オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

ショスタコーヴィッチ

2010年11月10日 11時01分59秒 | 音楽
ショスタコーヴィッチ 交響曲第9番 変ホ長調 作品70
  
ルドルフ・バルシャイ指揮ケルン放送交響楽団

(輸入盤)BRILLANT CLASSICS 6324 (「ショスタコーヴィッチ交響曲全集」より 1995~1996年録音)

旧ソ連出身の指揮者ルドルフ・バルシャイの死去のニュースが伝えられました。享年86歳。
ご冥福をお祈りします。

さて私がバルシャイの指揮で持っているCDは「ショスタコーヴィッチ交響曲全集」のみ。
申し訳ないのだがバルシャイが好きで購入したのではない。このアルバムが発売当時、ショスタコーヴィッチの全15曲の交響曲が11枚のCDに納まって3000円の超お買い得価格だったからである。財政難の私にとって、すぐに飛びついたアルバムです。ただ、現在もショスタコーヴィッチの交響曲が聴きたい時は、このアルバムを取り出しています。
私は残念ながら、まだショスタコーヴィッチの作品を本当に自分のものにしていない。
交響曲第9番は私の若い頃、その作品の良さがさっぱり解らなかったですが、この齢になって、全く逆になってしまった。
ショスタコーヴィッチの交響曲は、けっして柔(やわ)ではない。ある程度、格闘が必要である。
ショスタコーヴィッチの作品ではユーモアや皮肉さ、そして壮絶な迫力の奥底に流れている作曲者の孤独感や悲痛な叫びを、どこまで聴き手が感じとることが出来るかが分かれ目であろうと思っています。
私はベートーヴェンの弦楽四重奏全曲を懸命に聴いています。そして、もう少しで聴き終わります。交響曲と全く違う世界。ベートーヴェンがすぐ側にいて本音を語っているような気持ちになりました。
ショスタコーヴィッチにも15曲の弦楽四重奏曲があります。
情けないことに、私はまだ聴いたことがありません。晩年の第13番は涙の出ない墓場の音楽と評した記事を読んだことがあります。どんな音楽なのであろうか?
来年は私自身、ショスタコーヴィッチの作品を改めて正面からきちんと聴く一年になりそうです。

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