NHK杯では浅田真央さんはフリーではミスが目立ちましたが、SPは本当に素晴らしかった、最高だった。
リズム感あふれ、浅田真央さんの魅力満載の演技でした。
さて浅田真央さんのSPの曲目は「アイ・ガット・リズム」
作曲者がジョージ・ガーシュイン。「パリのアメリカ人」や「ラプソディ・イン・ブルー」の作曲者。バンクーバーオリンピックでのキム・ヨナのフリーの曲目であるピアノ協奏曲もガーシュインの作曲である。
「アイ・ガット・リズム」は1930年のミュージカル「ガール・クレイジー」でのナンバー。
このミュージカルでブロードウェイ・デビューをした、後にブロードウェイの女王と言われたエセル・マーテンが歌ってセンセーショナルな人気を得た。
現在でもジャズのスタンダード・ナンバーとして知られています。
映画では1951年のMGMの傑作ミュージカル映画「巴里のアメリカ人」に使用されています。主演のジーン・ケリーが子供たちと共にこの曲を歌い、見事なタップダンスを披露しています。
またジュディ・ガーランドが歌っている映像も見たことがある。
私はオペラ歌手のキリ・テ・カナワがガーシュインの歌を集めた「シングス・ガーシュイン」と言う素敵なCD(1986年録音、EMI盤)を持っているのですが今もカタログに残っているのだろうか?
このCDの最後に収録されているのが「アイ・ガット・リズム」である。
オリジナルのジャズから映画、そしてクラシックまで、いろいろな演奏で私たちを楽しませてくれている曲と言うべきでしょう。
今回、浅田真央さんの演技で、また一つ「アイ・ガット・リズム」の持つ楽しさ、リズムあふれる曲の持つ魅力を再発見することが出来ました。
やっぱり私にとって音楽とフィギュアスケートは連動しているようである。