創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

トラが帰ってきた。

2009年09月30日 | 日記


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   シロ


シロの姿が消えてから一年近く経とうとしている。
17年間一緒に暮らした可愛い犬、マコが手の届かないところに旅立ち、
もう二度と動物は飼わない、情けをかけないと自身に誓ったのに、
マコが元気でいる間にも捨て猫たちが我が家に来ていて、
「 お腹がすいたよ~ 」と鳴く声に負け、ご飯を与えていた私。

マコが私に撫でられながら、遠くに逝ってしまったあと、
それまで遠慮していたニャンコたちが一斉に我が家に居つくようになった。
それらの猫はすべて誰かが捨てていったニャンコたち。 
人間不信になっていて、絶対に近寄らせないし触らせもしない。
万一体を触ろうものなら鋭い爪と牙で大変な目に遭ってしまう。 そんなことも二度三度。

全部で二十数匹も我が家に来たニャンコたち。 その殆どが女の子。
もちろん子猫たちを引き連れて来た母猫、当然ながら近づくと親子して逃げて行った。
獣医に猫を捕まえられないので薬をお願いしても 「 何とか捕まえて連れて来て 」の返答。
困り果て、私の持っている薬で一匹づつ眠らせ、避妊手術を受けさせた。
猫もバカで無いから、どんな方法を使っても捕まえられなかった。
だから私の薬を小分けして眠らせた。


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 台所に上がれるようになった

        トラ


そして残った猫がトラだけになり、シロが家族の仲間入りとなった。
けれど家猫となったシロが、昨年10月に忽然と姿を消した。 あれから一年になろうとしている。


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   シロの寝姿


シロが居なくなってションボリしていたトラ。
ようやく一人に慣れ、いつも私の近くにいるようになった。
ところがこの夏、8月14日夜から姿を消してしまった。

丁度そのころ、我が家のまわりの空き地や畑では除草剤を撒いていた。
我が家では農薬などの化学物質は使わないので、猫は安心して草など食べていたが、
もしかしたら除草剤のかかった草や、ネズミ防止の毒入りのダンゴを食べたかもしれない、
などと、とても心配し、シロが居なくなった時と同じように昼、夜とトラを探し回った。

8月も過ぎ、9月に入ってもトラは帰って来なかった。
そうこうしている内、金澤画廊個展も始まった。 毎晩帰ってから近くを探し回った。
トラ~、トラちゃん~、と呼んでも応えがない。 ああ諦めるしかないと腹をくくっていた。


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   トラの右足の傷


個展をあと二日残す17日朝、いつものように新聞を取り入れコーヒーを淹れようと
準備していると、ニャ~ン、と聞こえたような気がした。 空耳だろうと思っていたら、又、ニャ~ン。
か細い声が勝手口の扉のところから聞こえてきた。 まさかトラ? トラ?と呼ぶとニャ~ン。

急いで扉を開けると、そこにトラが!  一ヶ月以上も経って我が家に戻ってきてくれた。
けれどトラは一ヶ月前とは程遠い姿。骨と皮だけになっていて右足までもが異様な形をしていた。
触ろうとすると足を引きずって逃げてしまう。 どうすることも出来ない。
仕方ないので、水と少しのご飯を用意して金澤画廊に向かった。

出かける前に、もしかしたら寝てくれるかもと思い、やわらかい毛布の寝床を作ってやった。
帰ってすぐ勝手口を開けたら、今まで決して寝床に寝なかったトラが寝ていた。
トラ、ただいま、と呼びかけると、弱々しい目を向けて小さくニャ~ンと応えてくれた。
そのトラの声に、急に胸が熱くなり泣けてきた。

出かける前に準備していった、ご飯はそのまま。 水だけが少し減っていた。
捕まえられないならと、これまた手持ちの抗生剤を細かくして、食べ物に忍ばせて与えたが
食べようとしない。 よほど寂しかったのかニャ~ン、ニャ~ンと私を見て声をかけてくれる。

