  隔年ごとでいいから太平洋側にもドッサリと雪が降り、
その年は日本海側はスカッと晴れた冬空であったら、どれほど暮らしやすいことだろう。
・・・・・夢またゆめの、切ない願いのひとりごと・・・・・

そういえば夏に収穫したゴーヤ、その根もとあたりにカボチャが実ったままになっていて、
雪をかきわけて掘り起こしてみた。  ほったらかしにしてあり、もしかしたら腐っているかと
思っていたが、美しくまん丸のカボチャが雪の中から出てきた。
ゴーヤの接木がカボチャの一種だったらしく、見たことのないまん丸のカボチャ。

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  白磁碗 ( 飛びカンナ文 )



     窯変金結晶小皿


     ヒョウタン形はし置き


うまいかマズイか、とりあえず調理してみた。
ここ北陸では汁があるものを 「 ぜんざい 」と言って、モチを入れて食べている。
以前の日記にも書いたかと思うが、東京で「 ぜんざい 」を注文したら、
汁気のない、焼いたモチに甘く煮たアズキがのっている物を出されてビックリ。
あとで分かったことだが、「 おしるこ 」と注文すると我々が食べているような物が出るらしい。

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    カボチャのぜんざい


  別名=カボチャのいとこ煮


出来上がった、「 カボチャのぜんざい 」。
さて味は、といえば外皮が少々硬いくらいで実は栗のようにホクホク。
ん、まんざらでもない、上出来。

けれど歯がまだ痛く、口も十分に開けられない状態でパクッと食べられないのがもどかしい。
箸やすめに美味しい昆布を添えて。 ( 感謝 ・ m(__)m ・ 感謝 )

雪見酒ならぬ、雪見ぜんざいとシャレてみた。
東北からの珍しいモチも届いていることだし、次回はモチ入りの 「ぜんざい 」を作ってみよう。
ところで、所によっては「 ぜんざい」 と 「 しるこ 」の違いはどうなんだろう?
疑問がわいてくると同時に、また歯がシクシクし始めた。  困ったもんだ。

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   玄関先のプランター


  その後にはシャクナゲ


玄関先ギリギリまで車で前進後進を繰り返して道を確保したが、プランターはそのまま。
こんもりと、まるでつき立ての鏡モチのよう。  こちらでは鏡モチは紅白のモチを供えることが習慣。
「 ぜんざい 」、「 鏡餅 」 地方によって異なると思うが、貴方のところはいかがでしょうか。


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歯が、イ・タ・イ

2010年01月10日 | 日記

昨秋の頃だろうか、テレビで「 歯の検診を受けましょう 」と報道されていたことが気になり、
4、5年以上も歯科にかかっていないこともあって、11月19日久し振りに病院へ行ってみた。

というのも、冷たい物を飲んだりすると時々歯がしみ始めたせいもあった。
毎回の歯を磨く時間は10分くらい。  歯科にかかっていた時に教えられたように、
力を加えずに細かく振動させ一本ずつ磨く方法をとっていた、にもかかわらず、
歯の根っこが見え始めてきたから冷たい物に反応し始めたのだった。

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   やわたデンタルクリニック


とりあえずレントゲンを撮ったり、歯の状態を調べたりして、これからの治療計画がたった。
歯根が出ている部分は保護の処置をしてもらって一安心。 これでしみることは無くなった。

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   やわたデンタルクリニック


レントゲン結果で右奥歯のブリッジの中が虫歯になっているので、その治療を1月4日から始めた。
注射の大嫌いな私、ただでさえ頭に近い部分の麻酔注射、体全体にどうしても力が入ってしまう。
「 楽にして下さい、そうしないと余計痛いですよ、ごめんねぇ~」 とチクリ。
奥歯を含めて手前3本の歯茎に麻酔注射。 最初の何回かビリビリするくらい痛かったが、
すぐに麻酔が効き始め、後半の注射は痛みは感じなかった。

どんな注射器を使っているのか非常に興味が沸き、「 見せてくれますか?」とたのむと、
「 見たらビックリしますよ 」と注射器を見せてくださった。 な、なんと、大きなピストルの形をしたもの。
「 で、注射針は?」と良く見ると、注射器本体に似つかわしくなく、
髪の毛を太くしたような2センチほどの弾力のあるものが先端に付いている。

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  クラッシックが流れている

       待合室


シッカリくっついているブリッジをどのように外すのかと疑問に思っていたが、
グラインダーで一気に削り、あっという間に取り除いてしまった。
レントゲンの影でも分かったが、虫歯なっている部分を大きく削り、「 早くてよかった 」と先生。
奥歯とその手前の歯の神経を抜き、治療を施して次回は13日午前9時半の予約を入れて帰宅。

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   診察口


ところがどっこい。 その夕方から麻酔が切れると同時に、痛みがひどくなってきた。
「 しばらく痛みますよ 」と言われていて、、少々の痛みには耐えられると思っていたが、
夜中になって痛みが増してきてズキンズキンと強烈な痛み。 薬は処方されていない。

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   診察室


朝一番に電話して病院へ。 診てもらって痛み止め薬を5回分もらい帰宅。
ところが痛み止めの薬は5時間で効能が切れる。 その晩は38度の熱まで出てきて、
痛み止めも効かない。  私の平熱は35、8度。 痛さと悪寒で結局二晩続けて眠れず。

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   診察道具


翌朝一番にまた診てもらい、今度は抗生剤も処方してもらった。
よほどの事が無い限り痛さを口にすることが無い私。 けれど今回はそうも言っていられない状態に。
治療した奥歯辺りから、アゴにかけて腫れていて、まともに口も開けられない状態が続いている。
当然ながら、食べ物も口に入れられない。  おかゆをすするか、ミキサーでスープにして飲んでいる。

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   薬局


いま、数年前歯科にかかって故障の無い健康な歯を2本失ったことを思い出している。
肩関節腱断裂の手術入院中で、病院内の歯科にかかり、その医者がインターンだったのだ。
その時診察してくれた歯科医が、インターンとは知るはずもなかった。

健康な上の奥歯を2本削り、その噛みあわせの為、下の健康な奥歯も1本削ったのだが、
その後すぐに不調が出てきた。  現状を訴えて、いま診てもらっている歯科院長が一年間に渡って
いろいろ治療してくださったが、残念ながら下の歯は抜歯するしか方法が無かった。
もちろんインターンのS医師は金沢医科大に戻ったはず。

先生もそのことは覚えているはずだから、失敗は無いと信じているが、この先どうなるのか心配。
生涯、自身の歯で食物を噛んで食事したいと願っているが、何とか治ってほしい。

こんにちまで大きな手術を6回体験している私だが、
その時も、「 普通の人だったら痛いはずなのに、」と主治医に言われたが、
特に痛い!というほどでもなくガマンできた。 でも今回の歯はガマンできない痛みである。
当然ながら仕事も手につかず、仕事しながらも気はすぐ歯の痛みに向かってしまう。
13日、上手くいくかなあ? うまくいくことを願うしかない、でも痛みがある時はどのようにする???


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