創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

梅雨あけ

2014年07月30日 | 日記

28日に梅雨明け宣言があった。
何が変わったかと言えば、湿気が少なくなったくらいか。
日中はうだるような暑さの毎日である。

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   オイル交換


土練機、一週間に一度は作動させているが、
肝心の鉄粉問題が残っている。

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   グリス補給


土練機を作動させれば、これ以上悪くならないだろう、と
ささやかな希望を持ち、自分のできる範囲で点検を行った。

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   グリスカップ


回転軸が二本あり、
それぞれのグリス混入口に回転を滑らかにするグリスを注入。
と同時に、グリスを注入することで回転軸の錆び止めにもなる。

ただ残念なことは、
粘土をこねる肝心の胴体の中を点検出来ないこと。
この機械を分解するのは容易ではない。 さてどうするか?

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   真空室近く


昨日も土練機を作動させたが、
針でつついたような小さい鉄粉が混ざっていた。
この鉄粉が高温で焼かれると、何十倍もの大きさになってしまう。

天目など、黒い釉薬では問題はないが、
青磁、白磁、辰砂、金結晶など、すべてに影響する鉄粉である。
一体どこから鉄粉が出てくるのか、残念ながら分からない。
出来るだけ首に負担がかからないよう、手で揉むしかない。

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   ハス田


強い太陽光線で、日中はとても歩けない。
夕方6時を過ぎたころ、気温も下がって歩き始めている。

堤防の野の草などを観察しながらの歩きの運動。
現在は「 ひるがお 」がそこかしこに咲いている。
淡いピンク色で花弁も柔らかく美しい。

私の好きな色、それはパステル調の色合いである。
淡い、黄色、水色、桃色、緑色、着ていると
爽やかな気分になれる。

・・・パステルカラー=明るく柔らかい色合い、の意味・・・


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   かけはし川から


少し歩いて植物を観察したり。


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   落日


1時間の予定が1時間半になったりと、
はたして歩きの運動には効果があるのか?

西の空に沈みゆく夕日を見つめながら、
「 明日も平穏な日々であるように ]と願いを込め、
折り返し地点でかけはし川の上流に向かって歩き始めた。


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クリストフォロ・カワルザン神父

2014年07月25日 | 日記

クリストフォロ神父、
司祭叙階60年、布教で来日して57年。
お祝いのミサが27日カトリック広坂教会で行われる。

チョッと見は強面の神父さんだが、目がとても優しく美しい。
私はミサ曲のお手伝いくらいしか教会に行かないが、
お目に掛かるとやさしい表情で挨拶してくださる。

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   音探し


クリストフォロ神父さんのお祝いのミサ曲の練習が
5月中ごろから始まった。

個展で一度だけ欠席したが、毎週土曜夜の練習に通った。
ミサ曲の数曲は、クリストフォロ神父さん希望の曲もある。
どのミサ曲も美しい旋律だが、実際に歌うとなると簡単ではない。

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   楽譜


それぞれのパートの旋律が絡み合い、美しい調和を奏でる。
私が歌うパートはテナー。 高音域の発声を求められている。
家にいるときはピアノに向かって練習をと思いつつも、
練習は簡単に進まなかった。

でもミサが執り行われるのはあさって日曜日。
どうなる事かと心配していたが、練習を重ねた結果、
それぞれのパートとの調和も合い、音もそろってきた。

クリストフォロ神父さんのお祝いのミサ曲、
日曜日には心こめて歌おう。

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 ボタンボウフウ?


梅雨が明けたか分からないが、
なぜか今年の梅雨は雨が少なかった小松地方、
気分転換に堤防を歩いてきた。

この時季に咲く花、調べるといろいろと出てきた。
オオハナウド、のような気もするし、
一体何んという名前だろうか。

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   ナス科?

