創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

あたたかい、お心

2019年01月30日 | 日記

例年よりも雪が少ない今年、
今のところ、10cmほどの積雪がある。
これくらいなら歓迎する雪の量。

枯れ葉も草も真っ白な雪の下になり、
一服の墨絵の様に見える。

気まぐれな天気で、
雪が降ったりやんだり、
そして青空までも見える。

ピンポ~ン。
雪が降っているのに、どなたかな?
とインターホンをオンに。

「あんちゃん、おるかー?」
あ、母の友人のオバちゃんだ。
玄関を開けると、オバちゃんが。

いま畑から取って来たばかり、
七草粥にして食べてと、野菜を下さった。

午後、家の中を片づけていると、ピンポ~ン。
「はい、どちらさんですか?」と問うと、
「ワシや、ネブカ持ってきた。」と。

戸を開けると、降りしきる雪の中、
母の友人のオッちゃんが掘りたてのネギを。

寒いのに、スミマセン、ありがとう、というと、
鍋にでも入れて食べて、と。

さっそく母の遺影に報告した。
いつも皆さんが気遣って下さる、
ほんとにうれしいね。

 

 

 

 

 

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八重水仙

2019年01月25日 | 日記

水仙の群生地に出かけてきました。
今年は運よく大荒れにならず、雪も大したことなく。
この水仙は八重咲き、数輪採取して生けてみました。

かけはし川は1級河川。
国土交通省が管理するから1級河川、
とは、長い間、知りませんでした。

                                    荒木田大橋を渡り。

1級2級の差は、キレイかキレイでないか、
水質の違いだと思い込んでいたのです。
地理の時間に教えてもらったか、
記憶が定かではありません。

                          橋の上から上流、向こうの山が観音山

いつもの冬なら、雪がどっさり積もっているのですが、
今年はどういう訳か、雪のない冬です。
雪のない冬は本当にありがたい。

今日は上流に向かって歩きの運動をしました。
空はほとんど雲におおわれ、ところどころ青空が見え隠れ。
時折雪が舞うものの、苦になるほどではありませんでした。

                                        八重水仙

そして八重水仙の群生地に到着。
こんなところに八重水仙?と思われるところに、
水仙が咲いているのです。

嫌味のない上品で芳醇な香りを漂わせている水仙、
雪のない冬だからこそ、大荒れにならない冬だからこそ、
元気いっぱいに咲いていたのです。

運よく青空も顔を出し、
真冬とは思えない程、うつくしく映えていました。
数輪採取し、青磁壺に生けてみました。

 

 

 

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どんな夢みてる? 

2019年01月20日 | 日記

                  青磁釉薬

白磁釉薬に続いて青磁釉薬の調整を続行。
雪が降り続くことも積もることもなく、
調整にはありがたい天気である。

しばらく釉薬を使っていないと、
質量の大きい原料が底にたまり、
容易に混ざってくれない。

                   攪拌機

ロクロ修業していた窯元、
そのころは便利な攪拌機があったか?
記憶が定かではないが、約47年前のこと。

今回も大量の水をつかい、
何度も網に通してチリやゴミを取り除いた。

白磁、青磁には、ゴミ、チリは禁物。
作業するときは細心の注意で行っているが、
どうしても細かいゴミなどが混ざってしまう。

寒い時季、水を使うことに抵抗があるが、
気が付いた時に行わなければ、先送りになってしまう。
このあと、2種類の青磁釉薬の調整を行う予定。

冷たい雨降りの毎日だが、
昨年のような大雪にならずに過ごせるのはありがたい。

寒くなって急に成長し始めたブロッコリー、
直径20センチ弱ほどの大きさになっている。

                  新しいブロッコリー

脇芽が沢山付いて長く楽しめます、
のうたい文句に初めて買ったブロッコリーの苗。
今までの物と同じように成長してきた。

先日、ひと房採取して調理した。
結果、長年栽培してきたブロッコリーの方がおいしい。

晴れの日が殆どない毎日、
トラもひなたぼっこが出来ずに家の中で寝ている。
トラの特等席は、私の真横のイスの上。
くっついているので体も寄せてくる。

どんな夢を見ているのか、寝言を言ったり、
イビキもかいたり。

ぐっすり眠っているが、
私が眠るころにはトラの寝床に移さねば。
今は寒いので、毎晩湯たんぽを入れている。

早く春にならないかな、な、トラ。

 

 

 

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白磁釉薬調整

2019年01月15日 | 日記

珍しく好天に恵まれた連休、
この機会を逃す事は出来ないと思い、
釉薬の調整を行った。

                ポカポカと。

流れる風は冷たいものの、
降り注ぐお日様はあたたかい。

先日から準備していたポリバケツなど、
再度きれいに洗ってチリ一つ無いようにした。

              大量の水を使って。

風などが入って来ないよう工房を密閉し、
慎重に作業を進めた。

こまかい網に釉薬を通して、
不純物やゴミなどが入っていないかを確認。

製造したときにも徹底的にゴミを取り払ったが、
何回か使用しているうちに小さいゴミなどが混入していた。
時間をかけ、何回も同じ作業を繰り返し行った。

              完成した白磁釉薬

ようやく完成した白磁釉薬。
焼き上がりの白磁作品は、ほんのり青味を帯び、
冷たい白磁ではなく、やわらかい肌合いの白磁に焼き上がる。

粘土調整を行うか、釉薬調整を行うかと迷っていたが、
冷たい水を大量に使う釉薬調整を先に行って良かった。
次は青磁釉薬の調整を行わなくては。

昨日までの良い天気から、再び雨の小松。
去年の今ごろは第一波の大雪に見舞われ、
雪かきの最中だった。

さて、今年の雪はどれくらい降り積もるのだろうか。
お日様の暖かさを体いっぱいに浴びていたトラ、
今日は家の中で丸まっている。

 

 

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計画

2019年01月10日 | 日記

雪が積もる前に立てた計画。
1、青磁、白磁釉薬を調整すること。
2、粘土を作りやすく調整すること。

青磁、白磁を調節するには、
ロクロ場をキレイにしなくてはいけない。
釉薬に不純物が入らないよう、徹底的に掃除した。

釉薬調整に必要なポリバケツも数個準備完了。
なにかを始めるには、片付けが必要となる我が工房。
狭いロクロ場、ものが増え、右や左へと移動。

                                             寝かしてあった粘土

半年以上寝かしてあった粘土。
久しぶりに触った感じでは、すこし固い。
やわらかめの粘土と混ぜ合わせて調整しなくては。

土練機は、分解したままで組み立ててはいない。
試運転がいつになるかは決まっていない。
土練機が使えない以上、手で揉まねば。

雪の降らない間に、
ロクロ場の片づけと掃除をし、
寝かしてあった粘土の確認を行った。
これで気が乗れば、いつでも開始できる。

敷地内の畑、
ブロッコリーも採れごろの大きさになり採取した。
採れたてを茹でたところ、とても柔らかく仕上がった。
かなり大きいので、3回に分けて調理せねば。

脇芽も沢山付いており、
この調子だと春先まで楽しめそう。

問題は雪、果たしてどれくらい積もるか。
叶うならば、このまま春になってほしい。


 

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