7月も今日明日を残すのみとなりました。
いま、庭木からアブラ蝉の鳴き声が聞こえております。
ジージージー・・・ そろそろ梅雨も明けるよう、と言っているようにも聞こえてまいります。
朝から太陽が照っている小松地方。
長雨に洗われた庭木の緑も、強い日差しで更に鮮やかに輝いて見えています。
加えて北風も吹き渡っていて、
サワサワと耳もとを通り過ぎていく風は、8月も近いというのに高原の爽やかさえも感じます。
昼食後の運動も兼ねて近くの山へとサイクリングに出かけてみました。
春先とは異なって、いまの時季の里山にはそれ程も花は咲いていません。
自転車のスピードを落としつつ周辺を観察。
木々に絡みついているツルはアケビだろうか。
きっと可愛らしい小さい実が葉の陰で育っていることでしょう。
次の機会にアケビを観察することにして、今日の目的の花を探すことにしました。
ゆっくりゆっくりとペダルをこいでいくと少し先にその目的の花が見えてきました。
緑ゆたかな 「山帰来」 の葉の間から 「撫子」 が顔をだしています。
すこし濃い目のピンクの花に緑葉のいろどりが美しく映えております。
花と葉がうまくからみ合って、一つの植物に見間違えてしまうほどです。
私の作品で 「白磁釉薬」 を使ったものが何点かあって、この 「山帰来」 をモチーフにした
壷がありました。 赤く実を付けた 「山帰来」 を鉄絵と辰砂で表現したものです。
青磁とは全く趣も異なり、素朴ささえも感じる作品でした。
きちっと仕上げる青磁、白磁に比べると、心もちリラックスしてその時々の気分によって
筆のタッチも変えられて、また別の意味でも楽しめました。
きょう再びこれらの山野草を観察しておりましたら、また鉄絵にも挑戦してみたくなりました。
やさしく丸く、あるときはハートの形にも似ている 「山帰来」 の葉、
ほわっとした壷に描き入れたらステキだろうな、と思いつつ、山から下りてきました。
いま、庭木からアブラ蝉の鳴き声が聞こえております。
ジージージー・・・ そろそろ梅雨も明けるよう、と言っているようにも聞こえてまいります。
朝から太陽が照っている小松地方。
長雨に洗われた庭木の緑も、強い日差しで更に鮮やかに輝いて見えています。
加えて北風も吹き渡っていて、
サワサワと耳もとを通り過ぎていく風は、8月も近いというのに高原の爽やかさえも感じます。
昼食後の運動も兼ねて近くの山へとサイクリングに出かけてみました。
春先とは異なって、いまの時季の里山にはそれ程も花は咲いていません。
自転車のスピードを落としつつ周辺を観察。
木々に絡みついているツルはアケビだろうか。
きっと可愛らしい小さい実が葉の陰で育っていることでしょう。
次の機会にアケビを観察することにして、今日の目的の花を探すことにしました。
ゆっくりゆっくりとペダルをこいでいくと少し先にその目的の花が見えてきました。
・「 山帰来 」 (さんきらい) ・「 撫子 」 (なでしこ) |
緑ゆたかな 「山帰来」 の葉の間から 「撫子」 が顔をだしています。
すこし濃い目のピンクの花に緑葉のいろどりが美しく映えております。
花と葉がうまくからみ合って、一つの植物に見間違えてしまうほどです。
私の作品で 「白磁釉薬」 を使ったものが何点かあって、この 「山帰来」 をモチーフにした
壷がありました。 赤く実を付けた 「山帰来」 を鉄絵と辰砂で表現したものです。
青磁とは全く趣も異なり、素朴ささえも感じる作品でした。
きちっと仕上げる青磁、白磁に比べると、心もちリラックスしてその時々の気分によって
筆のタッチも変えられて、また別の意味でも楽しめました。
きょう再びこれらの山野草を観察しておりましたら、また鉄絵にも挑戦してみたくなりました。
やさしく丸く、あるときはハートの形にも似ている 「山帰来」 の葉、
ほわっとした壷に描き入れたらステキだろうな、と思いつつ、山から下りてきました。