9月20日から開催します個展のご案内です。
2016年9月20(火)~29日(木)
ギャルリ・サロンドエス
東京都中央区銀座6-3-2 ギャラリーセンタービル2F
自然との出会いを求め。
パソコンの具合が 悪くて、
いつものような記事を書けません。
もうしばらく、お待ち下さい。
9月20日から開催します個展のご案内です。
2016年9月20(火)~29日(木)
ギャルリ・サロンドエス
東京都中央区銀座6-3-2 ギャラリーセンタービル2F
自然との出会いを求め。
パソコンの具合が 悪くて、
いつものような記事を書けません。
もうしばらく、お待ち下さい。
ここ数年間、豊作だった我が庭のトマト、
今年は全くの不作、実ってはいるものの、数が極めて少ない。
毎年トマトピューレを作って冷凍保存して楽しんでいたが、
今年は作れないし、食べる量も少ない。
あさ、いつものように廊下から玄関を見ると、
何やら置いてある姿がガラス越しに見える。
皆さんが心配下さってトマトや野菜を置いて下さる、ありがたい。
トマトは本当にありがたい。毎食食べても飽きない野菜だ。
先日はホウレンソウが玄関に置いてあった。
まったく葉物野菜が無かったので大助かり。
新鮮なうちに工房前でキレイに洗った。
すぐ茹で、3食分は冷凍保存した。
野菜は本当にありがたい。
今年はやけにヤモリの姿を見ることが多くなった。
日中は眠っているはずなのに、なぜかガラス窓にくっついている。
子供のヤモリも沢山見る機会が多くなった。
害虫を食べてくれるのでありがたい。
でも、正直苦手である。
暑さが厳しく、加えて湿気も半端ではない。
モワーとした暑さに加え衣服にまつわりつく湿気。
数日前に畑に行き、ナスビ、ピーマン、ゴーヤを採取。
ジャガイモを植えてあった場所には小さい草が生えていた。
が、連日の猛烈な暑さと湿気で、草が一気に成長した。
種が付く前に草むしりをしなくては、
分かってはいるけれど時間調節が上手く行かない。
日中は30度超えの暑さが毎日、日ざしも強くとても無理。
でも近い内に何とかしなくては本当に大変な事になってしまう。
どうにかして草むしりに出なくては。
ともあれ、これまた大量に実ったナスを採取。
種類の異なるナスを植えたが、みごとに生育している。
誠に贅沢な話だが、毎食のナス料理は、いい加減飽きて来た。
よその畑も大豊作となっている。
昨年オバちゃん達に株分けしてもらったハーブ系の花、
立派に育って美しい紺色の花を付けている。
近づいただけで、セージのような香りがする。
銀座個展まであと少し。
最終の窯焚きを行った。
夏の窯焚きは厳しい。
とんでもないくらいに温度が上がり、
強制換気で窯場の熱気を外に放出している。
それでも輻射熱が強く、心配しながら窯焚きを行った。
徐々に窯の温度を上げて行く作業。
夏場の窯焚きは大変。窯の近くの温度は尋常ではない。
炉内の温度が高く、コンクリートの床まで赤く染まった。
このままだと危険なので、強制換気扇を回した。
窯場の温度も幾分下がって一安心。
今回の窯焚きは、青磁、白磁を焼いている。
上手に炉内の雰囲気を変えてやらねばならない。
煙道から見える炎、
この青い色の出具合を確かめての窯焚き。
強くても弱くてもいけない。程よい青色が出れば成功。
どこかに参考書があった訳でもなく、すべて経験から。
ゆっくりと時間をかけての窯焚き。
緊張をほぐすために外に出た。
午前中はスコールのような強い雨が降っていたが、
午後から止み、青空さえも見えていた。
ウロコ雲も広がり、秋近しを感じた。
つぎに焚く作品に青磁釉薬を施した。
いつのまにか数十年の年月が過ぎ、
工房の中も狭くなってしまった。
工房が広ければ楽勝で作業を進められるが、
狭い工房の中、結局ロクロ場を片づけての作業。
粘土やゴミが混ざってはいけないので、
徹底的に掃除を行なった。
青磁は釉薬を薄く掛けると青く発色しない。
かなり分厚く釉薬を掛けなくてはならない。
厚く掛ける分、焼成中に剥がれ落ちる事がままある。
慎重に、丁寧に釉薬掛けを行った。
壺などの作品なら、少々の重さがあっても問題ないが、
食器類になると、ある程度かるく焼き上げなければならない。
素地自体はとても薄く作ってあるが、
タップリと釉薬を掛けるので重くなってしまう。
青磁釉薬自体は色が付いていない。
厚く施すから青く発色する。
毎日30度を超す気温、
日中はとてもではないけれど、歩きに出られない。
午後6時、学校のオルゴールだろうか、
♪ ななつのこ、が聴こえ始めると太陽も傾き始める。
頃合いを見計らって堤防の歩きに出かけた。
気温はまだ高いまま、
折り返し地点の橋に着くころには汗だくに。
ほんの数分休んで、上流に向かって家路についた。
太陽は沈んでしまったけれど、
空には夕日を受けた雲がたなびいていた。
川面に移る夕焼雲、旅愁を誘う。