オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

小澤征爾のバレエ音楽「火の鳥」(全曲)

2016年03月22日 14時55分42秒 | 今日、聴いたCD
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」全曲

小澤征爾指揮パリ管弦楽団(1972年録音 制作レーベル、EMI)


私は今、一番ハマっている作品はストラヴィンスキーのバレエ音楽「火の鳥」である。それも、よく演奏される組曲版ではなく、1910年の全曲版の方である。
今年1月のフィギュアスケートの全米選手権でのグレーシー・ゴールドの「火の鳥」の演技を見て、すっかり火の鳥中毒になってしまった。
ゴールドは2月の四大陸選手権では残念な結果でしたが、いよいよ間近に迫ったきたボストンでの世界選手権では世界のフィギュアスケートファンを魅了してくれるものと信じています。
さて、数日前、たいへん懐かしい録音のCDが届きました。
小澤征爾指揮パリ管弦楽団による1972年の録音。
私が学生時代に初めて手にした「火の鳥」の全曲版による録音である。当然ながら当時は、まだレコードの時代である。今までCDで買い直していなかった。
ジャケットの火の鳥をあしらったデザインが本当に懐かしい。しかしレーベルのロゴがEMIでないのが、やはり寂しさを感じた。私が所持していたレコードは天使のマークだった。
さて当時、火の鳥の全曲版による演奏の録音はアンセルメ盤と小澤盤くらいしか無かった時代だったのでは?なぜ当時、火の鳥の全曲を聴こうと思った理由は今となっては、さっぱり思い出せない。
レコードに針を落として(懐かしい表現だなあ)初めて聴いた時、組曲を聴きなれていたので、本当に驚いた。全く違う作品のように聴こえた。やはりオケの楽器の編成に違いがあるので、この作品の持つ色彩感や迫力が別物のように聴こえたに違いない。
ところで今回届いた小澤盤。素晴らしい響きである。ただ何かパリ管弦楽団の響きの小澤さんの指揮が乗っかっているのでは?と感じました。
こんな感じを持つのも長い年月が経っているからでしょうか?ただ素晴らしい演奏であるには間違いないのですが・・・。
私は現在、この作品の録音ではコリン・デイヴィス指揮アムステルダム・コンセルトへボウ管(1978年録音、フィリップス盤)を愛聴していますが、コンセルトへボウ管の底力を感じさせられる演奏に、すっかり慣れてしまったためかな?と思ったりしています。
ただ小澤さんの録音というと、現在ではサイトウ・キネン・オーケストラが中心になっていますが、1970年代前半の、まだ若き日の小澤さんの録音を再び聴きなおせて良かったと思っています。この頃の録音を、再び聴きなおしてみたいものです。





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