 トゲが一杯の花


堤防には野の花が一斉に咲き出し、
何が何やらさっぱりわからず。

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   タンポポ


風が吹き出すと、胞子もどこかへ旅立つのだろう。
風がやんだ一瞬にシャッターを押した。


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   土練機


錆びないように、鉄粉が出ないようにと願いながら、
一週間に一度は作動させている土練機。


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   粘土


丁寧に混ざり、空気も抜けて粘土が出ているが、
残念ながら、いまだに鉄粉が混ざって出てくる。

鉄工所は手におえないと仕事を放棄してしまうし、
どうしたものやら。 でもこのままの状態で良いはずがない。
友人も思案してくれ、時期が来たら何とか直そうと思う。


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ゴーヤ

2014年07月20日 | 日記

育つか枯れるか、どうなるか分からないままに植えたゴーヤ、
接ぎ苗でないゴーヤの苗を購入して昨年と同じ場所に植えた。

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   ゴーヤ


湿気の多い毎日、トマトはすくすくと育っていたが
ゴーヤの姿は見ることが出来なかった。がようやく形になってきた。

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   これくらい


でもこんなにも小さいゴーヤ、
いくらなんでも収穫するには早すぎる。
大きくなったら野菜ジュースを作りたい、
大きくなっておくれ、と毎日声をかけている。

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   朝露


とにかく蒸し暑い。
何だかやる気が全く起きなくなってしまったようだ。
まずいなあ、どうしたらいいかな、と考えてはいるが
アイデアが浮かんでこない。

この感覚、非常にマズイ!
かと言ってむやみに何かを行えば必ずしっぺ返しがくる。
程よい時、ってきっと訪れることを信じ、今は焦らずに過ごそう。

Photo_7

   クモの巣


朝露を受けてガラス窓に寄り添っているオオモミジ、マンゲツ、
朝露を受けキラキラと輝いてうつくしい。
太陽が高くなるにつれ朝露も蒸発し、
クモの巣がはっきりとしてきた。

クモ、といえばどうしても好きになれない。
でも田舎に住んでいる私、蚊や様々な虫を捕らえてくれるから、
クモは益虫かも。 でもやっぱり好きになれないなあ。

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   ノウゼンカズラ


アガパンサスではないけれど、
ノウゼンカズラが勢いを増してきた。
敷地をぐるっと囲っている、カイヅカイブキの垣根、
ノウゼンカズラに寄生されて養分を吸い取られている。

かなり駆除したはずなのに、小さい枝が残っていたのか、
ほんの数センチの枝から根が伸びて来て、再び大きな花をつけた。

駆除したと思ったらまた伸び、わずか数センチ残したばかりに成長し、
これこそがイタチごっこ。


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   トラちゃん登場


天気の良い小松地方、
トラも涼しい場所を探して敷地内を移動している。

トラの頭の上にはノウゼンカズラが優雅に花開いている。
美しい花だから愛でようか、それとも駆除しようか。
いずれにしても取り残しがあるからキリがないだろうな、
花だって生きるのに精一杯なのだ。

窓の外に見える大きなノウゼンカズラ、
この夏はノウゼンカズラを眺めていよう。


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国道157号線

2014年07月15日 | 日記

久しぶりに白山街道をドライブした。
この白山街道を進めば福井県勝山市に出る。

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   白山街道


 道の駅瀬女(せな)


元北陸放送報道局のTさん、いつも電話をかけてくれ、
「堂前ちゃん、どこでもいいからドライブできないか」の言葉に、
時間調節をし、白山街道を走ってきた。

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   ラベンダー


「うれしいなあ、ドライブできるのはいいなあ」とTさん。
Tさんを助手席にのせ、瀬女(せな)道の駅にたどり着くまで、
寄り道などしてようやく道の駅に到着。

以前来た時とは季節が変わっていたせいか、
ラベンダーが国道沿いに美しく咲いていた。

少し赤が混ざっている種類があることを初めて知った。
国道沿いの見事なラベンダーも心持ち色が薄かった。

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   夕空


午後2時半にTさんを迎えてのドライブ、
あちこち寄ったので夕暮れも早く感じた。
平地と異なって、山間部だから尚更に空の変化が早かった。

大きなガラス窓から山々や空を眺め、様々なことを話し合った。
S氏の医療センターでの介護中、Tさんが心配して何度も来てくれ、
介護で昼食を殆ど食べられない私を誘い出してくれた。

