Fender Japan EXTRAD ST-57です。
1980年代後半に購入した物だと思います。
昨日、実家にお年始に行った際、10年ぶりくらいにご対面。
楽器屋さんに入荷直後、深いブルーメタリックのボディと、
美しい虎目の入ったメイプルワンピースネックに一目惚れ。
EXTRADは当時セミオーダーシステムにて作られていた物。
厳選した木素材&入念なラッカーフィニッシュが売りでした。
正確な購入日や購入価格は覚えていませんが…
けっこう高かったなぁ。
購入後、お約束のようにバラバラになり、
電気系統は全て交換してしまったので、オリジナルではありません。
元々はFender USAのピックアップが装着されていたと思います。
それをEMG-SAに交換。
手持ちのギターの中で唯一アクティブ回路のギターです。
ライブで使う想定ではなく、録音用(特にクリーンな音)でした。
弾きやすさを優先して指板はスキャロップ加工に…
作業途中で後悔が始まりました。
このメイプルネック、密度が高いのかもの凄く固かったんです。
何日かかったやら…
こうして手を加えたギターですが、メインで使われる事も無く、
ハードケースの中で何年も眠っておりました。
弦も錆びていました。 きっと内蔵の電池も死んでいる事でしょう。
可哀想な気がしたので、機会を作ってメンテナンスしてあげよう。
きっと今でも綺麗な音を出してくれる事でしょう。