居酒屋日記

Takeshi ORION Nishimori

ルシフェル@宝来家

2007年10月12日 | 外食・弁当


久しぶりに新宿で呑みました。

新宿で呑み っていうと、駅から近いので
ついつい足を運んでしまうJR線路脇のやきとり横町。

お馴染みの宝来家の前でマスターが一服中。
焼き鳥の煙の中に佇む姿が妙に絵になってるし…

もちろん、目的はこの宝来家だったので即入店。
珍しく1階のテーブル席。


連れは昔のバンド仲間。
1982年に始めたルシフェルというバンドの初代ボーカルのREI君。
ちなみに上の写真は1983年の渋谷屋根裏でのライブです。

そういえば、この渋谷の屋根裏(今は引越してしまったけど)
ビルの4階にあったのに、細くて暗い階段のみ!
機材の搬入&搬出が地獄のようでした。
そのうえ、2~3階がロンドンというキャバレーでねぇ
お店のおねぇさんたちが暇だったりすると
きわどい衣装でウロウロしていて妙な雰囲気でした。

思えば、REI君と一緒にバンドをやっていた20代の頃って
メンバーと呑みに行くって事は皆無でした。
今思うと何故だったのか覚えていないけど、
ライブの後のお楽しみ「打ち上げ」ってやった記憶が無いんです。
たぶん、メンバーそれぞれが車だったからかもね。
当時のライブハウスは今と違ってアンプやドラムが常備されてなかったので
すべて自前の機材を持ち込みでやるのが当たり前。
だからどうしても、それぞれが車を出さないとならなかったんですよね。

だから当時呑むのは人のライブを見に行った時とかだけだった~
特に、渋谷のラママというライブハウスはみんなのたまり場。
ライブがハネた後など、暇なバンドマンたちが行く所ないと集まって、
結局そこで宴会。最後はセッション。(ひどいと朝まで)
スタッフも交えて飲み放題状態で、みんな勝手にビールとか呑んでたなぁ。
そんな訳で、当時一緒に呑んでたのは他のバンドのメンバーの方が多かった…
おかげで横のつながりとか出来たんだけどね。。。

そんな訳で、最近なってからようやく昔のメンバーと呑む機会が出来ました。
お互い年齢を重ねてしまったけど…
少し話していると、頭の中はあまり変わってなくて、安心。
本当なら、当時からこうやって呑んだりできてれば、
もっとバンド内の意志の疎通も潤滑だったかもなぁ~
なんて今更思った次第です。

チュウハイをガンガン呑みながら
いつのまにかテーブルに並んだ肴の数々。
やきとんは言うに及ばず、
レバ刺し、ハツ刺し、コブクロ刺し、くじら刺し、
枝豆、ポテトサラダ、ピータン、もつの煮込み、
牛スジの煮込み などなど… よく食ったなぁ。。。
しかし、宝来家さん、美味いです。
それに安い。 初来店だったREI君も気に入ってくれたようでした。

四半世紀経ち、普段交流があまり無くても、
こうして美味い酒が呑めるのはありがたいです。
ある意味、同窓会のような気分。
他の仲間も元気にしてるのかな?
などと年寄り臭く昔が懐かしくなったりもしましたが…
わたしゃ別に引退した訳じゃないんで、
目先のリハやライブを見据えて頑張らないとね!

てな事で、ひさしぶりの宝来家で美味い酒が呑めました。
マスター また伺います~(って見てないか?)