調整用にと乾燥させていた粘土、
水分も飛び、ようやく溶かす時が来た。
外流しで道具など準備し、
時間をかけて慎重に粘土の調整を行った。
幸いにも雨に降られることなく、
順調に作業を進めることが出来た。
磁石で細かい鉄粉などを取り除き、
ドベ鉢(素焼製)に移し替えて水分が飛ぶのを待つ、
繰り返し繰り返し、地味な作業を続けた。
ある程度の水分が飛んだところで、
やわらかい粘土を重ねて盛っていく作業開始。
手で揉める頃合いで、ナイロン袋に保存して寝かす。
いまなお土練機が使えない現状、
大量生産の作品作りではないので、
これくらいが丁度いいと言い聞かせての作業続行。