オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

今日、聴いたCD 11月6日

2012年11月06日 15時36分00秒 | 今日、聴いたCD
①メンデルスゾーン 劇音楽「真夏の夜の夢」作品61(1960年録音)
②ベルリオーズ   「幻想交響曲」作品14 (1963年録音)
③フランク     交響曲 ニ短調 (1966年録音)
④シューマン    交響曲第1番 変ロ長調「春」作品97(1965年録音)
以上 オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団(③④はニューフィルハーモニア管弦楽団)(EMI盤)

今日も朝からドップリとクレンペラー三昧。「ロマン派交響曲集、序曲集」の10枚組のCDを聴きまくる。

メンデルゾーンの「真夏の夜の夢」の録音ではアンドレ・プレヴィンがウィーンフィルを演奏した録音(PHILPS盤)が私のお気に入りでしたが、改めてクレンペラーの演奏で聴いてみると、指揮者の格の違いを痛感しました。私は、この作品をクレンペラーがバイエルン放送交響楽団を振った1969年のライブ録音のCDも持っていますが、こちらも改めて聴き直してみたい。こちらの録音はエディット・マティスの美しい歌声を聴くことが出来るのも魅力です。

ベルリオーズが面白かった。クレンペラーの指揮になると、本当にドッシリした演奏。ドイツ風ベルリオーズと言うべきか。私の大好きなクリュイタンスの東京ライブの録音と正反対の演奏。フランスのエスプリなどと全く無縁の世界。正にクレンペラーの世界。

そして今日もフランクの交響曲を聴いてしまった。すっかり病みつきになってしまった。
ドイツ風のどっしりした響きから、オーケストラの、うねりを上げてフランク独特の美しい旋律が湧きあがってくる様は、他の指揮者では味あうことのできないゾクゾク感があります。

シューマンの「春」はシューマンの演奏として重く感じられて、その重さで毛嫌いされる演奏かもしれませんが、ゆっくりとした流れの中に、何か指揮者の熱い思いが伝わってきます。まさに大家の風格あふれる演奏と言うべきか!



最新の画像もっと見る

コメントを投稿