Tさんはお孫さんが来ていて、夕食を楽しみにしているという。
この日は土曜日、私も夜7時半からミサ曲の練習が控えていた。
かぐわしい木々の香りを車内に取り込み、
Tさんを自宅まで送って行った。

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   アガパンサス


ミサ曲の練習は9時前に終わり、
加賀産業道路を通って午後9時40分過ぎに帰宅。

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   白花


家の前にはアガパンサスの花が沢山咲き始め、
花の重さで茎が曲がり始めていた。

昨年、かなり切り詰めたのに花もさることながら、
生きるために更に勢いを増してきた。
車を玄関先まで進めると、ゴツン、ゴツンと当たった。

人も植物もみな生きるのに精一杯なんだなあ、と思い、
エンジンを止め、ドアの隙間を開けてある工房の中に入ってみた。

「 トラちゃん、ただいま、」と声をかけると、
ロクロ場の私の座る座布団の上で寝ていたトラが、
「 お帰り、ニャ~ン、」と挨拶してくれた。

そっと頭を撫でてやり、おやすみと言って私も家の中に入った。
おだやかな一日のできごと。


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台風8号襲来

2014年07月10日 | 日記

台風が沖縄を直撃との予報が出た日、
進路予報を見、心配して沖縄の知人M氏にメールを送った。
M氏はマンションに住んではいるが、病院長であるため、
近くではあるが通う必要がある。

病める人々のために懸命に働いているM氏、
猛烈な風雨だが、万全で過ごすようにとメールした。
すぐに返信があり、台風対策して気を付けますとのこと。

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 我が家の

   アジサイ


西日本各地で被害の爪跡を残しながら北に進んでいる台風、
勢力は弱まってきたが、梅雨前線と重なって始末が悪い。
これ以上災害が発生しないことを祈りたい。

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 窯


先日作品を焼いた窯の片づけが終わっていない。
重い棚板を持ち上げるのを友人が手伝ってくれた。
明日、友人に手伝ってもらい、板を取り外そう。

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 穴堀り


ついこの前、草刈りを済ませたと思っていたが、
高温と湿気で再び雑草が成長してきた。

敷地内の草刈は後回しにすることにして、
前庭の畑の草むしりを行った。

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 草むしり


ものの数日で一気に成長した雑草、
蚊に刺されながら急いで草むしりを行った。
雨が少し降り、土が柔らかくなり草もむしりやすかった。

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 穴に草を

  詰める


ポツリ、ポツリと雨が降る中、
細かい雑草もすべて掘った穴に詰め込んだ。

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 青紫蘇


ルッコラも畑のどこかに種を落とし、
青紫蘇も成長してきた。

これと言った好き嫌いは無い私、
サラダに、ジュースに、付け合わせに紫蘇は助かる。
ゴーヤが成長してきたら、定番の野菜ジュースを作ろう。

先日何気に本を見ていたら「 スムージーを作ろう 」とあった。
「 スムージー 」ではなく「 野菜ジュース 」となぜ言わないのか?

同じく「 リスペクト 」なる訳のわからない単語も流行っている。
報道機関でも当たり前のように使われ始めた。
「 リスペクト=尊敬、敬意 」、なんで日本語で言わないのか?
横文字を使いたいなら、会話の全部を英語にしてほしい。

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 アイコ


ついこの前までは、わが社のコンセプトは、などと使っていた。
「 コンセプト=概念 、理念 」、なんで概念と言えないのだろう。
そんなことを思いながら畑の片づけを行った。

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 ネジ花


梅雨半ばには敷地内のいたるところでネジ花が咲き始める。
花らしい花がなかった我が家、今はパッと咲き出したアガパンサス、
そしてネジ花が盛りである。

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 ハイビスカス


工房内の整備にと大型ホームセンターに行ってきた。
目的の工具より店頭に並べてある花々に目が行った。
玄関内には何も無いなあ、と思い種々の花々を眺めていた。

私の好きな色、黄色の花が目に飛び込んできた。
黄色のハイビスカス。玄関がパッと明るくなるだろうと、
蕾が沢山付いている鉢を選んで購入。

このハイビスカス、一日花らしく昨日咲いていた花はしぼんだ。
「 花の命は短くて・・・ 」、先日も書いたように思う。


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