オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

今日聴いたCD 11月1日

2012年11月01日 16時00分45秒 | 今日、聴いたCD
①メンデルスゾーン 序曲「フィンガルの洞窟」作品26
②メンデルスゾーン 交響曲第3番 イ短調 作品56「スコットランド」(以上1960年録音)
③ドヴォルザーク  交響曲第9番 ホ短調 作品95「新世界より」(1963年録音)
④フランク     交響曲 ニ短調 (1966年録音)
以上 オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団(④のみニューフィルハーモニア管弦楽団)(EMI盤)

今日は朝から昨日、届いたオットー・クレンペラー指揮フィルハーモニア管による「ロマン派交響曲集、序曲集」の10枚組のCDを聴いていく。
オットー・クレンペラー(1885年生~1973年没)は、まぎれもない大指揮者。それも巨匠の中の巨匠と言っても言い過ぎではありません。
その巨匠の録音をしばらく集中して聴いていくことになりました。クレンペラーの没後40年の節目を迎えるに当たって良い機会かもしれません。
さて最初に聴く録音は何にしようかと考えましたが、やはり彼の代表的な録音のメンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」を最初に聴いてしまいました。
かなり以前、テレビでクレンペラーのリハーサルの映像を見たことがあります。鬼のような形相でオーケストラを大きな声で怒鳴りあげ、本当に恐ろしかった。
そんな恐ろしいリハーサルを行うクレンペラーが、たいへん美しい旋律にあふれ、ロマンティックなメンデルスゾーンの交響曲第3番を得意にしていたのは本当に面白い。改めて聴き直して、やはりこの交響曲の最高の演奏だと再認識させられました。特に第3楽章のアダージョの美しさは例えようがありません。
なおクレンペラーにはバイエルン放送交響楽団との1969年のライブ録音(EMI盤)もあり、こちらも名演奏ですが最終楽章のコーダはクレンペラー自身が書き換えたもので演奏していて、こちらを好む方も多いようですが、やはり私は1960年録音盤の様にオリジナルの方が好きですね。コーダは大きく盛り上がって欲しい。好みの問題だと思いますが・・・。

ドヴォルザークとフランクは初めて聴く録音。
ドヴォルザークの「新世界より」はドヴォルザーク独特の民族色と全く無縁の世界。頑固なまでの、がっしりした骨太な演奏は面白かった。ドヴォルザークを聴くと言うよりクレンペラーを聴くと言っていい演奏。
そしてフランクの交響曲も「新世界より」と同様のスタイルの演奏。しかし、本当に圧倒された。堂々たる巨匠の音楽。
私はフランクの交響曲は大好きな作品でモントゥーとデュトワの録音を愛聴していますが、当然、クレンペラーの演奏は彼らと正反対の演奏である。
モントゥーとデュトワの演奏から聴こえてくる、この交響曲の持つ瑞々しさは感じることは出来ない。どっしりとした、重厚な演奏である。
そして、その分厚い響きで流れてくるフランク独特の美しい旋律。それだけに何かグッと来るものがあります。巨匠の心がオケを歌わせているのでしょう。
また一つ、この大好きな交響曲の愛聴盤が増えました。

今日は、ここまで。
次の公休日にはベルリオーズとチャイコフスキーを中心に聴いて行こう。





石川進さん、死去。

2012年11月01日 11時28分20秒 | テレビ



テレビアニメ「オバケのQ太郎」の主題歌を歌っていた石川進さんが亡くなりました。

この主題歌は、悪ガキ時代、よく歌っていました。

石川進さんの名前を聞いて、遠い昔の子供の頃を思い出すのは、私の世代まででしょう。

聞くところによると「ウルトラマン」の科学特捜隊のイデ隊員役は当初、石川進さんの予定だったらしい。

また一つ、私の悪ガキ時代の大切なものが失った気がして本当に寂しい気持ちで一杯です。

享年79歳。

ご冥福をお祈りします。