そしてトラの体をよく観察すると、右足が折れているようにも見え、赤い皮膚から血が出ている。
ああ困った、大型連休に入ってしまうし、トラを捕まえることさえ出来ない。
弱ったトラに睡眠剤を与えれば死んでしまう、こまった。

東京のSさんにトラが帰ったこととトラの状態を話したら、「 もしかしたら罠にかかっていたのかも 」と。
そういえばトラの足は異様に曲がっていて、肩から足の流れも尋常ではない。
長い間、罠に架かった状態で、罠を外してくれる人が来るまで痛い思いをしていたのだ。

何とか私の力で、そしてトラの生命力を信じて、そうして二週間。

トラの足の傷は少しずつだが良くなっているようにも見える。 けれどまだ傷口がふさがらない。
ただ帰ってきた時に比べると食欲も出てきた。 心もち顔に肉が付いてきたか?
やせ細った体はそんなに簡単に快復するはずもなく、いまだにガリガリ。

呼びかけに応えてくれる声も以前と同じくらいまで大きくなってきたし、峠は越えたはず。
後はトラ自身の快復力を信じるのみ。 今から病院に連れて行けば怖い思いをさせるだけ。
益々人間不信になってしまう。


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   トラとシロ


十数年我が家に居るトラだが、私が作ってやった寝床には決して寝なかったトラ、
今は自分から寝床に入って寝ている。
怖かったのだろう、痛かったのだろう、さみしかったのだろう、
トラの寝姿を見ていると、また涙がこぼれてしまった。

なんとか傷口がふさがり、これから右足は使えないけれど元気で居てほしいと願っている。
あれほど仲良しだったシロが居なくなって一年、トラにとって最悪の夏になってしまった。
けれどよく負けずに、忘れずに帰って来てくれたトラ、一日も早く元気にと、
安心しきって寝ているトラに、「 トラちゃん 」、とそっと呼びかけた。


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久し振りの 「 かけはし川 」

2009年09月25日 | 日記

金澤画廊個展が無事おわり、作品の整理などを先に行おうと取り掛かってみたものの、
頭の切り替えが下手な私、こちらを片付けている内に横のものが目に入り、
先に手をつけたものが中途半端の状態になり、それが延々と続く有様。

個展作品の搬入搬出はものの数時間で片付けられるのに、
家に戻って来た作品を片付けるのに手間取っている。
早くスッキリとしなければと、焦れば焦るほど散らかし放題になり、ふーっと溜息。


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   梯川の堤防


個展期間中は金沢に毎日通い、帰ったら歩こうと思っていたが、
当初の計画通りには動けず、ようやく今になって歩きの運動を始めた。

二週間のうちに、堤防はすっかり様変わり。
ススキはすでに盛りを過ぎ、柔らかい綿毛を風の吹くままに飛ばしている。
あれほど雑草でいっぱいだった堤防が、きれいサッパリと刈り取られていた。

刈り取られた堤防には彼岸花。
今年の気候変動でこの時季に咲くかと心配していたが、
彼岸花だけは暦通りに今が盛りと咲き誇っている。


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   彼岸花


雑草の刈り取られた後の殺風景な堤防、そのいたるところに咲き出している彼岸花。
こんなにもうつくしい花、一輪二輪を採取して壷に生けてみたいものだが、
彼岸花は家に持ち込んだらいけないと小さい頃から聞かされていて、
花に変わりはなしと思いつつも、採取してまで飾ろうという気が起こらないから不思議。

不思議ついでに、何故ゆえに彼岸花を採取してはいけないのだろうか?
この言い伝えは、この辺りだけの事なのだろうか。
よその地域では特にこだわりは無いのだろうか、など思いつつ彼岸花をめでつつ歩いていた。


