創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

小松美術展 ・ こまつの美

2013年06月30日 | 日記

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   こまつの美


第53回、「 こまつの美 」が始まった。
今回も昨年同様、小松市芦城公園(ろじょうこうえん)小松市市役所前にある、
本陣記念美術館、市民ギャラリールフレ、宮本三郎美術館で行われます。

日程は、6月29日~7月15日、月曜日まで。
会期中は無休で、それぞれの会場で美術鑑賞を楽しむことが出来ます。
梅雨の真っ最中ですが、ぜひご来場いただきますよう、ご案内申し上げます。

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   本陣記念美術館


小松美術作家協会に所属する、六部門の作家が出品した作品は113点。
私は青磁作品を出品していますので、この本陣記念美術館内でご覧いただけます。

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   ご案内


この展覧会の作品搬入は、6月27日。
開場式(テープカット)は29日初日、午前9時から~ 市民ギャラリールフレで。
オープニングパーティーは29日、午後6時から~ ホテルサンルートで。

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   のぼり旗


開場式には残念ながら出席できませんでしたが、
夜に行われたオープニングパーティーには出席いたしました。

出席できなかった理由は、どうしても済ませなくてはならない畑仕事があった為。
畑仕事については次回の日記に書こうと思います。

何とかパーティーの時間に間に合うよう畑仕事を進め、
汗びっしょりになった体を清め、急いで会場ホテルへ。 ホテルまで車で10分あまり。
昨年は殆どの方が出席されていましたが、今年は70名が出席されていました。
それでも皆さん和気あいあいと、たいへん楽しい時間を過ごすことができました。

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   本陣記念館


本陣記念館には常設展示のほか、
今回のように、小松美術作家協会展なども行われています。
小松市役所前、芦城公園入り口に位置していて、とても分かりやすいところです。

梅雨とはいえ、とても天気のよい日が続いている小松、
日中は30度近くまで上がって暑さも厳しいですが、
こんなときこそ美術作品の鑑賞も良いのではないでしょうか。

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   鯉


先日の搬入の日、久しぶりに芦城公園を散策してみました。
いつでも来れる、の意識が強く、かといって殆ど訪れない公園。
暑い日でしたが、池に泳いでいる鯉を眺めていたら涼しい気分になりました。

小松市 ・ 小松美術作家協会 ・ 北國新聞社、主催の「 こまつの美 」、
美術作品鑑賞がてら、こじんまりとした公園散策も楽しいものです。




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夕方に

2013年06月25日 | 日記

主治医の指導で、出来るだけ毎日歩くようにと言われている私。
極力歩くように心がけているが、中々思うように事が進まない。
チョッと油断すると体重が1~2キロ増えてしまって・・・(>_

野菜中心の食事を心がけてはいるが、やはり摂取量が多いのだろうか、
何でも美味しく、余程の事が無い限り食欲が失せることはない。

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   太陽がまばゆい


仕事の段取りが上手くいかず、ならばと焦りながらも工房の中の整理を行った。
いつか処分をと、納得のいかない作品を細かく打ち砕いてダンボール箱に詰め、
埋め立てゴミを出す日に集積所に持って行く準備を行った。
選び出した処分する作品、大きな段ボール箱4箱になった。

そうこうしている内に夕方近くに。
梅雨入りしたものの、加賀地方の雨はそれ程でもない。
大した雨も降らず、午後から晴れたりする。 ただ湿気が多いのが困る。

午後5時半、目の保護用にサングラス掛け耳にはラジオを聴くためのイヤホンを。
太陽はまだ高く、サングラス越しの光もまばゆい。

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   かけはし川


梅雨入り前に堤防の草も刈り取られ、すっきりとした。
先日のこと、まだ草を刈り取る前に歩いていたら前方に黒く長い物が。
もしや、もしかしたらと近づいていったら案の定ニョロニョロと動き出した。
体中に鳥肌が立ったが、写真に収めた。

日記に載せようと思ったが、果たしてどうだろうか?
ニョロニョロが好きな人は殆どいないだろう。
写真を載せることは諦めた。

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   キジ


減反の麦も刈り取られ、その中に巣を作っていたであろうキジが鳴いている。
現在は安全で隠れる麦もなく、堤防の刈り残しの草むらに移動したのか、
約100メートルごとに縄張りがあるのか、かなりの雄キジの姿が見える。

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   逃げるキジ


何も悪さをするわけでも無いのに、何故か人の姿が見えると背を低くし、
近づくにつれ、急いで草むらの中へと逃げ込んでしまう。
遠い昔、キジ猟された嫌な遺伝子が残っているのか、
身を守る為に姿を隠してしまう。

