段取りがいいのか悪いのか分からないが、
一応ひとつの作品制作を終えた。
いまだに解決しない土練機、
調子が良かろうが悪かろうが、一定期間に作動させている。
毎回同じ粘土を使っているが、鉄粉の量は変わらない。
という事は落ち着いてきたのか、それとも現状維持のままか。
いずれにしても小っちゃい鉄粉が粘土の中に入っている。
青磁用の粘土を機械で揉みたいが、
解決しない現状では機械に通すわけにはいかない。
ああ、どうにかならないものか、腕や肩に負担が掛かる。
午前中、土練機を作動させ、状態を確かめた。
仕方ないな、機械から出てくる粘土は鉄燿作品に使うしかない。
これはこれで何とかなるだろう。
珍しく、朝から曇り空になってくれた。
なんとかして毎日歩こうと思っていたが、
朝から雨が降ったり雷が鳴り響いたり。
風は冷たく気温も低かったが、歩くには最適の今日、
薄手の防寒具を着て堤防を歩いた。
折り返し地点の橋までは約3キロ。
先日来の雪も殆ど消えたし、どこかに春の気配がないか、
そう思ってカメラを持参して歩いた。
植物には春遠く、
初春に芽吹く物は何も見つけられなかった。
しかし今の風景を取ることが出来ただけでもマシ、
何枚か写真を撮った。
淡い光の中、
折り返し地点の橋から見る、かけはし川上流、
堤防に整然と並べて置いてあるテトラポット、
無機質ではあるが、一つの風景として収めることが出来た。