12日あさ8時発の飛行機で仙台へ。
この時季は雨、窓際の席を確保したが蔵王は見えませんでした。
空港内の東北紹介地図
アクセス鉄道で仙台駅まで
いつもお気遣い下さる、A様が待っていて下さいました。
A様は長年東北大学に勤務され、お歳も70歳後半になられます。
ご案内で、ご一緒に多賀城市まで。
初めて訪れた多賀城市、
今回は歴史博物館をご案内頂きました。
駅前、立派な博物館が建っていました。
東日本大震災復興祈念特別展が開催されていて、
東大寺の寺宝や史料が公開されていて、興味を覚えました。
私自身、東大寺にご縁があり、
私の茶道具が東大寺に買い上げとなって保管されています。
30代後半、安宅関800年祭に招かれた当時の東大寺貫主から、
献茶式に使われた私の茶道具を東大寺にもと買い上げて頂きました。
この東大寺展、金の埋蔵量の豊かな東北の地、
大仏建造に使う金を用立てしてほしい旨の文献が多く、
とても興味がわきました。
そして14日から藤崎個展が始まりました。
藤崎に続くアーケード
14日~20日、ホテルから通った藤崎へと続くアーケード。
期間中、A様がほぼ毎日藤崎に来て下さり、激励して頂きました。
また食事の心配も頂き、夕食もお誘い頂きました。
美味しい食事を頂きながら、
個展前にご案内頂いた多賀城市、その近辺の歴史、
そして学生運動などに対処なさった事などお聞きし、
加えて現在の政治などの話題にも話がはずみました。
20日、藤崎個展も無事に終えることができ、
小松に帰る21日、飛行機の出発までの時間、
松島をご案内頂きました。
仙台駅からローカル線で松島まで約40分。
瑞巌寺をご案内いただき、約20年ぶりに山門をくぐりました。
本堂に続く参道の途中、砂岩をくり抜いて作られた洞窟群、
歴史を感ずると共に、大震災の爪痕も残っていて痛々しく思いました。
落慶記念絵葉書
平成20年から開始された瑞巌寺平成の大修理、
並びに震災被害を受けた参道の復旧工事が終了し、
平成30年6月24日(日)落慶法要を前に、
ご案内を頂き、参拝して参りました。
円通院山門
隣接している円通院も参拝しました。
支倉常長が西欧から持ち帰ったバラを題材にした庭園、
バラ寺として知られているとの事。
バラよりも苔に目が行きました。
記憶では、6角形の屋根と思っていましたが、
4角形の屋根でした。以前訪れた時は駐車場から見ただけでした。
五大堂を拝観したのち、休みましょうと、
近くの観瀾亭(かんらんてい)をご案内頂きました。
気温の高い日でしたが、
心地よい潮風を受け、お菓子とお抹茶を頂きました。
のどかな海を眺め、震災や歴史など、お聞きしました。
17時40分発の時刻に間に合うよう、
なつかしい松島を後にし、仙台駅へ。
仙台に着いた時から小松に帰るまで、
大変お世話になったA様と再会をお約束し、
仙台空港へ。
足を伸ばせられるように、最前列の1A席に変更してもらい、
定刻に飛行機は飛び立ち、小松へ。
進行方向、左窓の席を確保しましたが、
やはり梅雨、内陸の山々は雲の中、
立山が少しだけ見えました。
18時40分、小松空港着
12日から21日までの10日間、
思い出いっぱいの藤崎個展、そして観光となりました。
空港から我が家まで車で約15分弱、
トラばあちゃんが待っていてくれました。
たいへんお世話になり、ありがとうございました。