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   キアゲハ蝶


最近の私の回りの事を思い巡らして歩いていたら、目の前を何かが横切った。
あっ、アゲハ蝶。 キアゲハ蝶がひらひらと飛んでいる。
こんな殺風景な堤防、何を求めて飛んでいるのだろうと目で追っていたら、なんと彼岸花に。

彼岸花には蜜があるのだろうか。
金澤画廊前に植わっていた芙蓉の木、その花を求めてクロアゲハが飛んでいたが、
まさか彼岸花にキアゲハが蜜を求めてくるなんて。  長年堤防を歩いているが、
この光景は初めてのこと。  わずかばかりの蜜を求めて飛び回るキアゲハ、
何となく 「はかなさ」 を感じるから不思議。 
日毎に深まる秋の風情、もの想う季節なのかも知れない。

そして作品の整理と片付けを行いつつ、パソコンでの整理も行っておりましたら、
またまたパソコンに不具合発生。  この前と同様に種々の対処法を試しておりますが
全く言うことを聞いてくれない。  サービスセンターに問い合わせしながら対処していましたが、
ハードディスクの不具合ではと。

仕方ないので早めに日記を載せたあと、販売店に持ち込みます。
修理に出し、すぐに戻ってくればいいのですが、さて今回はどうなることやら。
便利なものは何もなければ至極扱いやすいですが、不具合が生じたらどうすることもままならぬ。
それでは今から修理依頼をしてきます。


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金澤画廊個展 Ⅲ : デュオ・コシカワ

2009年09月20日 | 日記


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      金澤画廊前


  浅ノ川に架かる、梅の橋


二年ぶりに開催した金澤画廊個展、
多くの方々のご支援をいただきまして、無事に締めさせていただきました。
東京、千葉、仙台、鎌倉、名古屋の方々から多くのエールをお寄せ頂き、
久し振りの個展を待って下さった、福井、石川の地元の方々にも来ていただき、
有意義な作品発表をさせていただきました。

何度も同じ事を書いていますが、世の中は大変な不況嵐が吹き荒れており、
このような厳しい時にお客様が来て下さるかと、胃が痛くなるほど心配しておりましたが、
皆様の温かいお心に支えていただき、沢山の作品がそれぞれの方のところにいきました。

19日夕方いっぱいまで個展を行わせていただき、
今回の個展成功を画廊スタッフの方々と共に喜びあい、
次の個展まで互いに精進して頑張りましょうと、話し合いました。


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   デュオ ・ コシカワ


個展終了後、いつもお世話いただいている、越川さゆりさんとお嬢さんの和音さんの
コンサートにお誘いを頂き、カトリック金沢教会へ向かいました。

私が、DUO・KOSIKAWA=デュオ・コシカワ を聴かせていただくのは今回で4度目。
娘さんの、越川和音さんが東京芸大の大学院に進まれてから初めてのこと。
前回聴かせていただいてからしばらくの期間、その間彼女は色んなジャンルに挑戦し、
演奏技法はもちろんの事、表現も更に幅広く豊かになっていると期待し、
オープニングの最初の音に神経を集中させた。


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   演奏曲目


おや、チェロの響きが以前と違って聴こえる、聖堂内に響き渡る深い音色、
それは聴く人の心までも揺さぶる響きを奏でている。
二階のパイプオルガンのところに居る、私の所までもシッカリと彼女の思いが伝わってきた。

二階には越川さんのご主人が同じくカメラを構えられ、
奥様、お嬢さんの晴れの姿をカメラに収めていられた。
私の錯覚か、真後ろに林立しているパイプオルガンが共鳴しているようにも感じた。


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   越川さゆりさん・和音さん


いつもながらの、深く豊かなタッチで弾かれる越川さゆりさんのピアノ、
その、優しいお母さんのピアノの音色に包まれながらも自身の音を主張される和音さん。
しばらくの間に、随分と研鑽を積まれたと感心しきり。