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   夕日


歩きの運動をしながらも近くのものを観察し、
季節ごとの花々も見ている。

30分歩くと折り返し地点近くまで。 5時半から歩き始めて丁度午後6時。
前回の日記ではないが、ここでもどこからともなくオルゴールの音が。
やはり同じ、「 七つの子 」。 でもカラスのヒナはせいぜい多くても3~4羽のはず。

そういえばギリシア、ロードス島の取材で見たカラス、羽は黒いが胴体は白かった。 
不気味さよりも美しく感じたのはなぜだろう。 鳩(ハト)を大きくした感じのカラスだった。

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   東の空に月


まだ陽が沈んでいないが、
折り返し地点から川上のほう、白山上空には月の姿が。
満月にはもうしばらくと言ったところか、まだまん丸ではなかった。
これ等の風景を見る限り、今が梅雨とは到底思えない。

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   飛行機


茜色の夕日を背に受け、サングラスをはずすと急に明るくなった。
左には梯(かけはし)川、その向こうを飛行機が着陸態勢で小松空港に向かっていた。
さて、次に飛行機に搭乗するのはいつになるだろうか。
出来るなら、再度ギリシア・ロードス島へ。 まだ取材すべきことが多く残っている。


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七つの子

2013年06月20日 | 日記

作品を創造しながら、畑仕事をしながら、粘土作りをしながら・・・。

とにかく粘土作りは陶芸をするものにとって大変に大切なもの。
私独自の粘土調合をするため、いまなお泥を作っている。

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   土を撹拌(かくはん)


先日まではジリジリと太陽光線が強かった。
いつになったら梅雨入りするのだろう、かと言って梅雨はジメジメとして困る。

二日前、71歳になる元放送局の友人と同年輩の友達が訪れて下さった。
近況など話し合い、「 堂前ちゃんは夏が好きか冬が好きか?」と問われ、
どちらの季節も体にきついし、好みではない、と話した。
「 だったら好きな季節は限られてくるね、」と、たわいも無い話しをしていた。

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   ドベ鉢


昨年の日記を読んでみると、丁度この時期に台風4号襲来と。
いま日本列島に近づきつつある台風も4号。

今年の4号は雨台風なのか、地面が水分で一杯になってしまった。
私の住んでいる加賀平野には被害は無いが、中能登の七尾では大水。
七尾あたりの地形は、加賀と能登に分かれる地形になっている。
冬にも大雪で悩まされたり、今回のように大雨で川が氾濫するなど。

ようやく梅雨入りとなり、
混ぜ合わせてあった粘土も沈殿し、ドベ鉢に移した。
こうすることで水分を飛ばし、程よい硬さになるまでひたすら待つ。
まだ撹拌=混ぜ合わせた調合済みの泥もあるので、沈殿するまでしばしの時間余裕。

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   資材


さあ、デザイン画きが出来た図案を元に作品を作らねば、と工房へ。
粘土を揉み、ロクロに座った途端、電話の呼び出し音。

「 隣の畑のスイカ、3個がカラスに食べられているので、早くネットを張って!」と母。
出鼻をくじかれる、とは、こんな時に使う言葉だろうか。
「 やっと作品を作る時間と気分が乗ってきたのに、」と言うと、
「 小さいスイカも実ってきているし、早く何とかして、」と。

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   スイカにジャガイモ


あ~あ、と思いながらも、母が丹精こめて作っている野菜や果物、
カラスにつつかれては折角面倒見てきた野菜たちが食べられなくなる、
仕方ないなあ、と、仕事は後回しにし、実家の納屋から資材を持ち出し、
畑に出かけた。

春先、農協から買ったラグビーボール形の小玉スイカは途中で枯れてしまい、
いま蔓(つる)を伸ばしているスイカは別の苗屋さんから購入したスイカ。
キッチリと手入れして植えた農協で買ったスイカ苗、なぜ枯れたのか分からずじまい。

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   ソフトボールほど


伸び始めた蔓の中を見てみると、ソフトボルより心もち小さいスイカが。
カラスに食べられないよう、母がザルを被せてあったが、カラスは頭の良い鳥、
見つけたら最後、徹底的につついて食べてしまう。

被せてあったザルを取り除き、自由奔放に延び始めた蔓を中央に寄せ、
ワラを敷きなおして早速防護網を張る準備に取り掛かった。

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   腰周り


まず20坪を見当に、四隅に太目の支柱を打ちつけ、
その中間にも同じ太さの支柱を間隔を取って立て、出入り口を決めた。
次に太目の糸で作られている、腰まわり用の緑色の網をぐるっと全体に張った。

