オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

ワルター指揮の交響曲「大地の歌」(Tahra盤)

2016年04月08日 15時48分02秒 | 今日、聴いたCD

マーラー 交響曲「大地の歌」 キャスリーン・フェリアー(アルト)ユリウス・パツァーク(テノール)ブルーノ・ワルター指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1952年5月17日、ウィーン、ムジークフェラインザールでのライブ録音 Tahra盤)

フィギュアスケートの世界選手権もあり、このところクラシック音楽からはご無沙汰のように思われてもしかたがない状態ですが、仕事が休みの日はコツコツとCDを聴いています。
今、市立図書館でエリック・ライディング、レベッカ・ペチェフスキー共著「ブルーノ・ワルター 音楽に楽園を見た人」(音楽之友社)を借りてきて返却日を気にしながら、この分厚い膨大な本を懸命に読んでいます。
今、ワルターが愛したキャスリーン・フェリアーが、この世を去ったあたりまで来ています。あと、もう少しである。
読んでいて大指揮者ブルーノ・ワルターの激動の生涯が重くのしかかってくるような気持ちである。
この本を読んだ感想は、全ページ読み切ったあと、改めてコメントするつもりです。
そのためか今日、手に取ったCDはワルターの指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団によるマーラーの交響曲「大地の歌」。独唱は、もちろんキャスリーン・フェリアーである。
この組み合わせによる録音はDECCA盤が有名ですが、今日聴いたのはDECCAでの録音直後のコンサートのライブ録音。
そして、やはり一番の聴きどころは、この作品の核心と言える第6楽章「告別」。独唱のファリアーのライブならではの感情移入の深さもあり、DECCA盤以上に感動を憶えます。
当時のライブ録音としては比較的良い音。ライブ録音なので、多少キズもありますが、ワルターの表現が手に取るようにわかるので、DECCA盤もありますが、こちらも捨てがたく愛着を持っています。
1953年10月、癌のため短い生涯を終えたキャスリーン・フェリアー。
その死の前年の録音。指揮台で、その彼女を見つめるワルターの眼差しが目に浮かぶようです。







にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村




 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