人の声に近い音色を表現できるといわれるチェロ。
今回の和音さんの音色、特に微妙なビブラートが心地良く聴こえた。


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 越川さゆり


 プロフィール



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 越川和音


 プロフィール


これから、更に飛躍される越川和音さん。
聴いてくださる方々の琴線に触れる演奏を目指し、
日々の練習を続けてほしいと心より願った。
次に聴かせていただく演奏が楽しみになった。

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   浅ノ川のほとり


      ナツメ


心配した個展も良い結果で締めさせていただき、
その幸せな気持ちのままお誘い頂いた、デュオ・コシカワ、チャリティーコンサート。
越川和音さんの目を見張るほどの豊かな表現に、会場いっぱいの聴衆からは大きな拍手。

昨晩は時間いっぱいまで作品展示をさせて頂き、その後のコンサート。
今日午前、再び金澤画廊へ出向いて作品搬出作業。
少し時間が空き、浅ノ川のほとりを散策してみましたら、珍しいナツメ。
小さかった頃、木によじ登って少し渋い味の実をほおばった事を思い出しました。

自然溢れる郷土、そこで培われる芸能、芸術。
若い世代の方々の、これからの成長を期待しつつ、
私も更に研鑽を積まねばと、心に深く誓いました。


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金澤画廊個展 Ⅱ 

2009年09月16日 | 日記


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   金澤画廊


14日、月曜日は画廊の休館日。
いつもの環境と異なる毎日を送ってきて、少しばかり疲れが残っていましたが、
これ又いつもの癖で、朝起きると同時にパソコンのスイッチを入れた。

パソコンで整理しなくてはならない事柄をせっせとこなしていましたら、
液晶画面が突然真っ黒に。 テキストを開いてあらゆる方法を試したが元に戻らず。
どうする術もなく、購入した店にパソコンを持ち込んだ。

診断は液晶表示の基板の不具合では、との事で修理出し。 今週末には直るかもと。
諦めていたら連絡があり、今晩修理が終わってパソコンが戻ってきた。
一日遅れの日記になりましたが、何とか書ける状態になりました。

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   梅の橋


昨年から言われている、100年に一度の大不況、
金澤画廊と相談し、こんな時代だから、ゆっくりと作品をご覧頂くことに、と
二週間の個展期間を設けさせていただきました。

そうは言っても大変な不況であることは事実、一体どうなることかとハラハラしていましたが、
心優しいお客様方が沢山お越しくださり、無事に前半を終えることが出来ました。
そして修理に出してあったパソコンも今晩戻ってきて、日記を書いております。


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  何処からともなく
   三味の音
  


いつの個展も同じことが言えるのですが、お客様をお迎えする時間が重なってしまうこと。
せっかくお越しいただいたのに十分なおもてなしも出来ず、申し訳ない気分でいっぱいに。
その忙しい時間が過ぎると、ポッカリと時間が空いてしまうのです。

天気にも恵まれ、画廊前を流れる浅ノ川のほとりに出てみると、何処からともなく三味の音。
何処?どこから?と耳を澄ませて音が流れてくる方向を見やれば、梅の橋の向こうから。


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   三味をひく青年


肉眼でははっきりと見えなく、一体どなたが奏でているのだろうと、
カメラの倍率を最大限に上げた。 ん? 青年? それも髪を黄色く染めている?

しばし三味の音を聴いていると、何となく小唄のようにも感じる旋律。
それもそのはず、川むかいは東茶屋街。 お座敷で三味を奏でられることも多々。
初秋の光の中、穏やかな川の流れと三味の音、蝋燭の明かりで聴くそれとは異なり、
三味の音も何となく軽やかに聞こえるから不思議。 


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   滝の白糸像


画廊前には滝の白糸像が太陽光線を浴びて、観光客が訪れてくれるのを待っている。
像の右横の白い箱、そこに書かれてある、水、と読めるところに掌をかざすと、
滝の白糸像の右手の扇子から勢い良く水が出る仕掛けになっている。
いままで何気に見ていたが、今回初めて手をかざしてみた。
いつか見た水芸のように勢い良く水が飛び出してきた。
ご旅行される機会があればお試しを!