この緑色の網、幅が1メートルくらいだろうか、
75センチ位の高さにし、順々に支柱にしっかりと縛り付けた。

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   網張り


ここまでは脚立に乗りながら支柱を打ちつけ、
腰周りの網を順調に張っていった。

さあ、ここからの作業が大変。
何しろ一人で行うものだから、網を張るのがとても気を使う。
20坪全体にスッポリと被せなくてはならない。

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   完了


こっちを引っ張ると向こうが短くなり、向こうを合わせるとこっちが足らなくなる。
何とか工夫しながら、ようやく網を被せることが事が出来た。
どこからともなく、夕方6時を知らせるオルゴールの音。

         ・・・・・・・ ♪ ・・・・・・・

    からす なぜなくの からすはやまに
     かわいい ななつのこが あるからよ
    かわい かわいと からすはなくの
    かわい かわいと なくんだよ

         ・・・・・・・ ♪ ・・・・・・・

ゴメンな、スイカや野菜は食べさせてやれないけど、
山の木の実でも見つけて、子鳥に上げておくれ。

オルゴールの音を聴きながら、「からす なぜなくの・・・・・」の童謡が浮かんで口ずさんだ。
被せた網が風に飛ばされないように何箇所もヒモでしばり、
すべての作業が終了したのは午後7時を回ったころ。

片付けを終え、汗だくになって家に戻ったら留守電が点滅していた。
再生したら母。「 まだ網を張らないで、ワラを敷いたり色々と準備があるから、」と。

「 早くネットを張って!」と言ったのは誰だ・・・どっと疲れが出てしまった。



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マグカップ ・ 手付け

2013年06月15日 | 日記

何日ぶりだろうか、朝方から霧雨が降っている。
カラカラに干上がった畑の作物、これで一息できるだろう。

異常気象で全く雨が降らない今年、稲の成長も早すぎ、
水を与えるのを控えるようにと、台所の一角にある有線放送からの広報。

とにかく暑い日が続いた。昨日は35度以上の気温。
今日はシトシトと霧雨のお陰で、23~24度の気温。
暑さになれた体、今日は寒く感じる。

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   スナップエンドウの棚


先日、作陶の合間?をみて畑に出かけてきた。
気温は当然ながら30度を超しており、太陽光線がジリジリと肌に痛い。

玉葱はすっかり片付けたし、後はジャガイモを掘り起こ時季が来るのを待つのみ。
畑にはブロッコリーも植えてあり、良すぎる天候に大きくなりすぎていた。
早く収穫せねばと出かけていったら、いつの間にかスナップエンドウの蔓を片付けてあった。

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   支柱の片付け


天気もそろそろ崩れそうだし、早めに片付けなくてはと、昨夕畑に。
干からびた畑の土は大変固くなっていて、支柱もたやすく抜けない状態。
母も抜こうとしたらしく、数本動かした後があった。

暗くなる前に一気に引き抜き、それぞれの種類別に束ね、
実家の納屋に運び入れた。

さやも実も全部柔らかく食べられるといわれて買った、スナップエンドウの種、
売り場の人も間違えたのか、残念ながらそれは叶わなかった。
でも、母が中の豆を取り出し渡してくれた。

昨夕はブロッコリーとスナップエンドウ豆を冷凍保存するための準備を行った。
かなりの量があり、昨年からの野菜なども含めて、冷凍庫が満杯状態。
収穫した直後の野菜、少し手を加えれば新鮮なまま長期保存が利く。
我が家で育てた無農薬野菜、野菜不足にはならなくて有難い。

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   マグカップ・A


前回の日記のテーマではないが、半農半陶を続けている今、
乾燥しないように養生してあるマグカップが気になって仕方ない。

畑に出かけないときにカップの手を作り、
いつでも取り付けられるように、手も養生し保存しておいた。

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   マグカップ・B


何度も何度も書いているが、中毒みたいにコーヒーを飲む私。
当然ながらカップの形状と、待ち上げる手にこだわりを持っている。

コーヒーや飲み物を入れて持ち上げる時、スッと持ち上げることの出来るカップ、
長く持っていても指が痛くならないカップ、違和感無く唇にピタッと当たるマグカップを、
そのことを重点にマグカップを作った。

ようやくカップに手を付けることが出来、一安心。
再び養生してナイロンを被せて保存。 これは接着した手が外れない為。

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   前庭の畑


下を向いてばかりいては首に負担がかかってしまうため、
少し作業し、体を休める為に工房の外に出て畑を見ている。

良すぎる天気続きで、フルーツトマト・アイコの成長が心配だったが、
取り越し苦労だったか、アイコも順調に育ってきた。

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   アイコ


毎年様々なフルーツトマトの苗が売り出されているが、
我が畑にはアイコとの相性が良いみたいな気がする。

昨年は数本別の種類を植えてみたが、上手く育たなかった。
結局アイコだけが豊作になり、今もなお、アイコのピューレが冷凍庫に数袋残っている。

東京杉並にお住まいのSさんから、アイコより更に美味しいトマトがあります、と教えて頂き、
その苗を1本だけ植えてみた。 色は黄色のフルーツトマトで、数度くらい甘いとの話し。
アイコも、黄色のアイコに似たトマトも元気に育っている。

ほんのお湿り程度の雨だが、野菜にとっては恵の雨、
今月末には赤く、黄色く実ることだろう。


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半農?半陶?

