一昨日、夜のNHK・Eテレ「クラッシック音楽館」で放送されたアレクサンドル・ヴェデルニコフ指揮NHK交響楽団の10月の定期演奏会。
プログラムはドヴォルザーク・チェロ協奏曲とチャイコフスキー・交響曲第6番「悲愴」
チェロ独奏はアレクサンドル・クニャーゼフ。私が先月末聴いた兵庫芸術文化センター管弦楽団の定期演奏会と同じ組み合わせ。
クニャーゼフのチェロの響き。心に響くチェロである。アンコールも同じバッハの無伴奏チェロ組曲第2番から「サラバンド」。
何とかしてクニャーゼフのバッハの無伴奏チェロ組曲全曲のCDを手に入れなければ!
そしてチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」。
第1楽章、何か歯ぎしりするような冒頭、そのあとのしみじみとした美しい旋律、激しい心の葛藤の高まりの中間部、そして、そのあと詠嘆的な後半。
ヴェデルニコフはドラマのように見事に聴かせてくれる。
そして心に残ったのは第4楽章。
ゆっくりとしたテンポの演奏は何か死を目の前にしたチャイコフスキーの慟哭なのかもしれません。
それにしても先週放送された「春の祭典」、そして今回の「悲愴」と、今まで聴きなれていた作品が、初めて聴いたような強いインパクトを私に与えてくれました。
「春の祭典」の時もコメントしましたが、自分自身にとって最高の演奏を聴かせてくれる現役指揮者は、2001年に亡くなった朝比奈隆で途絶えたと思っていました。
そして今、アレクサンドル・ヴェデルニコフを知った喜びは、本当に大きいものがあります。
次の来日は、いつだろうか?その時もぜひ兵庫芸術文化センター管弦楽団の定期演奏会にも、ぜひ登場して欲しいものと強く願っています。
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チェロ独奏はアレクサンドル・クニャーゼフ。私が先月末聴いた兵庫芸術文化センター管弦楽団の定期演奏会と同じ組み合わせ。
クニャーゼフのチェロの響き。心に響くチェロである。アンコールも同じバッハの無伴奏チェロ組曲第2番から「サラバンド」。
何とかしてクニャーゼフのバッハの無伴奏チェロ組曲全曲のCDを手に入れなければ!
そしてチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」。
第1楽章、何か歯ぎしりするような冒頭、そのあとのしみじみとした美しい旋律、激しい心の葛藤の高まりの中間部、そして、そのあと詠嘆的な後半。
ヴェデルニコフはドラマのように見事に聴かせてくれる。
そして心に残ったのは第4楽章。
ゆっくりとしたテンポの演奏は何か死を目の前にしたチャイコフスキーの慟哭なのかもしれません。
それにしても先週放送された「春の祭典」、そして今回の「悲愴」と、今まで聴きなれていた作品が、初めて聴いたような強いインパクトを私に与えてくれました。
「春の祭典」の時もコメントしましたが、自分自身にとって最高の演奏を聴かせてくれる現役指揮者は、2001年に亡くなった朝比奈隆で途絶えたと思っていました。
そして今、アレクサンドル・ヴェデルニコフを知った喜びは、本当に大きいものがあります。
次の来日は、いつだろうか?その時もぜひ兵庫芸術文化センター管弦楽団の定期演奏会にも、ぜひ登場して欲しいものと強く願っています。
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