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   クロアゲハ蝶


9月も後半に入り、白糸像の脇に植わっている芙蓉の花も随分と少なくなって。
そんな季節の今、大きなクロアゲハが、わずかな花を求めてフワリフワリと飛び回っていた。
ほんの数輪の芙蓉の花から蜜を吸い取ろうと、懸命に羽ばたいていた。

たった一羽のクロアゲハ、十分な蜜を吸えたのだろうか。
この時季は花の少ない季節でもある。 次の子孫を残せるようにと願いつつ、
白糸像の周りをゆっくりと飛び回っている蝶を眺めていた。

二年ぶりの金澤画廊個展も土曜日まで。
伝統の技法を守りつつ、現代生活に調和した種々の作品を展示してあります。
ぜひお越しいただき、手で触れていただきたく願っております。


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金澤画廊個展

2009年09月10日 | 日記


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   金澤画廊


秋の空と何とかは、とは言うものの、それはあくまでもたとえ話し。
二年ぶりの金澤画廊個展、心配した天候も取り越し苦労で空もスッキリと晴れ渡り、
加えて湿気も少なく、すがすがしい日和で個展が始まりました。

初日から沢山の方々にお越し頂き、久し振りにお目にかかって楽しいひと時を過ごしています。
厳しい経済状況の中、又も心配致しました今回の個展、どうなることかと気をもんでいましたが、
今回の為に待っていて下さったとお聞きし、心より幸せに思っております。


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   画廊内部


お客様方や知り合いからもお祝いのお花が届き、会場を彩ってくれています。
今回も心こめて作り上げた作品達、どのようにご覧いただけるかと心配でしたが、
沢山のお褒めのお言葉を頂戴し、嬉しいやら恐縮するやら。

こんにちまで紆余曲折ありましたが、精一杯の仕事をしてきて良かったと思っています。
金澤画廊主人さんが生けて下さったお茶花も作品とピッタリと調和して。


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   青磁壷 径ー14、0cm
         高ー30、6cm


   花=秋海棠(シュウカイドウ) 


今回出品した作品は、私の主とする青磁作品、白磁、窯変鉄釉、窯変辰砂、そして金結晶。
それぞれが互いに調和を保ちつつ、会場で皆様のお越しをお待ちしております。


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   青磁掛け花入れ


    花=山ボウシ


今は初秋。
季節の変わり目で花が無い時季。 花の事が心配でしたが、先に贈って頂いたお花の他に、
貴重な茶花も頂戴し、このように楚々と生けこんであります。


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   飛青磁壷


我が家の庭にも山ボウシが実っておりますが、このような美しい姿ではなく、
諦めておりましたが、お分け下さった方のお心で壷と花が品良く饗宴しております。


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  画廊内部


金澤画廊の内部の様子です。
写真の左側にも展示スペースがあり、くつろいで頂くテーブルもセッティングしてあります。
個展が始まってから今日で三日目、緊張感が抜けたのか少しばかり眠気も手伝って。
会場内は私の大好きなショパンの曲が静かに流れております。


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  夕陽を受ける
   滝の白糸碑


時間が空いたとき画廊の外に出ますと、先日までの暑さが夢のように、
画廊前の浅ノ川から涼しい風が渡ってきて、並木町辺りはもう秋。

観光名所のコースに当たっていて、滝の白糸像、その向こうに梅の橋が架かって。
金沢らしい風情を味わうには最良の名所だと思います。
今回の個展はいつもより長めの期間を頂き、14日の休日をはさんで
19日まで開催しています。

兼六園からもすぐの所の画廊、
友禅流しで有名な浅ノ川のほとりの金澤画廊、是非のお越しをお待ち申し上げます。


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