2013年06月10日 | 日記

異常気象のお陰と言ったら語弊(ごへい)があるが、
例年では梅雨入りで雨続きのはずが、今年はまだ梅雨入りになっていない。
気温は真夏日くらいに上昇しているが、湿気が少なく過ごしやすい。

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   梯川からの用水


実家の畑は、町内の畑がある入り口に位置している。
畑のすぐ前を用水が流れている。

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   用水


用水から離れた畑の人たちは、ここまで汲みに来るか、
又は近くの用水から柄杓で汲んで、畑の野菜に水を与えている。

田植えも終わり、稲苗も根付いて毎日株が大きくなっている。
稲にも水を与えなければならないし、畑にも水が必要。
かけはし川から引いた「 おちゃ用水 」、良い天気が続いているが枯れることは無い。

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昨秋、種専門店から買ってきた、スナップエンドウ豆。
沢山の実が付き、実の重さで蔓が垂れ下がるほど。

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   スナップエンドウ


店の人に、「 さやも全部食べられるスナップエンドウを、」と注文した。
が、丸々と立派に育ったスナップエンドウ、皮が硬くて食べられない。
店の人が「 これです、」と渡してくれた袋には、確かに皮も柔らかく食べられます、
と書いてあった。 なのに外皮が筋張って、とても食べられない、一体これは何?

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   ジャガイモ


畝上げしたジャガイモも、大きく立派に育ってきた。
茎もシッカリと、まだまだ栄養分を吸収している。
きっと立派なジャガイモが育つだろう。
ただ雨さえ程ほどに降ればの話し。

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   茎が折れた玉葱


昨年の日記には6月10日、玉葱の収穫と書いてある。
昨年は雨が降ったりで早くに茎も枯れ、いつ収穫したらよいか迷っていた。
空を見上げながら急いで収穫した、と書いてある。

ところが今年の良い天気続き、玉葱の茎は折れてしまったが、まだ元気。
いつものごとく、「 いつ玉葱を抜いてくれるんや 」と母からの電話催促。
「 ちゃんと考えているから 」と答え、予定を組んでみた。

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   玉葱を抜いた


週間天気予報をネットで調べたり、雲の動きを調べ、
金曜、土曜、そして日曜夕方から玉葱を抜くことに決めた。

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   隣にジャガイモ畝


日中は気温が高くて畑には出られないし、
少し陽が傾き始めた頃から畑に出かけた。
母が来ると又無理すると思い、私一人ですべて抜いた。

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   玉葱の整理


   午後7時すぎ


日曜夕方からは玉葱の整理を。
変な表現だが、不気味な良い天気に恵まれて、
抜いてあった玉葱もすっかり乾燥していた。

午後3時から7時過ぎまで、黙々と玉葱の整理を行った。
一つ一つ根を切り落とし、吊り下げられる長さに切りそろえる作業。
時間が押してくるたび皆さんから、「 あんちゃん、まだ帰らんのか、お先に。」と。
ん、あんちゃん? 確かに70過ぎのお年寄りから見れば62歳の私は「 あんちゃん、」かも。

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   乾燥


そして今朝、母に玉葱の整理を午後からするから、と連絡。

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   母と


早めに畑に行き、切り落とした茎の整理をしなくてはと思って出かけたが、
茎の姿が何処にも見えない、もしかしたら母が片付けたか?と思っているところに、
母が老人車を押して畑に来た。

「 切ってあった茎は?」と問えば、「 朝方に来て片付けた、」と。
ヤレヤレ、整理していた前日は暗くなったので、そのままにして帰ったが、
片付けておけば良かった、と思っても後の始末。

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   花


チラチラと母の様子を見ながら、玉葱をヒモで縛る作業を行った。
太陽光線は強く気温も28度近くあったが、爽やかな北風が流れ、汗もかかなかった。
数時間で作業は終わり、縛った玉葱を実家へ、そして我が家へと運んだ。
今年の玉葱の収穫も無事終了。 後はジャガイモの成長がどうなるか。

それより何より先日作ったマグカップ、削りは済ませたが、まだ持ち手を付けていない。
乾燥しないようにビニールで養生してあるが、早く手を付けなくては。

この時季の私、畑仕事が増えて作陶する時間がかなり減り、焦りさえ覚えてしまう。
農業が主なのか陶芸家なのか、一瞬迷ってしまう。 でもどちらも自然が相手。
隣の畑には美しい花が満開で、「 ご苦労様でした、」と言ってくれているよう。


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