オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

宮原知子さんの「蝶々夫人」

2017年11月12日 21時22分47秒 | 2017-2018年シーズン
今年のフィギュアスケートのNHK杯。一番楽しみにしていたのが宮原知子さんのフリープログラム「蝶々夫人」の初お披露目を見ることでした。
順位としては残念な結果でしたが、ケガによるブランクによる久し振りの競技会だったので、とにかく、これからどんどんレベルが上がっていくものと確信しています。オリンピックシーズンはオリンピックが始まるまで山あり谷あり。これから、オリンピックまで、いろいろなドラマがあるでしょう。そして日本女子シングルのドラマの中心は、やはり宮原さんでしょう。あの荒川静香さんもトリノオリンピックシーズンでは出場しなかったNHK杯からオリンピックまで物凄いドラマがあったことをNHKで放送された「金メダルへの道」で知ることが出来ました。そんな意味でも宮原さんの今シーズンのプログラムが、どう変わっていくのか注目していきたいです。
さて宮原さんの今シーズンのフリーの曲目はプッチーニの歌劇「蝶々夫人」の音楽。使用された楽曲は次の通り。

①第2幕第2場の冒頭の音楽
②第2幕第1場「ある晴れた日に」
③第2幕第1場 宮さん宮さん~「ヤマドリ様・・・愛の苦しみに」
④第2幕第2場「愛の家よ、さようなら」
⑤第2幕第2場 大詰めの音楽
⑥第2幕第1場「ある晴れた日に」

「ある晴れた日に」のみピアノ版。その他はオーケストラ版。ただし歌唱はなし。全て第2幕の音楽であるのが興味深いものがあります。
「蝶々夫人」の音楽のプログラムと言うと、今も2015-2016年のシーズンの浅田真央さんのプログラムのイメージが今も強く残っています。浅田さんのプログラムは、ほとんどが「ある晴れた日に」。後半は歌唱入り(音源はミレッラ・フレーニの録音)でヒロインの蝶々さんに感情移入した演技でしたが、宮原さんの演技は、使用された楽曲の多さから、どちらかと言うとプッチーニの美しい音楽に寄り添った演技のように感じました。
それにしても私はオペラが大好きなので、オペラの音楽がフィギュアスケートのプログラムで登場すると、どうしても特別な感情で演技を見てしまいます。今回の宮原知子さんの「蝶々夫人」は素晴らしいプログラムになると思います。ぜひともオリンピックの大舞台でも披露して欲しいと願っています。






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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
NHK杯 (sasha)
2017-11-13 09:29:11
こんにちは。
さっとんの演技、思わず見とれてしまいました。
ジャンプの失敗を忘れるくらい
素晴らしい演技。
プッチーニの壮大な音楽に乗って
滑っていくさっとんの演技、
台頭してきたジュニア世代にはない
女王オーラがありました。
ブルーの衣装にオリンピックへの思いを感じますね。
次の演技がますます楽しみになってまいりました^^
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NHK杯 (オペラファン)
2017-11-13 22:10:06
sasha様

宮原知子さんの「蝶々夫人」はプッチーニの美しい音楽を生かした素晴らしいプログラムだと思います。おそらく暮の全日本選手権に標準を合わせているはずなので、今は、じっくりと滑り込んで最高のレベルを目指して欲しいものです。
ブルーの衣装はトリノでの荒川静香さんを連想させるものがあります。やはり日本の女子フィギュアの中心は宮原さんが中心ですね。
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